カテゴリー別アーカイブ: デザイン・工芸科 デザイン総合

芸大デザイン・工芸科

こんにちは。芸大デザイン・工芸科です。

◯4月は将来必要となる要素を分解して、基本的な内容に特化した課題を制作してきました。

◯5月に入り、着彩課題や、リサーチ課題[新宿御苑]も間近です。体感し、足や手で稼いだ観察や発見を自由な素材や表現形式の中から、コンセプトをより魅力的に伝えることを絞ってくる、試行錯誤しながら見つけていくプロセスを養っていきましょう。

 

◯芸大デザイン科入試再現プロセスです。この1枚はすんなり進んでいますが、ここに行く着くまでに長い期間多くの枚数の中で様々な実験や試行を繰り返しながら、構成やトーン、描写を決定していっています。また、今回の課題、モチーフならではの構成や扱いへのアプローチも大切にしています。空間的レイアウト感覚と同時に、意図と関係などを考え配置することも大切です。

デザイナーたちの地下茎

平面構成の講義でデザイナーを紹介しました。

亀倉雄策田中一光マックスフーバー
ほんとはもっと紹介したかったんですが、みなさんが調べてください!

 

オススメの調べかたとして…
①自分の好きなデザイナーを見つける
②そのデザイナーが憧れているひとや、交流のあったひとを探す
③さらにその人の憧れているひとや、交流のあったひとを探す

…以下無限に続くって感じです!

 

そうすれば、リゾーム(地下茎)に、好きなデザイナーが増えていくと思います。
デザイナーは同時代のデザイナーとかなり交流してるんで、思わぬところで繋がりを発見できるかもです。

デザイナーはよく天才的なデザインに衝撃をうけ、打ちのめされたり感動したりしがちです。
そんで直接弟子入りしたり私淑したり。

私淑…( 「私」はひそか、「淑」はよしとする意 ) 敬慕する人に直接教えを受けることはできないが、ひそかに尊敬し、模範として学ぶこと。教えを受けたことはないが、尊敬する人をひそかに師と仰ぐこと。)

 

 


今回は 亀倉雄策田中一光マックスフーバー からスタートしリゾーム(地下茎)を追ってみましょう!

 

亀倉雄策 日本のデザイン界の巨人

代表作 1964年東京オリンピックのポスターとエンブレム

エピソード

日本で初めて「グラフィックデザイナー」と名乗った?のかも。
戦前の日本では、デザインを「図案」と呼んでいた。
それを高度な表現活動としての「グラフィックデザイン」へと昇華させた。

憧れ、影響を受けたひと
クリムト
カッサンドル
パウル・クレー(バウハウスでも教鞭をとる)

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クリムト 愛と官能を描いたアール・ヌーヴォーの巨匠

代表作 接吻

エピソード

弟子はエゴンシーレ。
エゴンシーレに「君は才能がありすぎる」と言った

憧れ、影響を受けたひと
尾形光琳(琳派)
ホイッスラー

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尾形光琳 琳派の天才 琳派の琳は光琳の琳?かも

代表作 『紅白梅図屏風』『燕子花図屏風』

エピソード

光琳が生まれるより前に亡くなっていた本阿弥光悦や俵屋宗達の作品を熱心に研究し、その様式を現代風(当時の江戸時代風)にアップデートした。
40歳になるまでニートだった。


宗達、光琳、酒井抱一、神坂雪佳…偶然100年おきに現れた天才が私淑の連鎖をし、琳派という奇跡的なデザイン集団(?)を作ったゾ!

憧れ、影響を受けたひと
俵屋宗達

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俵屋宗達 謎多き琳派の祖

代表作 『風神雷神図屏風』

エピソード

現代のデザイナーにもファンが多い宗達ですが、実は詳しい経歴は謎。


田中一光 昭和・平成の琳派

代表作 『日本舞踊』のポスター、無印良品のアートディレクション

エピソード

亀倉雄策の後を継ぐように日本のデザイン界を牽引した。
自宅やアトリエでは、BGMとして能の「謡(うたい)」が常に流れていたという噂がある。

憧れ、影響を受けたひと
アンリ・マティス
尾形光琳
神坂雪佳

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アンリ・マティス フォーヴィスム(野獣派) 色彩の魔術師

代表作 『ダンス』、晩年の切り絵細工

エピソード

70代で大手術。以後、車椅子やベッドで色付き紙を切ってデザインするように。


マックス・フーバー  スイス・スタイルの体現者

代表作 百貨店「ラ・リナシェンテ」のロゴ、モンツァ・サーキットのポスター

エピソード

熱心な親日家であり、彼の奥様は日本人の葵・フーバー・河野さん。
葵さんのお父さんは河野鷹思(亀倉雄策がその才能に嫉妬したとも言われるグラフィックデザイナー)

憧れ、影響を受けたひと
マックス・ビル(パウル・クレーの生徒)
ラズロ・モホリ=ナジ(バウハウスの教授)


こうして見ると、実は水面下(地下)で複雑に繋がり絡み合いまくっていますねー。

勉強がはかどるなー。
みんな勉強してくださいねー。

おわり

芸大デザイン・工芸科

こんにちは。芸大デザイン・工芸科です。

昨年度は芸大デザイン科6名合格しました。おめでとうございます。
2026年度 合格者再現作品

 

2026年度 合格者再現作品

 

2026年度 合格者再現作品

 

2026年度 合格者再現作品

 

2026年度 合格者再現作品

 

2026年度 合格者再現作品

 

 

2026年度 新学期始まりました。
序盤は基礎的な内容をしっかりと時間をとり制作していきます。
色彩構成は、明度と色相と彩度の組み合わせや、観察から何に着目しどのように表現するかなど、
立体構成は、ベースとなる形体からの加工と変形、観察と表現の精度上げなど、
これから先の作品制作に土台としての要素を養っていく課題に取り組んでいきます。

また、5月上旬にはリサーチ課題として、新宿御苑に校外授業を行います。散策しながら観察やスケッチなどの実際に体感したリサーチから、コンセプトやテーマを決定し、素材や表現を絞り、展示セッティングして、プレゼンテーション、講評までのデザインプロセスを年度の始まりのうちに養ってもらう課題です。講師も引率し指導、授業展開していきます。

 

芸大デザイン・工芸コース

こんばんは
新宿校デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

芸大デザイン・工芸コースの入試、残すは今週末のデザイン科の二次試験のみとなりました。最後の調整期間となります。どのような課題だったとしても慌てふためかないフラットな気持ちでいたいものです。

先日、芸大デザイン科、芸大工芸科ともに一次試験が残念な結果に終わった人も多くいることと思います。まずはここまで入試対策をしてきた自分をどうか褒めてあげてください。今後の進路は浪人、進学とさまざまかと思います。必死に取り組んできたこれまでの期間は決して無駄ではなく次のステージで生きることでしょう。人生は続きます。いつかこの経験が微笑ましい思い出になることを願っています。

新年度に向けたイベントも始まってきます。まずは春期講習会直前講習、

【センザキリョウスケの⼿のデッサンゼミ】
実際に講師のデモンストレーションを⾒ながら学べる内容です。
モチーフ観察時の注意点、鉛筆の効果的な使い⽅や適切な硬度の選択等、役⽴つ情報をお伝えします✨校外生も参加OK!

3/17、ena美術 新宿にて開催予定です。詳しくはこちら

芸大デザイン工芸科

こんにちは
新宿校 デザイン・工芸科
芸大デザインコースの山本です。

入試直前講習会、主要私立美大の入試が終わって、芸大入試へのラストスパートといった時期です。一つ一つの課題に真摯に取り組むことが大事です。慌てずに一段ずつ階段を登っていくような心構えで過ごしましょう。

画像は入試直前講習会中の講師デモストの一部です。ena美術では社会人講師や学生講師のデモストが頻繁に行われています。ぜひ参考にしてみてください。残りの時間を有意義に過ごしましょう!