月別アーカイブ: 2013年11月

こんにちは。通信教育です。

もうすぐ12月ですね。

今年1年を振り返りつつ、来年に向け決意を新たに、気合いをいれていきましょう!
気持ちよく新年をスタートさせるためにも、12月を充実させていきましょうね。

 

新宿のイルミネーションを見ながら帰る道も、毎年「冬が来たなあ」と感じます。わたし自身、新宿のイルミネーションをみるといまだに入試を思い出して、そわそわどきどきしちゃいます。寒い日に食べるラーメンって、いいですよね。

 

12月タームは12月2日に発送します!今年最後の課題です。

しっかりと取り組んでいきましょう!

 

センター試験も刻一刻と近づいてきています。各志望校の願書も実際に提出する時期になると、気持ちもピリッとしてきますね。実技の課題だけでなく、学科の勉強も本気でしないといけませんよ!頭の中もONとOFFを切り替えて、頑張りましょう。とはいっても、なぜか英文が目に飛び込んでくると眠くなってきてしまう不思議…ときには運動したり、リフレッシュする時間も必要です。家じゃなかなか集中できない!って人は、自習室を利用したり、カフェで勉強するのもオススメです。自分なりの勉強法を見つけて、最後まで諦めずに頑張りましょう!

通信教育では、実技のみの添削となりますが、学科も大事ですよ、とお伝えしておきたいと思います。

 

11.29

今年もあとひと月になりました。

新宿美術学院 国立校 基礎科です。

11月も終わろうとしています。
国立の銀杏並木も色づいてきました。
などとのんびり言っていられるのは、高校1.2年生対象の
基礎科だからかもしれません。
来年は国立校1期生も受験生。
考えるとこちらの方がドキドキしてしまいますが、
春に入学したばかりの頃と比べると、
みんな、格段に上手くなっていると思います。
本当はアニメのキャラが描きたいのに、
マルスの背中を描き続けてきた皆さんですから、
焦らずに受験に臨めると信じています。

大学通り
紅葉

12/7からクリスマスのイルミネーションが始まります。
看板

パリから直輸入の街灯です 。気が付いた人はいますか。
街灯

国立には20軒以上のギャラリーがありますので、こんなブロンズの猫がいたりします。
猫ブロンズ

国立校は今年は基礎科だけですが、来春からは受験科が設置されます。
実は各大学の願書も取り寄せてあるのです。

願書1 願書2

高3コース

12/29(日)  10:30-12:00 に保護者対象の進学説明会があります。
その際、国立校受験科設置説明会も開催いたしますので、是非ご参加ください。
お申し込みは要りません。
国立校もちょっぴりクリスマスにしてみました。
クリスマス1 クリスマス2

二学期もあと少し。

受験生の皆さん、頑張っておいでですか?

油絵科昼間部 箱岩です。おはようございます。

朝からしっかり挨拶をして清々しい1日を心がけていく。その昔小学校の校長先生がよく言っていました。この歳になるまでそれが習慣になっているのですから、なんてバカ素直な少年だったのか。。。と自分で言ってちゃダメですが。

もう一つ、小学校からずっと心がけていて最近まで常識と思っていたことに、「来た時よりも、美しく」というのが有ります。どんな場所でも人がいれば汚れ、散らかります。そのままにすれば、世界はゴミにあふれてしまう。そんなことを本気で信じて今もその習慣は続いています。

道具の手入れや、アトリエの片付けなどもその一つ。綺麗の感覚は人それぞれですが、ほんの少し、自分が使う前より綺麗にすれば快適な空間になると思うのですがね。

2学期もあとすこし、気合を入れて皆が頑張っていこうという時期、進路のことや、自分の絵のことで、頭の中も散らかっていくようでしたらいけません。

落ち着いて、足元からしっかり固めていきましょう!!

まずは一つ一つの心がけから。。。

さて、先日、そんなもやもやを具体的にして一発解消しようと、多摩美術大学受験者向けに第58回公開コンクールを開催しました。当日は、多摩美術大学の 室越 健美 教授による特別講演を同時開催し、採点後の作品が並ぶアトリエでご自身の受験時代の苦労話や、今の多摩美術大学の状況や学生の様子。また、コンクール作品の印象など丁寧に熱く公演していただきました。

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大変有意義なお話が聞けたようで、当日不参加だった私は参加者のテンションの高さに、充実した内容だったのだと想像するばかりでした。

ご参加いただいた皆さん、ご苦労様でした。結果を参考に頑張って行って下さい。

さて、11月30日には、同じく多摩美術大学の 日高 理恵子 教授による大学説明会を開催することとなりました。日高先生が新美に来校されるのは初めてのことですし、日本画家にして油絵科で教えていらっしゃるので、油絵科をどうお考えか?また、油絵科の学生をどう感じているか?と、どんなお話が聞けるか大変興味が有ります。是非皆さんも、ご参加下さい。

東京芸術大学工芸科 公開実技模試

新宿美術学院三上です。

11月16日と11月17日に[東京芸術大学 工芸科 公開コンクール]が実施されました。
新宿美術学院工芸科は芸大合格者12年連続日本一の実績を持つコースです。
そのため工芸科実技模試は、全国で一番受験者の多い大変活気のあるコンクールとなっています。

今年度模試の出題内容、講評内容は9月に行われた芸大説明会にあわせ、大学のアドミッションポリシーを重視して行いました。
上位入賞者は新美の学生が多かったのが印象的でしたが、全体的にレベルの高い作品が並びました。講評後も多くの外部生が自ら質問に来るなど積極的な学生も多かったです。
入試対策はこれからが本番です。冬期講習、入試直前の対策次第で合格が見えてきます。ぜひ皆さんには来年の春には芸大生になってもらいたいです。
詳しいコンクールの内容は工芸ブログで公開します。

講評風景
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映像科・文章表現特訓のレポート

こんにちは、映像科講師の森田です。

映像科の実技試験対策で他の専攻と一番違うのは、やはり文章を書くことでしょう。もちろん小論文の対策は他の専攻でも行っていますが、映像科の場合はどちらかというと「物語や詩を書くこと」に近い、文章による「表現力」が求められるという特徴があります。そんなわけで一年間のカリキュラムの中では「文章で表現するとは何ぞや?」と考えたり、実験したりできるような課題やワークショップを行っていますが、今回はそんな課題の中でも最も映像科らしい?課題を紹介します。

□課題:目の前に置かれたモチーフ(水の入ったコップ)から得られた感覚、想起した事柄を元に、文章表現しなさい。(2時間/目標10,000字)

普段文章を書くときには限られた文字数でなるべく端的に「説明する」ことを意識していると思いますが、この課題に関してはとにかく文字数をたくさん書く!ということだけを目指して2時間ひたすら文字を書き続けてもらいます。ある意味(というか正真正銘の)苦行とも言えるプログラムですが…、でも「絵を描く」ことにもデッサンがある一方でスケッチやクロッキーもあるように、文章だって言葉を表現のための材料と考えてみれば、こんな試行錯誤からも思わぬ発想が生まれるかもしれません。

ちなみに美術の用語で「シュルレアリスム」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。日常の感覚や個人の意識にとらわれない表現上の様々な実験は美術だけでなく、その後の映画や写真の展開にも大きな影響を与えたとされています。そしてそんな時代にも「自動書記(オートマティスム)」という、今回の課題のような詩の実験がなされたそうですよ。興味がある人は調べてみよう。

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講評ではみんなの感想を聞きながら、文章で表現することについての意見交換をしました。一番多く書いた人で約5,000字(!)、意識が朦朧としつつ途中で睡眠を挟んでみる人もあり、気がついたら物語を創作していた人もいたりして、実験としてはなかなか面白かったです。人生の中で2時間くらいは「コップを見つめながら原稿用紙に文字を書き続ける」という時間があっても良いのではないでしょうか。

さてこの試みが今後の課題制作に活かされることを期待しつつ。いよいよ来週からは二学期末コンクールに突入します。