月別アーカイブ: 2023年6月

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

今週は1学期 6月ターム講評期間です。

 

◯2023夏期講習会 いよいよ7/22から始まります。

 

 

◯2023オンライン教育科夏期講習会 も同時期に開催されます。

Ⅰ期 申込締切 7/27(木)

7/30(日) 10:00〜 オリエンテーション

8/2(水) 〜12:00締切 中間講評

8/6(日) 個別時間 オンライン講評

 

Ⅱ期 申込締切 8/3(木)

8/6(日) 10:00〜 オリエンテーション

8/9(水) 〜12:00締切 中間講評

8/13(日) 個別時間 オンライン講評

オンライン教育科夏期講習会の課題数は、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはメールで随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。

※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

 

 

◯第20回特別講義は7月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

 

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

映像科:夏期講習直前講座のお知らせ

こんにちは。映像科です。

7/8(土)に一日だけの特別授業を行います。
題して「映像科「感覚テスト」を攻略する」です!
詳しい授業の内容はこちら

絵と文章で表現する「感覚テスト」は武蔵野美大映像学科の実技試験の形式です。発想や画面構成の自由度が高いので、なかなか制作の方針が定まらないという人もいると思います。
この授業では過去の合格者の作品を分析しつつ、特に発想の仕方について前半にレクチャーを行います。その後実際に一枚の作品を制作してみます。制作後は一人一人の作品にコメントをします。
映像科受験生は夏以降も感覚テストの対策を行うと思いますが、その対策の指針を見つけることがこの授業の目的です。既に感覚テストを制作したことのある人も、初めて感覚テストを制作するという人も、奮ってご参加ください!

引き続き夏期講習会も受講生を募集しています!
この夏から本格的に対策を始める方も対象にした全2コース。詳しくはこちらまで。

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彫刻科:1学期もあとわずか

講師の新妻です。

タイトルどおり、1学期もそろそろ終わりが見えてきましたね。

課題を制作する中で、自分の中のイメージや実感と作業が結びついてきた人、弱点や気をつけることがはっきりしてきた人、まだ思うように作品が形にならずに落ち込んだり焦りがある人。。様々だと思います。あるいは日によって違ったり。

個人的に大事だなと感じるのは実制作の「前」と「後」だと思っています。アトリエに来て実際に作ったり描いたりしている最中ももちろん大事なんですが、予習(やるべきことの確認、前回の反省点、作品のイメージ、)と復習(制作中に起こったことの振り返り、分析、)をしっかりやることで実際に制作する時にやることがクリアになってきます。

自分の話でいうと、学生の頃に比べて自分の作品を作れる時間は減りましたが、代わりに上で書いたようなことは以前よりも意識するようになって、むしろ制作のスピードや精度は上がっている気がします。

アトリエに車で向かう間に「今日はあの辺を重点的に彫り進めよう」とか「この前ココとココの関係が変なのことに気づいたからそれを直すところから始めよう」とか考えながら向かって、制作終わりで「今日の目標がどのくらい達成したかな、新しい改善点、問題はどこにあるかな」と最後彫り途中の作品を眺めて確認してから帰ります。作品をいじれない時でも、他の人の作品や身の回りのいろんな出来事に、何か自分のつくっている作品にプラスになる要素はないかなーとアンテナを張っておいたりと、意外と直接作品を触ってない時にやれることって結構いっぱいあります。

課題数や内容は同じでもそれ以外の時間の使い方はそれぞれに委ねられています。一見制作のためじゃない時間のなかにもきっと何かヒントがあるはずです。ものづくりをする人としてのこだわりや責任感、美意識を新美アトリエでの制作を軸にしながら各々養って行って欲しいです。

前置きが長くなりましたが最近の作品紹介に参りましょう↓

まず昼間部生の作品です。

 

 

 

 

 

 

物量の持つ密度と余白が空間として見えてきて、見やすさと情報の詰まり方のバランスがいいデッサンだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

作者の持ち味が画面全体で発揮された一枚が出ました!描き手の形に対しての実感が伝わってくるようなデッサンです。

 

 

 

 

 

 

 

制作の早い段階から「ブルータスってこういう彫刻だよね?」っていう要素を外さず進行しているところが一番いいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

引きの印象がとても良くて、いい距離感で自分を捉えているなと思います。

 

続いて夜間部です。

 

 

 

 

 

 

 

静謐で大人な雰囲気の一枚です。シンプルに良い絵だなーと感じさせます。

 

 

 

 

 

 

 

顔の印象や色味と形態感の連動がうまくいきましたね。また一歩成長したデッサンになりました。

 

 

 

 

 

 

 

途中描き込むうちにスケール感が浅くなりそうだったところで再度設定を強められたのが良かったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

課題に対して物怖じせず自分が良いと思ったプランをやり切っていて頼もしいです。マスクの精度も申し分ありません。

 

 

 

 

 

 

 

手の所作も気が利いていて、作品やモチーフに対する作者の感性が見えてきます。

 

今回は以上です!ではまた

 

 

6月も中旬、梅雨の大宮。

梅雨真っ最中です。昔と違って、線状降水帯による豪雨になったり台風の影響の豪雨になったりしています。気象情報はちょくちょくチェックしましょうー。

大宮校です。

 

油絵科、基礎科、デザイン・工芸科、授業は着々と進んでいます。

デザイン・工芸科では新宿校でも行われていた授業、デモンストレーション見るだけの日がありました。3時間のデモストでしたが、講師にはなかなかプレッシャーのかかります。大変ですが、大事な授業なので頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デッサンは手順を正確にすることで、相当変わります。進め方を大事にしてください。

大宮校で、3時間の静物・卓上デッサンの時間短縮の要点を勉強するための無料イベントを開催します。手順の勉強の機会を逃さないように、ぜひ参加してください!

 

 

 

 

 

デザイン系の3時間静物・卓上デッサン

夏期講習が始まる前に、デザイン系の3時間静物・卓上デッサンの時間短縮の進め方を進め方伝授します。

https://www.art-shinbi.com/event/2023/23event-s_s_s/s_s_s-B.html

 

大宮校日曜二週連続のイベント企画、 7月9日の(日)にも無料のデッサンイベントをさらに企画中です。 申し込みのページが出来たら、HPやツイッターで告知します。

仮称「川田龍講師によるデッサンの実演解説、体験制作と作品講評会(無料) ※進路相談と大学説明会も同時開催(全学科対応)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、また次回にー。

留学生の6月

 

こんにちは、留学生科です。

みなさん、初夏を楽しんでいますか。
新年度が始まってから2ヶ月以上が経ちました。
一学期終了まで時間がそう長くありません。
(怖いことを言うと、)留学生試験まであと半年です。夏が近づけば近づくほど、いよいよ猛特訓の季節!といった感じで、留学生たちは張り切っているように見えます。

EJUやJLPTの季節でもあるので、やることがたくさんある中でしっかり体調管理をしながら進めていきましょう。

 

先日デザイン・工芸科夜間部では、【デモストを見るだけの日】がありました。
日本のデッサンが大事にするもの、そして時間制限がある中でデッサンを描くとはどういうことなのか、とても学びが多かったのではないでしょうか。
言葉で説明してもピンとこなかった部分も、自分の目で見れば一目瞭然。
気づきを話してくれた生徒もいます。

その後平面構成についても、一人一人面談をしてじっくり話しました。
今自分が抱えている問題、その問題はどこからくるものなのか、どうすれば楽しさに変えられるのか、それぞれがよく考え、整理しようとしている様子でした。
今すぐに全てを掴めなくても、感触を確かめながら前進していけるといいですね。

 

何かを理解する感覚というのは、複雑な糸で絡み合っているような気がします。

理解できたと思っても、その一本一本の糸をつまみ出すことは、たとえ本人であっても容易ではなかったりします。
だからこそ、一つ一つの体験を大切にして欲しいものです。

デッサンも、日本語も、平面も、さらには自分自身に対する研究も、今後熱を帯びていくことを期待しています!