月別アーカイブ: 2023年10月

映像科:秋(から冬へ)

こんにちは、映像科です。
今日で10月も終わり。まだまだ暖かい日もありますが、着実に秋も深まりつつあります。
秋の先には冬。冬になれば冬期講習。webでは早くも受講生募集のお知らせが出ています
まだ少し先ですが、カレンダーに記入して気持ちの準備をしておきましょう!

以下は11月のカリキュラムになります。
今年度の受験を予定している方は、ぜひ(急いで)駆け込んでください…!
また来年度以降の受験を考えている方も、見学やご相談を受け付けています。

11/2(木):小論文対策or鉛筆デッサン対策
11/3(金):祝日のため休講
11/5(日):実技(感覚テスト型)/講評

11/9(木):小論文対策or鉛筆デッサン対策
11/10(金):志望校別対策(併願校課題 制作)
11/12(日):実技(感覚テスト型)/講評

11/16(木):小論文対策or鉛筆デッサン対策
11/17(金):志望校別対策(併願校課題 制作)
11/19(日):実技(感覚テスト型)/講評

11/23(木):祝日のため休講
11/24(金):小論文対策or鉛筆デッサン対策
11/26(日):実技(感覚テスト型)/講評

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前回に続きイベントのお知らせ。
「武蔵野美大映像学科 ディレクション資質重視方式」の対策授業は以下のスケジュールです。
・11/4(土)15:00〜20:00
・11/11(土)15:00~20:00
・11/18(土)15:00~20:00
・11/25(土)15:00~20:00

内容は4回異なりますが、1回からでも受講できます。詳しくはこちら
構想力テスト対策は毎回行いますので、出願予定の方はぜひ受講してみてください!

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また12/9(土)には「冬期講習直前講座」と題して一日限りの授業をします。
7月にも行った「『感覚テスト』を攻略する」の冬編になります!
詳しい授業内容はこちらを。

引き続き体調管理に気をつけながら(時には息抜きもしつつ)対策を進めていきましょう!

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彫刻科:公開コンクールお疲れ様でした。

講師の新妻です。新美彫刻科の公開コンクールお疲れ様でした。今年はマルスを出題しました。

今年は例年よりも参加者が多く、上位の作品は例年の今の時期としてはレベルの高いものが多かったように感じました。と同時にまだマルスという人体彫刻の持つ「そのものらしさ」についての読み解きよりも描き手の思い込みが先に透けて見えたり、頭部と胸部の関係を空間的に捉えている(捉えようとしている)作品が少ない印象でした。まだ時間はあります。デッサンや塑像で伝えるべきことは描き手が思っているよりもシンプルなことだったりします。そこをクリアにしていくために今一度自分の制作を整理して受験の後半戦に向かっていきましょう!

1位。スモールa評価が出ました。この時期に、この制作時間で、このアングルで、(しかも現役生で)結果が求められる場面でここまでマルスに寄り添ってデッサンできていることが素直にすごいなぁと思いました。グレーのトーンの扱いや空間設定のシビアさなど、ここからもモチーフに対しての興味理解を深めていけるよう貪欲に制作してほしいと思います。

2位。全体的な印象の良さが自然と目に入ってきました。ここぞという場面で基本を外さない、それだけでもむずかしいことですが、そこからどこまで観察と表現をリンクさせてこだわれるかは、まだ伸び代がたくさんありそうです。

3位。良いプレッシャーの中で仕上げてきた作品で絵としての冴えが抜群です。影のエリアやラインにまだやや強引さが感じられるので空間に置かれた物体としての自然さで最後は判断してあげられると強みが活きると思います。

 

続いて普段の習作紹介に移ります。

新宿中央公園での風景素描です。普段の課題では固く空間的なアプローチが鈍くなりがちな作者ですが、新鮮なモチーフのおかげか、日差しの爽やかな広場の抜け感を短い制作時間の中でも表現できました。

風景素描と同じ作者のデッサンです。空間への捉え方が今までのものから一段抜けてきたように思います。形に対してはもっと本物に寄り添っていきましょう。

表現のイメージについてはいつも模索している作者の、泥臭く形に執着した一枚です。地道に積み重ねた仕事が何よりも雄弁に語ってくる、そういう作品をいつも期待しています!

手と任意の生物を構成して作品にする課題です。アイデアを聞いたときに、造形や粘土の色味や質の差の表現で幅が出しやすい良いチョイスだなと思いました。背中の硬質な感じや、そこをノックするような手の内在する力の表現にもう一押しリアリティが欲しいところです。

大胆に塑像板の裏まで絡みつく足が、選んだ生物らしさを強調しています。手のクオリティやシルエットの手らしさがタコと同等の魅力を持ってそこにあるとなお良いですね。

複数の手を海中の珊瑚やイソギンチャクのイメージを持って作りました。手の配置を空間の中で上手く扱うことで影の色味やシルエットが効果的に見えてきます。選んだシチュエーションや生物へのこだわりや引き込みをもっと思い切ってあげても良いかなとも感じました。

続いて夜間部生の作品です。

グデアの模刻です。デッサン、塑像ともにメキメキ上達している最中です!序盤から大きな組み立てを意識して、グデアらしさを常に感じながら作れている様子でした。この調子!

騎馬像らしい威厳のあるガッタメラータ像をこの位置から仰ぎみた時のスケール感が伝わってきます。6h描きの作業の采配もだんだん板についてきましたね。

絵的に良い感じなだけじゃなく立体として紙の中に成立するように描くには?という作者の課題がだんだんと身を結び始めてきました。形やラインの印象も手なりのものが消化されてきました。

アトリエの中から廊下を見たようなアングルの室内空間を素描しました。しっかり建物の構造的な形は合わせつつ、馴染みの場所を眺めているようなじんわりした空気感が出ていて良いですね。部屋のプレートの入れ方がニクイ。

留学生の自画像です。試験時間を想定した中でも完成度を上げてこれるようになりました。成長を感じます!

基礎科生も頑張っています。

本人の雰囲気が出ています。前回作ったときよりも立体的な面性やパーツの周りの形を観察できました!

初自刻像です、上手です。作り初めから完成までの間でのアドバイスをどんどん吸収していけました。視線も作品的に活き活きした印象があって良いですね!

こちらもかなり本人に似ています。首周りや様々なアングルからの形の印象も確認できるようになってきました。今後が楽しみです!

今回は以上です。ではまた!

秋葉原校 近況

秋葉原校です。

先日武蔵美、多摩美系デザイン公開模試が終わりました。実力を発揮できた生徒、発揮できずに悔しい思いをした生徒と様々だったと思います。大人数で志望校の課題を制作し、点数や順位がつく数少ない機会なので入試に向けてうまく活かしてほしいです。

秋葉原校では早速授業で模試のリメイクをやってもらいました。課題においてリメイクという作業はとても大事だと思います。一枚一枚着実に積み重ねていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

油絵科の課題は来週から絵本制作です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校舎には毎年生徒が描いた絵本が増えてます。作る方も講評も楽しそうですね!

 

受験を意識するとどうしても忘れがちになりますが、楽しんで作品を作るというのが良い作品を生み出す元になると思うので楽しく絵を描きましょう!

 

 

 

 

旧新美卒業生がデモストに!<大宮校油画>

2学期が始まり、冷たい風が吹いていますね。受験に現実味が帯びる最中、油絵科に元新美渋谷校の現役芸大生、梅澤先輩が絵を描きに来てくれました。

生徒にとって、真横でアーティストが絵を描くということは、大きな刺激になったのではないでしょうか。新たな素材や道具、タッチなど盗めるところはどんどん盗んでいきましょう!「受験に合格するための絵」ではなく、純粋に「絵」を描くという行為について考えるきっかけになったと思います。

 

冬期講習までに表現力をしっかり身につけて、グッと絵画年齢を上げて、良い絵を描けるようになりましょう!

渋谷校デザイン工芸科 冬期受講の仕方

渋谷校です。

冬期の講習会の申し込みが始まりました。今回は冬期講習会の申し込みについて解説します。
まずは全体のスケジュール表です。

この後、
基礎科(高1、高2生向けのコース)
受験科(芸大、私大平面形、私大立体系、その他志望校別)
に分けて受講のアドバイスをするようにします。

 

まずは基礎科の受講の方法です。
基礎科は1課題ずつの選択での受講になっていますので自分の都合に合わせて受講してください。
初心者は課題を続けて取ったほうが習熟も早いと思います。

デッサンコースは
前期(12/16~12/21日)は高校の授業もあるので夜間PM5:30~20:30の制作。3日制作でデッサンのみの日程となっています。
中期は(12/23~12/30)、後期は1/4~1/7でAM9:30~PM4:30の時間なのでたっぷり制作したい人向けの講習になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイン課題
中期は(12/23~12/30)、後期は1/4~1/7でAM9:30~PM4:30の時間で初めて絵の具の課題に接する人にも良いコースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渋谷校の基礎科のコースは全くの初心者でも安心して受講できるコースになっています。

受験科
前期(12/16~12/21日)は夜間PM5:30~20:30の制作。
中期は(12/23~12/30)、後期は1/4~1/7で制作時間はAM9:30~PM6:30となっています。

まずは芸大
私大と併願する人は、私大のコースと日程を調整して受験しましょう。

私大の平面系志望
前期夜間デッサンコース
武蔵野美大視覚伝達基礎デザイン、情報デザインに対応。デッサンコースと言う名称ですが、平面構成の課題も制作予定です。多摩美の課題は中期に受講しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多摩美大グラフィックの課題は中期武蔵野美大・多摩美大平面系コースを受講。
多摩美情報デザイン、統合デザイン志望者は中期武蔵野美大・多摩美大総合コースを受講してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後期は武蔵野美大課題になりますので視覚伝達志望者は後期中期武蔵野美大・多摩美大平面系コースを受講しましょう。デザイン情報、基礎デザイン志望者は後期武蔵野美大・多摩美大総合コースを受講してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私大の立体系、空間系
前期夜間デッサンコース
武蔵野美大工芸工業空間選出デザインに対応。デッサンコースと言う名称ですが、平面構成の課題も制作予定です。多摩美の課題は中期に受講しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多摩美大テキスタイル、プロダクト、環境、工芸、劇場美術の課題は中期武蔵野美大・多摩美大立体空間系コースを受講しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後期は武蔵野美大課題になりますので工芸工業、空間演出志望者は後期武蔵野美大・多摩美大立体空間系コースを受講しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の志望、東京造形大や女子美大、東京工芸、横浜美術大学などの志望者は
前期夜間デッサンコース、中期武志望校別コース、後期志望校別コースを受講しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく申し込みのコース名等が親切になっていないので、申込みに迷った学生は調節渋谷校に連絡してください。
申込みはすでのこちらから始まっていますのでお早めに申し込みしましょう。