月別アーカイブ: 2019年12月

留学生 合格速報!

留学生コースです。

多摩美大・武蔵野美大の外国人留学生試験合格速報です。
昨年に比べ、大幅に合格者が増えました!

合格した皆さん、おめでとうございます。

★来年の受験生のための【留学生スタートアップコース】1月入学生募集中です!
★1/10(金)18:00から、【外国人留学生試験説明会】を実施します。
⇒お申込みはこちら https://www.art-shinbi.com/request/?type=ryugaku

 

彫刻科 2学期末の作品紹介

こんにちは!彫刻科の小川原です。彫刻科では2学期末に弱点克服のための個別課題を集中的、連続的に行い、グッと実力を上げてきました。今までより短時間でよりグレードの高い作品が多く出てきていることが頼もしいです。

それでは1部の作品を紹介します。

2学期末、昼間部生の作品。

夏期講習生として新美に来てくれて、まだほとんど彫刻未経験でしたが、2学期でこれだけ成長できました!素晴らしい伸び率です。アバタやグデアくらいの大きさの像はコントロールできそうなので、さらに大きな像でも同じように全体をコントロールできると良いです。


今年初めてアムールを課題に出しました。初めての像でも考えるべきこと、やるべきことをしっかり考えて取り組めれば難しいことはないですね。慣れでやっている人は結構本番でうまくいかないので気をつけましょう!


カッコいい位置ですが似せるのが結構難しいんですよね。僕はこの位置のジョルジョが入試で当たりました。6時間のデッサンでこんなに印象の良いデッサンをかけている人はいなかったです。自信を持って行きましょう!このレベルで安定したら安心です!


形に緊張感が出ています。印象も捉えられていて良いですね!グデアは単純な構造の像ですが、そこに彫刻的意味合いが詰まっています。その彫刻がどういうものなのか分かろうとしながら制作することはとても大切です。


どっしりとした量感が描けていてブルータスらしい魅力が引き出せています。顔正面は顔が似ていないことには意味がないくらい顔が重要ですが、とても印象が良いです。第三者が見て何の疑問も抱かずに作品を受け入れられるって普通のことですが一番重要ですね。彫刻科の場合特にまずそこが入り口になっているところがあります。


何度かやり直しながら納得のいくまでやりきった作品です。時間をかけてでも答えを追求する姿勢が素晴らしいです。この出来を短時間の制作でも活かせるように何が大切なのかを考えてみてください。最終的にこうあるべきという理想が明確であれば短時間でもそれを目指せます。焦ると見失うので意識してみてください。

2学期末コンクール1位だったデッサンです。

光の印象が美しく描けていますね!バランスや動きもとても良いです。この調子で確かな安定感を獲得していってほしいです!


ポーズにもこだわりがあり、「手」を形にするときに自分なりのビジョンを強く持てているところが良いです。しかし重要なのはそれが鼻につかないくらい自然に作れていることです。

冬期講習に入って最初の課題は手とカラーボール、もしくはソケット電球でした。こちらは現役生の作品です。

6時間でよくここまでできたと思います。制作中も指導が必要ないくらい自分で考え、よく観察して取り組めていました。一つ一つ確実にものにしていくポテンシャルの高さに驚かされます。

昼間部生の作品。

非の打ち所のない作品だと思います。構成よし。ポーズよし。構造よし。質感よし。完成度よし。やりきっています。作者の「こうしたいな」という思いと僕らの「これこれ。こういうことだよね」というのが一致して来ています。偶然も含めてにはなりますが受験ってそういうものですね。

昼間部生の作品。ヘルメス。5時間半で制作です。

プロセスの中で迷いがあり、色々修正しての完成でしたが、最終的な見え方はとてもよいです。3次元的な動きもよく出ています。彫刻的に考えられた1枚ですね。

現役生の作品。

光が分かりづらい置かれ方をしていましたが、後半は自分で画面の中の空間を設定し、画面の中でヘルメスを成立させられるようにコントロールしていました。実際のバルールの見え方とは違いますが、ヘルメスとして正解に持ってこれたと思います。素直に写すだけだと結果作品として見た時に足りない。ということが多々あります。この短時間でこれだけのものを持ってこれたのは素晴らしいです。

モデル首像。昼間部生の作品。

骨格と表情が自然に一致していて良いです。経験が浅いとどうしても細部の表情に目が行きがちですが、それを支えているのは骨格であるということが分かって初めて説得力のある作品が出来ます。


とても完成度が高いです。形を徹底的に詰めて作っていながら、表面を整える事になっていないことが魅力的です。ただ仕上げていく。ということだけでなく。あくまで「人物の作品」としてどうなんだという追求が良いです。


人間としての存在の生っぽさがリアルに表現できています。そこにいるような気配は首像において最終的にもっとも重要な要素だと思います。ただ形を作るということではなく、それ以上の認識ができてようやく見えてくることではないでしょうか。

現役生の作品。

やわらかな土使いが魅力的です。表情も自然に見えてきますね。髪の毛の表現はそれに対してやや均質に見えるので、さらに魅力が出せるよう研究できると良いです。そこがうまくいくと全体での響き合いが増して顔も一層引き立つと思います。

 

さあ。ここから入試に向けて一気に加速して行きたいと思います。
「今日は君がよかったね、明日は誰がいいかな」ではではダメです。僕らはできるだけ毎日全員が良い作品を出せるように指導していきます。最終的にはたまたまでなく、自分の力で最高の作品が出せるようにならなければいけません。コンスタントに良い作品を出していくこと。それが当たり前であることを前提にしていきましょう!講師は段々見守るだけになっていきます。それでもできるように僕らはしっかり教えます!

 

 

 

二学期終了と冬期講習会。

12月ですが、結構暖かい日が多いです。こんな年は2月、3月の受験の時に雪が降ることが多い気がします。最近はオシャレな長靴も多いですので、オシャレを兼ねて準備しておくのも良いかもしれません。

デザイン工芸科夜間部です。

二学期の最後は、怒涛の模擬試験週間です。共通の課題から、専攻別の課題まで4課題やりました。模擬試験で実力の把握を繰り返し、そして指導有りの絵と指導無しの絵の違いを確認してほしいです。

良い結果の人は、さらに確実に描けるように。結果の今一つだった人は、分析して次に修正していきましょう。

 

冬期講習会に突入しています。冬の講習会では志望校別に実践的な課題をこなしていきます。時間対応も必要になってくる時期なので、のんびりせずにキビキビを動いて制作していきましょう。

この時期から直前にかけて、受験を突破するために大事にな格言を1つ。

迷うべからず!

 

冬期講習突入!健康第一!!

こんにちは、油絵科です。
ついに今日から冬期講習開始。
冬期講習が終わったら入試直前講座に突入してあっという間に入試がやってきます。
とか言うと焦るか
全然まだまだ焦らなくて大丈夫なのですが、強大な敵、

それは風邪!!

こっからはなかなかの体力勝負になるため体調管理は必須です。
冗談ではなく真面目に。
インフルエンザなんて本当に厄介
(インフルエンザに気をつけるんだよ!と、言っていた人が次の日からインフルエンザでお休みになったのは恐怖でした誰とは言いませんが笑)

夜間部では話をしたのですが、
予防接種をうったからって油断してはだめですよ!

手洗いうがいが一番ですよ!!

(イソジンが個人的に好きです。うがい薬)

汚い手でおにぎりわしづかんで食べちゃだめですよ!!

(わしづかんでたおにぎりでデッサンはじめた人がそーいえばいましたね。)

モチーフ食べないで下さい!!

(芸大の手渡しでみかんが出た時、試験開始と同時に食べ始めた人がいて、あわてて『手渡されたモチーフは食べないで下さい!』と放送が入ったのは記憶に新しいですね。一人じゃなくて何人もいたってのがまたすごいですね。おいしかった!!!って言ってましたね。)

食べ物はアトリエに放置しないで腐る前にすてて下さい~

(ビンの中でカビの培養実験とかやめてね。絵にジャム使って、瓶の中のジャム腐らして臭くするのやめてね。綺麗ですよね~、これ。とかじゃなく。)

なんだか今書いてて、毎年毎年これでもかってほどキテレツなことがたくさん起こる時期に突入するんだなぁと実感し始めました。(書かないけれども本当に毎年ネタの宝庫過ぎてビックリしてます。)

決して誰もふざけてない、全員本気。だから更に面白くなってしまうんだよなぁ。
泣いたり笑ったり迷ったり進んだり。
こっからは入試終了までは濃い三ヶ月になります。
濃い三ヶ月を乗り切るためにはまず健康な身体がないと。

手始めに今日からの冬期講習。のりきりましょう!!!
(写真は現在上野の森美術館で開催されているゴッホ展へ行ってきた時の寒空の西郷さんです。ゴッホ展・・・めちゃくちゃ混んでたな・・・)

秋葉原校:筑波大推薦入試結果速報

秋葉原校です。
いよいよ明日から冬期講習会です。
もうここまでくると受験間近ですね。
最後まで駆け抜けていきましょう!!!

さて、先日12日に筑波大学の推薦入試結果発表がありました。
秋葉原校からは

・洋画領域 1名
・構成専攻 1名
・デザイン専攻 1名

以上3名が合格しました!おめでとうございます。

正確な受験者数は公表されていませんが、生徒の話や合格者の受験番号を見る限り、例年以上の高倍率のようでしたね。
残念ながら結果がついてこなかった皆さんは、この先前期日程、後期日程と続きますので、
ショックは大きいかと思いますが、気持ちを切り替えていきましょう。

秋葉原校では
冬期講習会、入試直前講習会ともに筑波大受験コースを設けています。
最短1週間からの参加が可能です。
センター明けからガッツリ対策したい方、
最後の数週間追い込みたい方、
どちらも対応可能です。
まずはお問い合わせ下さい。

私大に続き、国公立でも推薦結果が発表されましたが、一足先に結果が出た推薦組も一般組に負けじと頑張ってほしいものです。
生徒の中には推薦合格後もままる真面目に通い続けたり、講習会を受講している子も多いです。
合格がゴールではありませんからね。頑張りましょう!!

●内生授業内作品