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映像科:モチーフの話

こんにちは、映像科です。
私立美大の映像メディア系の学科がメインの映像科は、今が入試直前講習の真っ只中です。
実際の試験に合わせて朝9:30から制作スタート! まだ慣れないかもしれませんが、そろそろ最適な時間配分を掴んでいきましょう。

今回は映像科のモチーフの話。
感覚テストのような文章やイラストレーションによる試験のイメージが強いせいか、あまり「モチーフ」のイメージがない映像科ですが、特に武蔵美映像学科では、これまで鉛筆デッサンや小論文で一風変わったモチーフが出題されてきました。映像科の講師は年中頭の片隅で「あ、これモチーフになりそう」とか、考えています。そういえばかつてモチーフを探して講師全員で閉店直前の東急ハンズをさまよったこともありました・・・。
以下は入試直前講習で配付されたモチーフの一部です。


モップです。


毛糸玉です。


布です。


ミラーシートです。


足つぼサンダルです。


バナナとバナナスタンドです。


紙箱(組み立て式)です。

モチーフはもともとmotifというフランス語。モチベーション(動機)とも同じ語源であることはよく知られています。
鉛筆デッサンがモチーフ=対象をよく観察して描写することは言うまでもありませんが、小論文つまり文章による表現においても、目の前に存在するモチーフから考えを立ち上げることは重要です。

さて、いよいよ残り約2週間弱。コンディションを整えていきましょう!

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彫刻科 近況

彫刻科講師の氷室です。共通試験も終わり、私大の入試が近づいてきましたね。

自分の癖に気づき、試験本番の時間の使い方を、日々研究していってください!
もし本番で思う様に進ま進めない場合は、どう切り替えていくのか?様々なシミュレーションが大事です◎
納得のいく仕上がりを目指していくことも、もちろん大切ですし
実技が仕上がっていく行程を、紆余曲折たくさん経験しているほうが強みになると思います!

あと1か月と2週間、走り切るのみです!!

最近の秀作を紹介します。

炭の色幅が豊かでとても綺麗です。ミロのヴィーナスの厚みのある量感表現と質感がマッチしています。色が飛びがちな腰回りも、ねじれてくる特徴を丁寧に拾いながらしっかり追えています!


少し首の正面がたくましい感じもしますが、背骨を感じるカッコ良い1枚です!体のねじれや輪郭へのアプローチも繊細に考えられており、体の続きもしっかり感じられる点が実力を感じますね。


この位置のジョルジョは特に難しいのですが、体からの首頭部の出方、体の形態感をしっかり掴んできており、目を引きます!印象も拾えていますし質感も魅力的です。


見上げのスケールと全光の美しさも感じます。印象も良く似ており、空間の自然さを兼ね備えながらも、手前の腕から入って顔の印象へ向かう視点を感じさせるこの描写力は最高です!


上手ですね。特に顔の印象が良いです!光、空感、描写、視点、どれを取っても良く攻められている1枚です。ねじれているモチーフには特に大事になってくる輪郭の仕事も、知識と品を感じます!


積極的に形に迫れており、力強さがある1枚ですね。難しい顎やひげ周りも、ベースにある骨格の量感をしっかり感じさせながら描写ができており、上手だなと思います。腹筋や伸びている体側の回り込みも綺麗で、ねじれに対して、木炭の扱い方が良く考えられています!


丁寧な描写が散りばめられています。奥に行くほど濁すのではなく、しっかり考えて攻めて描いて行く感覚がラオコーンにマッチしています。手前の伸びていくボリュームに臨場感がある1枚です。


4時間半の仕事です。ここまで見切って積極的に描き起こせていると、残りの時間を安心して使えますね!とても良いデッサンだと思います。


感性だけではなく、彫刻科で捉えたい円盤のポイントをガチっと掴めていますね!指導すべき点は、ほとんど網羅されていると思います。顔の印象も立体感を損なわず似せてられており、背骨を感じるカッコ良いデッサンです!


顔の印象がもう一歩クリアになると最高ですね。円盤のバランスを良く観察できており、積極的に形も描き起こせています!炭の質感も円盤の形にピッタっと合っており、魅力が伝わります。


顔の印象が良いですね。丁寧に木炭が形に張り付いており綺麗なデッサンです!円盤がどの様に立っているのかを感じられる、目を引く1枚です。立脚側にもう一歩光が入り視線の入り口になれば最高です。


綺麗なデッサンだなと思います!逆光の伸び側は難しい位置ですが、知識を最大限に駆使しながら描けており上手です。光源の方向、逆光側のミロビの厚みの作り、ねじれながら回り込んでいく量感、素晴らしいです!


こちらも綺麗なデッサンです!ミロビのたっぷりとした量感と質感が表現できており、目を引きます。ねじれがあり形自体が見えづらく、難しい腰回りやお腹周りも、光源を損なわず丁寧に追えています。

こちらのマルスは、基礎科(高校2年生)の作品です!

上手いですね!顔の印象も似ていますし、胸筋や腕の形、首のねじれも、がっちり表現できており素晴らしい感覚だと思います。ヘルメット部分の描写も活きています。


頭の形、体の筋肉の形を彫刻的に量感を捉えて表現していける感覚が長けており、素晴らしいセンスだと思います。マルスのリアリティが、ひしひしと伝わってきます!

ここからは塑像の作品です。

すごく自然なバランスで綺麗な作品です◎肌の部分の抑えと表情の部分の作り込みが人体の質感をうまく捉えてきており、ずっと眺めていられる作品です!意思を感じる眼差しが魅力的ですね。


実力を安定して出せてきました。360度見ても自然で、自然さはある意味、作品の強さでもあります。骨格、粘土の質やパーツの作り込みまで気遣いがあり、自分の作品性が見えた瞬間ですね!


こちらは現役生の作品です。ガッチリ形を掴んで作りきって来ました!表現の強さも有りますし、骨格の安定感が存在感を高めています!

マスクと幾何形体の構成です。

まずは、マスクの模刻力が必須になります。そこをクリアしながら、マスクの配置を薄い形態の端っこに持ってくることでバランスを取り、見る側にちょっとしたストーリーを感じさせてくれます。


3つの立方体の配置にマスクを挟むことで、空間に大きく繋がるリズムが生まれています!視線を誘導してくれる構成が良いですね!

今回は以上です。
ここまで見ても、秀作がどんどん生まれて行っていることが実感できます。勢いがありますね。
1日で課題が変わっていきますので、あとは体力勝負になってきます。体調を崩しては本末転倒なので、自分の体とは良く話し合っていってください!

氷室

美大を目指す漫画「ブルーピリオド」のアニメ化。

こんにちは、新宿美術学院全科総合部です。

新宿美術学院の出身で、芸大に合格し現在漫画家として活躍している山口つばさ先生の漫画「ブルーピリオド」が、アニメ化されます。アニメ化にともなって新宿美術学院では、取材協力しました。

新宿校油絵科のある階の流し場と、階段の踊り場は良く出てくるのではないかと思われます。

ぜひ、出てくる背景と比べてみてください!

ギャラリーの前にも単行本が置いてあります。

登場人物たちが過ごした場所で切磋琢磨していると思うと、日頃の制作にも身が入るかもしれませんね。

 

 

 

夜間部授業終了、入直合流。留学生報告。

無事、大学入試共通テストが行われました。受験は止めないという政府の方針があったので、こちらも通常通りに授業を行っています。今年はイレギュラーな年になっています。受験は特に変化ないようなので、粛々と普段通りにやっていきましょう。

デザイン・工芸科夜間部です。

夜間部最終週はデッサン特訓で終わりました。これからは昼間部の時間帯に合流し、入直に突入します。授業終了の記念として、パンフレットの夜間部ページと人の居ない教室の写真を貼っておきます。

後、二週間程度で試験に突入します。現役生はまだまだ伸びます。ギリギリまで頑張ってください。

話は変わって、留学生の試験の報告が出来ていなかったので、報告します。なかなか、今年はイレギュラーな年でしたが、頑張って合格してくれました。合格した方々、おめでとうございます。入試の合格再現作品も出来上がってきたので、一部紹介します。

多摩美術大学グラフィックデザインと情報デザインの合格再現になります。武蔵美の方は、まだ出来上がっていないので、また後程紹介します。

これから先の体調管理は、とにかくしっかりとやっていきましょう。マスク越しの会話を徹底して、食事の際に会話しないように注意しましょう!

中学生 いよいよ入試直前です

こんにちは。
中学生受験科です。

中3生はいよいよ都立推薦入試が近づき、緊張感も増してきました。
先日は、毎年恒例の【入試シミュレーション】授業で、実際の試験と同じ時間に制作をしました。
点数も付き、生徒の皆さんもより試験を意識できたのではないでしょうか。
あと2週間弱、まだまだ絵は上達します! 感染症対策をしっかり取りながら、最後まで頑張っていきましょう!

中2生、中1生の【ビギナーコース】は現在3学期入学生受付中です。
https://www.art-shinbi.com/admission20b/
ビギナーコースでは、受験に必要なデッサンや水彩だけでなく、
様々な課題を通して、総合的な美術の力を育てていきます。

中2生の昨年の作品を一部ご紹介します!

2学期に行った油絵の授業作品です。

こちらも2学期に実施した、手を粘土で作る授業の作品です。


デッサンも水彩も、みんな上手くなってきました!!