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映像科:夏期講習会レポート(感覚テスト対策)

こんにちは。映像科です。ena美術全体の夏期講習はまだ続いていますが、映像科の講習は先週で一足早く終わりました。
受講した皆さんも、今は実技の制作を離れて学科対策やポートフォリオ作成などに励んでいると思います(頑張って…!)。

この夏期講習会中には、今年の2月に合格した現・武蔵美映像学科一年生に、感覚テストのデモンストレーションをお願いしました。
感覚テスト対策をはじめたばかりの人にとっては、意外に画材(鉛筆、色鉛筆、パステルなど)を扱うことが難しかったりします。せっかく面白い案を発想したり文章で工夫をしても、画面に表現する段階で思ったように完成できない、という人もいるのではないでしょうか。
今回のデモンストレーションでは、そうしたお悩みに応えるべく、制作の段階ごとに区切ってプロセスを詳しく見せて貰いました。


まずは自己紹介を兼ねて、昨年度の映像科での「感覚テスト」対策を振り返って貰いました。


最初は鉛筆で絵を描く部分と文章を書く部分に分けて、下準備する段階。


続いてパステルでベースの色を乗せつつ、大まかに明暗を作る段階。


パステルの作業を整えつつ、色鉛筆で細部まで描いていく段階。


そして最後に文字を丁寧に書き、細かい部分を微調整すれば完成です!
(こちらは昨年度の入試再現作品です)


すべて並べてみると、段階ごとに意識すべきポイントがよく分かりますね!

いかがだったでしょうか。感覚テストは絵や文字の配置が自由なので、アイデア次第で制作のプロセスも異なるとは思いますが、このように計画的に進めることで、確実に「見やすい」「読みやすい」画面を作ることはできます。


最後は講評にも参加して貰い、受験生にアドバイスも。ありがとうございました!

さて、そんな感覚テストの対策も含めて、映像科の木金日コースは、9/7(木)からはじまります。
前半(9月~10月)は充分に時間をとって「表現したいこと」や「表現のしかた」を探っていきます。
後半(11月~12月)は徐々に試験を意識して制作を行っていくことになります。
引き続き、頑張っていきましょう!

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