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【基礎科】春の大事な課題です

季節の変わり目、気温差がだいぶ激しい毎日です。
昨日Tシャツだと思ったら、次の日しまったはずのニットを出してきたり、
ずっと雨続きで洗濯物が溜まりっぱなしになっていたりと、
なにかと大変な季節ですね。
お久しぶりです、基礎科講師の名越です。

新学期も始まり、GWも終わり、課題もどんどん進んでいるのですが、
本日の内容は、基礎科では毎年行うとても大事な課題のお話しです。(全ての課題が大事なのですが)

デッサンをしていく上で、立体感、量感、質感を表現するのに、
紙の白色からMAXの黒をなるべく早く出すことが成功の近道だったりします。
トーンの幅が狭い状態で、前述の3つの差を表現するのは、
かなり至難の業だからです。

その際に、怖がらずにしっかり強い黒色を筆圧を上げて使えるようになる練習をしておくと、
石膏像のように白いものの中に、しっかりと強い黒色を乗せられるようになります。
また木炭デッサンの場合などは、木炭の黒色の中に微妙な差をつけた、
綺麗な黒色のグラデーションを作る練習になります。

毎年、この課題の前と後で、デッサンの色幅が大きく変わり、
立体感が急に出る生徒も多かったりします。

そんな課題を高校生の時に今の生徒たちと同じように経験した先生が、
今年新たに基礎科に参加してくれました!
基礎科を高校1年生から通ってくれて、1浪で今年芸大のデザイン科に合格した先生です。
そんな先生が早速今回の課題のポイントをまとめてくれました。
さすが経験者だけあって(2回描いてるはずなので…!)ポイント完璧です!

これから後輩たちに愛のある指導をしてくれるはずです、期待大!!

ではでは

熱いぜっ!高校生石膏デッサンコンクール

こんにちは、全科総合部です。

いや~昨日は、センター試験二日目でしたが

あつかったです!!

いやいや天気は良かったですが、野外は暑くはなかったですよね。
センター試験受験者の皆さん、お疲れ様でした。

何があつかったというと、新美の高校生石膏デッサンコンクールが熱かったです!

もちろん、高校2年生までの全専攻全学年で石膏デッサンを競い、励んで描いている姿も圧巻でした!
その200人近くの中から、結果、1位のトップを獲られたのがなんと!?・・・・・・。
描き始めて間もないということでしたが、素晴らしい石膏デッサンでした。
芸大の1次は通るのではなかろうか、という点数もいただいています。
このような貴重な才能を持っておられる高校生も、全国にはいるのだなあ~と、
焦りをも感じた次第です。

そして今回の「デッサン解説」。
こちらも熱かったです!!

新美の誇るスパー講師、彫刻科の小川原先生、デザイン科の増田先生が
同じ石膏像(ヘルメス)を1時間でどこまでできるのか?ガチンコ描き出し勝負です!

最初にポイントを述べて描いていただきましたが、本当に凄かった!!
しゃべることなく真剣に黙々と描かれていましたが、それを見ている受講生の皆さんも
飽きることなくじっと見入っていました。メモを取る人、2人を比較してみる人、
きっと次のデッサンに役立つこと間違いありません。
描いている先生の気迫!見ている受講生の気迫!一緒に教室にいるだけで、こちらまで緊張感がビンビン感じられました。

そして、各科の先生方も熱く講評をしていただきました。

本当に受講生の皆さん、お疲れ様でした。
今回、上手くいかなかった人も、また3月にリベンジ戦がございます!!
新美のホームページをチェックしていてください。そちらでも告知致します。
それまでに、鍛えておいてください、楽しみみしています!がんばりましょう!!

講師の先生方もお疲れ様でした。

今年もNew Year ワークショップ開催!

こんにちは、全科総合部です。

早いもので、2019年になってしまいました・・・というと
ネガティブな言い方なので、
やっと2019年になりました!!
入試も近づいて、いよいよ受験生の皆さんの実力の見せ所です!
がんばりましょう!!

さて一方予備軍の皆様、と言ってもあっという間に受験生です。(2か月後)
受験に向けてやっておかなければならないことは、山ほどありますが
取っ掛かりとして、ワークショップはいかがでしょうか?

ということで、楽しく受験に挑むというのはむしのいい話しなのかもしれませんが、
新美ではそんな最初の一歩を、ご用意しました。

次の日曜日、1月13日(日)14日(月・祝)で行われますN.Yワークショップです。

ワークショップ形式なので、自分の科だけでなく、興味のあるものを選択して行うこともできます。
もちろん入試に関わるワークショップもありますので、自由に選択してください。
もちろん無料です!

「錫のリングをつくろう!」は人気がありますね。自分デザインのアクセサリーは、実用性もあれば、さりげなく友達に自慢もできちゃうっ!!(1/13開催)

「日本画体験」は本格的に岩絵の具を使って絵が描けます。1色づつ色を練って描いていくともう、すでにあなたは日本画家!
最初は練習ですが、すでに個性が芽生えているようです。(1/14開催)

「カメラを使わず写真を撮ろう!」どういうことでしょう?そもそもカメラを使用しないで写真が撮れるの??みんなの常識を覆せるのか?(1/14開催)

「水粘土でデコポンを作ろう!」こちらは、芸大デザイン・工芸入試にとって大事な立体構成に直結しています。まだやったことがない人、苦手な人、今のうちにコツを掴んで差をつけてしまいましょう!

「受験に役立つ!絵画の明暗構成」と、こちらもタイトルどおり受験に直結!大きく絵画と表されているように、油絵だけでなく、デッサンや着彩などの平面作品ならば何にでも応用ができると思います。是非!(1/13開催)

「石膏クロッキー徹底トレーニング!」こちらもご存じのとおり、石膏デッサンの出だしを徹底的に覚えたいのならお勧めです。早く形がとれるようになります。構図もとれるようになります。(1/13・14両日開催)

「バナナ着彩体験」この中に本物が隠されています。どれかおわかりになりますか?
手前の3本の中にも本物が?着彩途中のは、わかりますよね。(1/13開催)地味に左にあるリンゴはにせもの??

木工は今回なんと!?指輪です!!「木の指輪を作ろう!」木で指輪が作れるのでしょうか?できればもちろん、友達に自慢どころか驚かせることになるでしょう!(1/14開催)」

その他にもデッサンのスキルを上げる「3時間チャレンジ」(1/13・14両日開催)
親子でデッサンの理解を深める「親子デッサン」(1/14開催)のコースもあります。

お申し込みは、こちらからお願いします。

新年のスタートを何より来年の入試を見据えて、充実させてはどうでしょうか?
宜しくお願いします!!

明日のギャラリートーク

こんにちは、全科総合部です。
現在、20日まで新美ギャラリーにおいて「渡辺護展」を
開催しています。

今回は、映像などの媒体を通して人間の知覚に訴えかける作品を展示してくれています。

プロジェクターで投影されているノイズのような動きが、鑑賞者の足音に反応するのにもおどろきましたが、他の作品では、モニターの表面に2つのファンが回っています。思いっきり画面を遮っています。
鑑賞者が近づくと・・・・。

明日、新美ギャラリーで16:30より、作家によるギャラリートークがあります。
ゲストに映像ディレクターの宮川貴光さんをお招きして対談をしてくれます。
宮川さんは、藤元明さんというアーティストなどと作品を作っていて、美術と映像の両方で作品づくりをしているということで、今回の渡辺さんの作品の一つのテーマである「境界」という部分で色々話していただけるのではないでしょうか。

興味のある方は、是非お越しください。損はしません。
通りすがりの新美生の方、少し早めに登校して、トークを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、講評会の終わった昼間部生の方々も、帰る前に新しい美術の一片を覗いてみてください。

よろしくおねがいします。

通信教育

こんにちは。通信教育です。

すっかり秋めいてきました。体調に気をつけて、しっかり時間を確保し制作してくださいね。作品お待ちしております。

新2学期生募集中です。新学期生には、初回課題発送時に各種冊子資料をお送りしています。

デッサンの基礎、着彩/平面構成の基礎から、受験生用のデッサン、油絵、平面構成、立体構成などについてそれぞれ詳しく解説してある内容になっています。

作品に添付される添削とともに、冊子や資料も何度か見直してもその時々に感じることが変わってくるかもしれませんね。