月別アーカイブ: 2023年9月

彫刻科 集中特訓の秋。

こんにちは!彫刻科の小川原です!

先日は全科石膏デッサンコンクールがありました。上位入賞した学生はおめでとう!今後もたゆまぬ努力をしていきましょう!また、良い結果を得られなかった学生はなぜ評価が振るわなかったのかしっかり検証して今後の特訓に活かしてください!

2学期は各予備校で公開コンクールが続いて開催されます。もちろんいい順位をとれたら嬉しいですが、いちばん大事なのは今年受験で合格することなので結果に一喜一憂するよりも、上手くいこうが行くまいが、さらに実力を伸ばし、合格の可能性を高めるために役立ててくれたらいいですね!普段と違う環境でデッサンを描く機会はあまりないので今年本気で合格を狙っていくつもりでいるならどんどん参加してほしいです!

それではここ2週間の預かり作品を紹介します。
まずは昼間部生の作品から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調子によって美しい空間が表現できています。細部と全体のつながりについてはやや頼りなさを感じるので、更にベースにはめ込んでいく意識が出てくると良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首から頭部へのつながりがやや強引なのが気になります。中身の表現については量や空間が自然に捉えられていて良いと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても印象が良いです!ただ見えたものを描くということではなく、作品に意思を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素描として自身をよく見つめられています!炭使いも直感的で魅力があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空間のスケールがとても大きく感じます!特に欠点もなく、秀逸な作品だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この位置から見たときの伸びやかなボリュームがよく出せています。光の表現も魅力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力強い描写がよいです。特に体は量感の表現が素晴らしいです。

次に夜間部生の作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光と陰の移り変わりをよく捉えられています。顔のパーツのハマりに関しては更に構造や視点を意識できるとよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出だしは苦戦しましたが、修正を重ねて印象の良い仕上がりにこぎつけました。出だしの流れさえ自然につかめれば更に向上できるので意識して特訓しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上手いですね!現役生でこんなに描けるなんてすごいです!作品に対する自然な向き合い方が良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポーズや背景の表現など、画面全体で作品にしていこうとする意識がとても良いです。かっこいいデッサンですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表現力がずば抜けていると思います!背景も含め、作品生の高さがすごいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貝をモチーフに手を作りました。愛知県芸でよく出題される課題ですが、柔軟な発想力を鍛えるために課題で取り組みました。ポーズと表現がマッチしていると思います!

ここで基礎科の作品も紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短時間で一気に描き上げました。形の精度も良いですが、粘り強い観察と描写が魅力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彫刻コースを選択して間もないですが、素晴らしい完成度で作品を仕上げてきました!丁寧に表現を詰めていく意識がとても良いです!

 

以上です。

できること、できないことが明確になってきて意識も高まってきましたね。2学期で自分の弱点を克服できるよう頑張っていきましょう!

なにより目的意識を持って向き合うことが重要です。どんなに真面目に取り組んでいても、間違った考え方では上達するものもしないということです!

公開コンと推薦とか、保護者会真最中。<大宮校>

まだ暑い日のありますが、秋っぽさはちょいちょいと感じてきました。日差しは暑いですが、風は少し涼しいですね。そして感染症の方ですが、色々なケアが必要で大変ですね。インフルとコロナのダブル流行もあるようで…つくづく難しい時代です。めげずに頑張りましょうー!

大宮校です。

推薦受験の出願が始まっています。提出物や書類の制作など、面倒なことが多いですが、粛々と進めてください。
多摩美系の推薦講座が始まります。

⚫︎10月22日、29日、11月5日、11月12日 (※全て日曜日です。10月22日は多摩美グラフィックの公開コンと日程が重なっているので、グラフィック系の人は公開コン優先となります。)新宿校開催となります。

多摩美を推薦受験する人は、申し込みを忘れないようにー。推薦講座の申し込みページは、まだ出来ていないのでたまにホームページやX(旧Twitter)などで情報の確認をしてください。

 

公開コンクールの開催も迫ってきています。校内模擬試験よりも緊張感のある実技模擬試験なので、こちらもチェックお願いいたします。こちらも新宿校での開催となります。

⚫︎10月8日、9日、(日、祝日) 武蔵美系 視覚伝達デザイン、工芸工業デザイン、空間演出デザイン

⚫︎10月15日、22日、(日) 多摩美グラフィック デッサン・平面

⚫︎10月29日、11月5日、11月12日(日) 芸大デザイン デッサン・平面・立体

⚫︎12月3日(日) 芸大工芸 デッサン

⚫︎11月18日、19日、(土、日) 油絵科 油画

https://www.art-shinbi.com/koukai/2023/

 

大宮校では、現在保護者会期間となっております。夏期講習会の成果の報告や、志望校のチェック、今後の予定や受験のスケジュールなどが主な話の内容となります。親御さんに理解をもらって受験に向かっていくことは大事ですので、大切な保護者会となります。

カリキュラムは少し演習が多くなっています。夏期講習会では実践的な課題でしたが、2学期は少しクールダウンしてもう一度基本を見直す感じになります。落ち着いて進めていきましょう。

では、また次回に。

国立校です。

国立校基礎科デザイン工芸クラスです。

基礎科では受験に向けて基礎力をつける為、志望する大学や専攻に関わらず様々な課題を通して実技の力を身につけていきます。

こちらは1学期の生徒優秀作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、国立校では随時無料体験を行っています!
無料体験では経験や日数、希望をもとにデッサンを行ったり、その時学生が制作している課題などを体験してもらいます。初心者の人でも道具の使い方から丁寧に指導していきます。
美大に行きたい!バッチリ決まっている人も、美術に興味があるけど何もやった事がないから不安に感じている人も、是非体験に来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなが制作している様子やアトリエの雰囲気を見学するだけでも大歓迎です。
是非皆様の来校をお待ちしてます。

 

国立校
〒186-0002 東京都国立市東1-1-24
TEL.042-577-1117
FAX.042-577-9700
https://www.art-shinbi.com/kunitachi/

受付時間
・平日 15:00~19:00
・土曜 13:00~19:00(日・祝休み)

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

2学期9月ターム講評期間です。

特別講義は9月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

映像科:実技模試(公開実力コンクール)のお知らせ

こんにちは。映像科です。今回はお知らせになります。

10/8(日)・9(月/祝)の2日間で「実技模試(公開実力コンクール)」が行われます。
武蔵野美大映像学科の一般選抜一般方式の受験を想定して、500点満点で現時点での実力をはかります。

「感覚テスト/150点」、「選択科目(小論文or鉛筆デッサン)/150点」はもちろんですが、「学科試験(国語・英語)/各100点」も一緒に受けられるのは貴重です。普段通学していない方も受験できるので、武蔵美映像学科が気になっている人は、ぜひこの機会にご参加ください。
お申し込みなど詳しくはこちら
(※パンフレットでは「小論文」が「2時間」と表記されていますが、正しくは「3時間」です。HPの特設サイト上では正しい内容で表記されています。)

さて、季節もようやく秋らしくなりつつありますね。高校生の方はちょうど文化祭という人もいるようです。美大も10月・11月には芸術祭がありますので調べてみるとよいと思います。ちなみにこちらは、ena美術新宿から近い初台駅商店街で行われる祭りの準備の様子。

時々は「ハレ(非日常)」に触れつつ、引き続き頑張っていきましょう!!