月別アーカイブ: 2024年11月

彫刻科:2学期もあとわずか!

彫刻科講師の新妻です。早いもので2学期も終わりに近づいて来ました。そこまで試験のプレッシャーが差し迫っていない今だからこそ、純粋に作品作りに対する試行錯誤や自身の課題の限界突破をそれぞれで今一度突き詰めて欲しいです。受験とか関係なくデッサンも塑造も自他ともに満足いく作品がこの期間で出せたかどうか。過去作を常に更新していくつもりで望んでいるか。うまくいく時、いかない時で何が違うのか。自分よりも上手な人が何を意識して制作しているのかを貪欲に盗みながら自分の作品の質を上限なく高めていきましょう!考えて思い切りやった上での失敗なら経験値となって後からジワジワ効いてくると思いますよ〜。

印象、完成度、申し分ないです!良い一枚が描けましたね。自分の判断に自信を持っていきましょう!

公開コンクール期間後からのデッサン強化期間が実を結び始めています!この調子です。

しっかりとモチーフの状況を理解した上で、見やすく魅力ある一枚になるように表現をコントロールしていますね。シンプルであるがゆえに素描力の高さが伺えます。

描き出しの精度から、進めていく中で絵の期待値を順当に高めていくことができました。良いテンションを維持できた!

 

ここから現役生の作品です。メキメキと上達して、みんな夏の頃とは段違いにレベルが上がっています。

どこを見ても曖昧にお茶を濁しているところがないのが、全部描いてやるぞっていう気合いと責任感を感じます。頭部やお股の形の詰まり方が全体に行き届くとなお良いですね。

モチーフ台の形はちと怪しいですが、部屋の様子を含めての空気感が魅力的に表現できています。

あまり描かないモチーフですが素直な観察が絵として魅力的です。籠の中の様子がわかる地面の網の描写が個人的に好きです。

表現がやや上滑りしていた以前に比べて、モチーフの形や印象に寄り添うようなアプローチが安定してきて捉え方に深みが出て来ました!

 

続いて基礎科生の作品です。純粋に作品作りに没頭して自分のお気に入りを増やしていって欲しいですね!

しっかりやり切れました!本人の雰囲気がよく出ていますし、影の使い方が上手いです。

初手から冷静に画面の状況を見ながら進められていていました。うまくなったなぁ。

視点や像の抵抗感など、描きての実感が乗っかっている良い一枚ですね!

今回は以上です、また!

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

2学期 11月ターム講評期間です。

2023年度オンライン教育/合格体験記   です。合格者掲載作品画像はオンライン教育科各月ターム制作時のものです。

特別講義は11月末に配信しました。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

2024-25冬期講習会 申込受付中です。

2024-25オンライン教育科冬期講習会 も同時期に開催されます。

申込締切 12/12(木)18:00申込締切です。

12/15(日) 10:00〜 オリエンテーション
12/18(水)〜12:00画像up締切 中間講評
12/21(土)〜16:30画像up締切 meetアドレス送信
12/22(日)個別時間 オンライン講評

オンライン教育科冬期講習会の課題数は、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはクラスルームコメントで随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。

※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

 

オンライン教育科 申込 新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。(2学期12月タームで終了となります。年明けからは、入試直前講座をお勧めしています。)

高1・2生は原則【3課題コース】です。(3学期もあります。)

渋谷校、基礎科(高1、2,中学生)の冬期講習会の受講の仕方について

渋谷校です

渋谷校では少し前から冬期講習会の申込みはすでに始まっています。

 

今回は基礎科の受講の仕方について説明します。

 

基礎のデッサンコース

前期(12/16~12/21)夜間

中期(12/23~30)

後期(1/4~7)

 

前期はまだ高校のある学生も多いので夜間のコース設定です。

3日で1課題の制作になります。

中期、後期は9時半からのスタート。2日で1課題になります。

それぞれ1課題からの受講となりますので自分の都合に合わせて受講しましょう。

 

基礎のデザイン・工芸コースは

中期(12/23~30)

後期(1/4~7)

 

平面構成や立体構成、手のデッサンなどデザイン科の入試に近い課題を制作できます。

こちらも1課題ずつの樹王が可能なので、デッサンコースと合わせて受講しましょう。

 

すでに制作を始めている一も、これから始めようとしている人にもピッタリのコースとなっています。高1、2年生や美大受験を目指している中学生向けのコースとなっています。

初めての制作になる人は、まずは体験してみる程度の気持ちで大丈夫ですので、心配なく受講しましょう。

渋谷校、冬期講習会で卓上デッサン課題を受講するならこのコース

渋谷校です

渋谷校では少し前から冬期講習会の申込みはすでに始まっています。

受験をむかえた受験生にとってこの冬は大事な時期です。

今回は渋谷校の私大の志望校別の受講コースを紹介します。

 

 

今回は渋谷校の志望校別コースの紹介です。

前期(12/16~12/21)夜間 コース名は:夜間 私立美大コース

冬期前半は夜間のコースなので2日で1枚制作するペースです。

 

中期(12/23~30)、後期(1/4~7)コース名は:志望校別コースコース

 

対応している大学は東京造形大、女子美、日大や横浜美術大学、東京工芸大などの卓上でデッサンを制作することの多い大学向けの課題を制作していきます。

普段行っている予備校であまりこのような受験対応をしてくれないことに不満な人なども
いればこの夏から予備校を変えるチャンスかも。

渋谷校では様々な大学を志望する学生達をしっかり面倒みます。

 

この夏、私大の卓上デッサンの受験対策ならば、渋谷校に決定です!

 

秋葉原校 筑波大推薦対策講座開催

秋葉原校です。

11月も後半になりようやく冬の寒さを感じるようになってきました。今日(11/24)は多摩美の推薦入試が行われていますが、これで主要な私大の推薦入試もひと段落です。多摩美以外は結果も出たところが多く、秋葉原校は全員合格というわけにもいきませんが例年と同じくらいの好成績だったのではないでしょうか。

今後の入試予定としては筑波大の推薦入試が11/28、11/29に行われます。それに伴い秋葉原校では11/16、11/17、11/23、11/24の4日間で推薦対策講座を開催しています。

筑波の実技の特徴としては2020年から変更があり、午前中の2時間課題から1科目、午後の4時間課題から1科目をそれぞれ選択して受験するという方式になりました。午前の2時間課題は手のデッサンか論述になりますが、基本予備校に通う生徒は手のデッサン選択になります。午後の4時間課題は論述、静物デッサン、平面構成、書の中から選ぶのですが、こちらも美術予備校に通う生徒は論述、静物デッサン、平面構成のいずれかになります。特に静物デッサンか平面構成のいずれかを選ぶ生徒が多いので自分の特性や併願校との受験のしやすさで決めると良いですね。

どの実技を選択しても共通するのが短い試験時間で作品を完成させないといけないという点です。出題内容は必ずしも難しいわけではないのですが最終的には時間との勝負ということになります。例年試験直前でようやく時間に合わせた作品が出来上がってくるのでこの時期の実技対策はかなり重要になってきます。今年度はこの日特に参加される生徒さんも例年に比べて多いのでしっかり準備して試験に臨んでほしいです。

また推薦入試対策講座という名目ですが一般入試を検討している学生や高2生も参加しています。受験自体はもう少し先になりますが入試前の緊張感を体験して自分の入試のシミュレーションをしてみて下さい!