月別アーカイブ: 2023年8月

芸大デザイン・工芸コース

こんにちは。
新宿校デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

夏期講習会、お疲れ様でした。
新学期は9/4から始まります。夏期講習会では良い収穫はあったでしょうか?2学期はもう一度基礎をおさらいしつつ、さらなる発展を目指しいていきましょう!

2学期に開催予定のイベントを紹介します。
全国石膏コンクール 9月22日(土・祝),24(日)
・花ゼミ(ena美術×Dessin LABO) 10月1日(日) 詳細は後日発表
・公開実技模試 日程、詳細は後日発表

ここでは夏期講習会の後期で行われたDessin LABOデモスト企画のデモスト画像を紹介します。
2学期も更なる高みを目指して意識高く学んでいきましょう!

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

夏期講習会お疲れ様でした。

2学期9月ターム課題は、9/1(金)に課題投稿予定です。今しばらくお待ち下さいね。

 

 

特別講義は9月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

 

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

映像科:夏期講習会レポート(感覚テスト対策)

こんにちは。映像科です。ena美術全体の夏期講習はまだ続いていますが、映像科の講習は先週で一足早く終わりました。
受講した皆さんも、今は実技の制作を離れて学科対策やポートフォリオ作成などに励んでいると思います(頑張って…!)。

この夏期講習会中には、今年の2月に合格した現・武蔵美映像学科一年生に、感覚テストのデモンストレーションをお願いしました。
感覚テスト対策をはじめたばかりの人にとっては、意外に画材(鉛筆、色鉛筆、パステルなど)を扱うことが難しかったりします。せっかく面白い案を発想したり文章で工夫をしても、画面に表現する段階で思ったように完成できない、という人もいるのではないでしょうか。
今回のデモンストレーションでは、そうしたお悩みに応えるべく、制作の段階ごとに区切ってプロセスを詳しく見せて貰いました。


まずは自己紹介を兼ねて、昨年度の映像科での「感覚テスト」対策を振り返って貰いました。


最初は鉛筆で絵を描く部分と文章を書く部分に分けて、下準備する段階。


続いてパステルでベースの色を乗せつつ、大まかに明暗を作る段階。


パステルの作業を整えつつ、色鉛筆で細部まで描いていく段階。


そして最後に文字を丁寧に書き、細かい部分を微調整すれば完成です!
(こちらは昨年度の入試再現作品です)


すべて並べてみると、段階ごとに意識すべきポイントがよく分かりますね!

いかがだったでしょうか。感覚テストは絵や文字の配置が自由なので、アイデア次第で制作のプロセスも異なるとは思いますが、このように計画的に進めることで、確実に「見やすい」「読みやすい」画面を作ることはできます。


最後は講評にも参加して貰い、受験生にアドバイスも。ありがとうございました!

さて、そんな感覚テストの対策も含めて、映像科の木金日コースは、9/7(木)からはじまります。
前半(9月~10月)は充分に時間をとって「表現したいこと」や「表現のしかた」を探っていきます。
後半(11月~12月)は徐々に試験を意識して制作を行っていくことになります。
引き続き、頑張っていきましょう!

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先端芸術表現科の9月からの予定

こんにちは。先端芸術表現科です。

夏期講習もいよいよ終盤です。ここからコンクールを行い、夏までの自分にできていることできていないことをしっかりと確認し、9月からの授業に向けて進めていきます。

9月からは、1次対策を中心にしながら、さらに自らの制作や活動を進めていきます。
これまでの制作や活動を振り返って言語化したり、自らの興味に基づいて他者の言葉を調べ聞きにいったり、自らの活動からいかなる問いを練り上げることができるのかを皆で検討しながら、自らの興味や関心から一歩先へと問いを投げかけるような、単なるポートフォリオとは異なる「個人資料ファイル」という形式のもとでできることを探っていきます。

先端の入試は、これまでの自分自身の活動をまとめていく形式になりますので、9月から始めても遅くありません。9月からの特待生入学、新規入学などを検討されている方がいましたら、いつでもお問い合わせください(特待生の締め切りは、8月24日(木)までになりますので、ご注意ください)。
https://www.art-shinbi.com/about/scholarship/

また、9月からも随時無料での体験入学ができますので、こちらの制度もぜひご活用ください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

それでは、先端芸術表現科でした(画像はこれまでの入試再現作品になります)。

 

彫刻科 夏期講習は後半戦!

こんにちは!彫刻科の小川原です。

夏期講習も早いもので後半に入っています。受験生の皆さんは目下猛特訓の最中と思いますが、何か一つでも見えてきたものがあるでしょうか??2学期から公開コンクールなども始まり、より入試に向かって加速していきます。しっかりとついていけるよう、、というかむしろ自分が全体のペースを作っていくぞ!というくらいの意気込みで臨んで欲しいです。
新美の学生のみんなも夏期講習の中盤あたりから作品への向き合い方が良くなってきました。目つきが変わってきましたね!意識が高まったことで1作品ごとで吸収できるものが多くなっていると思います。このまま夏期講習を駆け抜けましょう!

これまでの預かり作品を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物の置かれた状況を客観的に表現できています。炭使いもグッド!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥に隠れたアマゾンの設定が難しいところですが、自然に表現できました。クマもいい感じで描けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花と重なったアリアスが難しかったですが、魅力的な構図です。花瓶の質感も良いですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎科の生徒の作品です。どうしても花をメインに描きたいということで、少しイレギュラーな構図になりましたが、切れているアリアスも印象良く描けてとても良いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土づけの質感がとても良いです。自然な表情がリアリティにつながっています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔の表現に彫刻としての強さと人物としての魅力を感じます!その他の部分をさらに攻めていければ文句ないです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎科の生徒の作品です。全体のバランスがとても自然に取れているところがすごいです!髪の毛の表現にこだわりを感じます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

模刻でもジョルジョは群を抜いて難しいですが、ギリギリまで調整を重ねながら詰めてきました。実際の入試でもこのくらい完成度を持って来れたら良いと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つ途中感を乗り越えられたら良いですが、慎重に印象を合わせて来れています!無理してペースを早めてコントロール不能になるのをうまく避けられていて良いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎科の生徒作品です。まだまだ動きに難はありますが、ここまで修正し、持って来れたことに感心します。自分で狂いに気づいて直していこうという心構えが素晴らしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい完成度とリアリティです。まさに画面の中に人物が立っているようです!自信がついたのではないでしょうか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部分で形を確認するのではなく、全体で連動させながら進めているところが良いです。人間として、とても自然です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭使いがとても良いです。人肌の雰囲気がよく出せています。バランス、動きも含めて高3でここまで描けるのは素晴らしいことです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎科の生徒作品です。人物の量感、存在感がとてもよく表現できています。やり切ることに対してのこだわりが素晴らしいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調子の自然さ、印象の良さ、完成度。どれも良いバランスでまとめられています!この安定感を大事にしてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視点を感じるデッサンです。まだまだ途中段階でのズレ、違和感が気になるので意識してコントロールしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎科の生徒作品です。作品をどんどん進めていけるパワーが素晴らしいです。その上狂いを自主的に直していけるコントロール力も持っています!どんどんうまくなっています!自信を持っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然な空間表現が魅力的です!やるべきことを素直にやり切るだけで今の実力で十分戦えます!何が大事なのか。それを明確に意識することが大事です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スケール感を感じる作品です。スミの魅力もあって見応え十分です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高3生とは思えないくらいの出来だと思います!完成のビジョンに向かってしっかり着地できました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎科の生徒作品です!量感が素晴らしいです!白も黒も使えているので、欲を言うと中間調子が自然に増えてくれたら言うことないです!

 

さあ!夏期講習も後半戦です!2学期に向けて集中していきましょう!