月別アーカイブ: 2024年7月

《基礎科》後悔のない決断とは?

オリンピック始まりましたね。

僕が浪人中、ちょうど冬季五輪中で(4浪したのでもちろん浪人中夏季オリンピックもあった)
担任の先生に
「オリンピックはさ〜4年頑張って負けたらその次はまた4年後なわけじゃん?受験は毎年あるからめっちゃいいよね!」って言われたのをいつも思い出します。
その時は、「そ、そうですね!確かに!」って思ったんですが、落ち着いて考えると
4年に一度しか受験がなかったら逆に大変ですわ。
そして、その先生の後釜として、僕は今この予備校で教えているわけです。
人生って不思議。

オリンピックと違って1位以外も大学に入れるわけなので、
そういう意味では受験の方が間口は広いかもしれません。

普段スポーツを見ることはあまり無いのですが、
オリンピックとなると、急に見てしまいます。
地上波で見れない種目もネットでみれたりするので、
気づくと、ほんとにモニターをつけっぱなしだったり。
ほんとこういうことに関しては、いい時代になりました。

正直、オリンピックの行きすぎた商業主義や、
世界で争いの続くこの状況の中行われることについて
私自身も疑問や思うところもあり。
一方で日々スポーツを通して己を磨き続けた人々の、いわば天下一武道会。
ピュアに技と技のぶつかり合いは見ていて心が動かされ、自分も頑張ろうと思えたりします。
しっかりみんなが納得のいく大会になってほしいなと思う。

今回のオリンピックでは、僕の趣味であるブレイクダンスが公式種目として選ばれています。
実は日本はブレイクダンス強豪国で、かなりレベルの高いダンサーが多い国でもあります。
試合時間は夜中ですが、ぜひ見れる人は見てみてください。めちゃくちゃかっこいいので。

あとは馬術と競歩とBMXレーシングがいつも楽しみです。。(あまり地上波でやらない)

そんなダンス競技やスポーツといえば、部活なのですが。

基礎科で面談をしていて、所属の部活を聞いている中で一番多いのは美術部、
それ以外に意外と多いのが、軽音部、ダンス部、吹奏楽部など。
けっこう美術以外の部活を楽しんでいる方も多いようです。

そうした際に、部活と予備校の両立についてみなさん必ずと言って良いほど悩まれます。
スポーツ部の週6というのであれば、ある種悩まないのですが、
微妙な重なり方であったり、あとは高3の6月まで発表会やイベントなどで
引退ができなかったり。
しかも、上記の部活の場合、一人抜けても成立しなかったりすることも多く
相談されることが多いです。

正直こればっかりは、個人の判断というか「自分が後悔しないこと」が一番かなと思います。
そして、自分で決める、ということが一番大事かなと思います。
何があっても、自分で責任を持って選択したことだからこそ、
その分頑張ったり、美術の道にすっきりとスライドできたりするのでは無いかと思います。
他人や身近な人に言われて選択をし、よくない結末だった場合、
「そうしろって言われたから…」と思ってしまうのが人間なのではないでしょうか。

責任を持った選択をする、というのがもしかすると大人へ一歩なのかもしれません。

さて、個人の意見としてはどうかというと、
意外と続けても良いのでは、という気がします。

美大受験、という視野で見た場合、「予備校に行って受験対策をしないと、」
「人がX日通ってるから、私も、、、」となるのは当然だと思うのですが、
美術や表現の世界という、大学に入った後のことを考えた場合、
人と違った経験や、高校時代というとても限られた時間の中で経験したこと
というのは、今後の生活に大きな影響を与えます。
メンバーと、部員と、もしかしたら一人で、かもしれません。
その限られた時間の中で真剣に向き合ったことをやり切るというのは、
すごく大事なことなんじゃないかな、と僕は、思います。

考えはそれぞれあるので、
本当に、自分にとって納得のできる決断ができると良いですね。

僕も高校3年間バンドに生徒会をやったりしながら
ena美(当時は新宿美術学院)に通っておりました。
ギターやベースを担いで来てる生徒を見るとついつい話しかけてしまいます。

(高校時代のライブの動画をひさしぶりに見返してしまいました)

 

ただいま、そんな中基礎科、夏期講習が始まっております。

先端芸術表現科の夏期講習、始まっています!

こんにちは。ena美術新宿 先端芸術表現科です。

今年度及び昨年度の体験記は以下のリンクから。
2023年度体験記その1 その2    その3 その4  その5
2022年度体験記その1 その2 その3 その4

夏期講習も始まり、最初のタームが無事に終了しました。
一次対策素描・小論文では基礎的な課題をしっかりと仕上げることを徹底しながら、本番に向けての問いへの応答も徐々に仕上げていきます。
制作においては、夏に時間をかけて制作を進めると同時に色々なことを試みることができる時間になっています。講評会では、制作したものについて単に評価したりコメントするだけでなく、そのプロセスにおいてどういうことを考え、どういうことに迷ったのかなどについて話を聞きながら考えていきます。出来上がった「作品」を評価することではなく、制作や活動において自らが行なったことや行おうとしたこと、できなかったことなどを考えていくことを通して、自らの興味や関心のありかたを明確にすることを目指しています。

さて、夏期講習5期と6期については、まだ空きがありますので受講可能です!

5期、6期ともに、1Fのギャラリーも使用して講評会を行い、制作の記録も行なっていきます!
これから先端の受験を始める方、先端の一次や総合実技の評価基準について悩んでいるかたなど多くの方の受講をお待ちしております。

また、2学期からの入学を検討されている方には、特待生や遠割という制度もあります。遠割は1都3県外からの受講生に対する割引制度になります。

特待生の詳細 https://www.art-shinbi.com/pdf/2024_tokutai_02.pdf
遠割の詳細 https://www.art-shinbi.com/pdf/2024_enwari.pdf

2学期からの受講を検討している方は上記の制度もぜひ参考にしてみてください!

それでは先端芸術表現科でした。(画像は昨年度合格者の総合実技再現になります)

映像科:夏期講習会前半の報告!

こんにちは、映像科です。
ちょうど今日が夏期講習会のⅡ期・私立美大映像 総合型選抜コースの最終日でした。

このコースでは武蔵野美大をはじめとして総合型選抜の対策を行います。
ポートフォリオの提出が必要な人、プレゼンテーションやグループディスカッションが必要な人などさまざまですが、総じて言えるのは「自分が大学に入学して制作したい映像を具体的に考えておくこと」そして「その具体的なプランを言葉や文章で伝えること」です。

写真は武蔵野美大映像学科のディレクション資質重視方式を想定した課題制作の様子です。
個別で案を構想したあと、協力して一つの案にまとめました。

早い人は9月に出願があります。一般対策もあり大変かと思いますが、暑さに負けず乗り切っていきましょう!!

↓↓SNS(映像科公式)もよろしくお願いします!

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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースも開設)

彫刻科 夏期講習に突入!!

こんにちは!講師の佐宗です。
いよいよ夏期講習が始まりました!気温以上に熱い制作が行われています!
一期は7時間という受験に近い制作時間でデッサンと塑像をするチームと、長い時間をかけて大型作品を制作するチームで分かれていました。
まずは大型作品の秀作を紹介します!

自刻像をバストアップで制作しました。この大きさ、激しいポーズ、かなり難しかったとは思いますが、大きな破綻なく完成しました!腕を上げた時の肩や肩甲骨の動きなど、よく観察できたと思います。カットの仕方や髪の毛など、自由度が高い部分でさらに動きや形をカッコ良くできると良いですね!

ヘルメスの模刻、3日間で完成させました。なんと現役生の作品です。少しだけ動きが弱くなったものの、かなりの完成度です。最近デッサンもぐいぐい伸びている学生ですが、こうして時間をかけて模刻することでさらに彫刻作品への理解度が上がり、デッサンにも良い影響が出ていると感じます。次の作品も期待しています!

こちらのヘルメスも完成度高いです。動きをとても意識して制作できました。

7時間で制作したマルスです。短い制作時間の中では序盤中盤の仕事が特に重要になってきます。描写の完成度ももちろん大切ですが、大きな動きや形が合っていなければ意味がありません。途中段階でも印象を合わせていきましょう!

現役生の自刻像です。作り初めから明確な作品イメージがあり、力強く制作できました。柔らかな動きがとても魅力的です!

トルソーは胸像に比べると上から下までの響き合いを意識しなくてはならず難易度が高いですが、よく描けています。
動きも激しい像ですので最後まで体の構造を観察してほしいです。

グデアの模刻です。少しバサバサとした表面の仕上がりですが、量や形の精度はかなり高いです。ここからグデアのピタッとした魅力を出していけたら最高です。
模刻はとにかくフォームよく、たくさん動いていきましょう!

夏期講習は特に現役生にとってジャンプアップのチャンスです!熱く熱く制作していきましょう!(熱中症に注意!)

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

◯2024 1学期最後の7月ターム講評期間です。

2022年度オンライン教育/合格体験記   です。合格者掲載作品画像はオンライン教育科各月ターム制作時のものです。2023年度オンライン教育科合格体験記も近々up予定です。

特別講義は7月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。


◯2024夏期講習会 申込受付中です。

◯2024オンライン教育科夏期講習会 も同時期に開催されます。

Ⅰ期 申込締切 7/25(木)申込締切ました。

7/28(日) 10:00〜 オリエンテーション
7/31(水)〜12:00画像up締切 中間講評
8/3(土)〜16:30画像up締切 meetアドレス送信
8/4(日)個別時間 オンライン講評

 

Ⅱ期 申込締切 8/1(木)

8/4(日) 10:00〜 オリエンテーション
8/7(水) 〜12:00画像up締切 中間講評
8/10(土) 〜16:30画像up締切 meetアドレス送信
8/11(日) 個別時間 オンライン講評

オンライン教育科夏期講習会の課題数は、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはクラスルームコメントで随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。

※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

 

 

 

オンライン教育科 申込 新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。