彫刻科の氷室です。
みなさん、冬期講習はいかがでしたか
ともすれば無理かもしれない!と言う濃密なスケジュールを日々葛藤しながらこなしていく皆さんの姿には、毎日目頭が熱くなる思いでした。
1学期からの地道な努力が、今になって結果へ結びついてきました。希望がはっきり見えてきた冬期講習だった様に思います。
本当にお疲れ様でした!
ほんの少しの休憩、お正月ですね!
イメトレをしながら、少し身体を休めて下さいね。
ここからはダイジェストです!
まず始めに朗報がひとつあります!!
中国からと台湾からの留学生2名が多摩美術大学彫刻科の推薦入試で、見事合格を勝ち取りました!!!
面接特訓や作品作りなど様々な壁を乗り越えての合格、本当におめでとうございます!!!!!
デッサン、作品作りやファイル作り、面接の特訓、作文特訓など試験当日まで、やらなければならない課題はたくさんありますので、推薦入試では、早めに対策に取りかかることが決め手となりますね!!
さて冬期講習での優秀作品を紹介する前に!
2学期最終日に、夏期講習にも講師として来てくださった、作家の阿部光成さんと主任の小川原先生による彫刻論を行なって頂きました。
その時の様子を少し紹介させてもらいます。
阿部さんの彫刻論では、「彫刻の根幹」をテーマに話を聞くことが出来ました。
矢じりが同時期に別の大陸で自然多発した話を導入に、同じ彫刻と言うものを思考していた、出会ったこともない国も違う4人の作家。
ブランクーシ→橋本平八→ジャコメッティ→若林奮。
上記の順番にそれぞれのつながりや発見を手がかりに彫刻の根幹とは一体どの様なものなのかを探り、根底に迫るを話して下さいました。
なかなか個人で勉強しても難解なところを、分かり易く、また個々で考えさせてもらえる様に語って下さいました。
この話を皆さんにしてくださった阿部さんの思いとは?作品を作っていく時に、いつかその話が思い起こされる時が来るかもしれません。
そのときには、また違った角度で物事が考えられる様になっているかもしれませんね。
阿部さん とても貴重なお話を本当にありがとうございました!
続いて小川原主任の彫刻論では
東京芸術大学の案内や、教授方の作品紹、そして小川原主任が気になる作家をピックアップしての彫刻作品を多数紹介をして下さいました。
色々なタイプの彫刻作品を見る事ができ、良い刺激になったのではないでしょうか。
本当にまたとない機会になりました!
阿部さん、小川原主任、本当にありがとうございました!
おまちかね、ここからは冬期講習、前期・中期間での優秀作品の紹介です。
K.S君のデッサン
F.Tさんのデッサン
T.U君のデッサン
A.Sさんの作品
F.Tさんの作品
R.Y君のデッサン
T.U君のデッサン
R.Y君の作品
Y.S君の作品
Y.M君の作品
A.Sさんのの作品
T.U君の作品
R.Y君の作品
R.Y君のデッサン
A.Hさんのデッサン
A.Hさんのデッサン
T.U君のデッサン
T.U君のデッサン
以上、2014年最後の優秀作品紹介でした!
いよいよ!という気持ちも入り込み、集中力や意気込みがとても高まった一日一日でしたね。
一日制作にも少し慣れてきたのではないでしょうか。それぞれの良さが、ぐっと一段伸びた冬期講習だったと感じます。
塑像も素描もデッサンも、さらには鍛えに鍛えられ、みなさんのタフさも確実にレベルが上がってきています!
(試しに4月に描いたデッサンと比べてみるとどうでしょうか?)
どんな悔しい結果になっても何を言われても、食らいついて毎日課題に、時には自分に負けずに戦ってきた成果がでできています。
ここには掲載できなかった優秀作品も多々でました。
反省と前進、全体と細部、精神と体力、出来るだけどちらかに偏らない様に、バランスを考えることは全てにおいて大切ですね。
体が資本なのは言うまでもないので!風邪を引かない様に美味しい物を食べて、良い年をお迎え下さい!
悩んでも明日は、受験はやってくる! だったら2015年も負けずに、タフに乗り越えて行こうぜーーーーーーーーーーー!!!