こんにちは、講師の新妻です。
来週末くらいから、ようやく暑さが落ち着いてきて秋らしい気候になってくるようです。よかった〜。
夏期講習を経てみんなできることが増えてきました。自分の強み(ポジ)に自覚的になるとその強みを活かすための押さえるべき要素(ネガ)が見えてきます。ネガポジの関係は課題一つ一つにも見つけられると思います(表現する上で何が魅力になるのか、何が欠けると見劣りになるのか)日々の課題に対しては事前に狙いの確認や分析をした上で取り組むことが課題を無駄にしないことに繋がります。いい仕事は事前の準備の有無で変わってくると思いますよー。
では作品紹介に行きましょう。まずは昼間部
木炭の調子に作者の感覚的なものが滲んでいていいなと思いました。目がやや中心に寄って見えたりなどの形の精度に自信が持てるまで引き続きクロッキーも頑張って見てください!
部分の密度に固執せず全体の印象を大事にしている取り組みがgoodです。
守るべき要点を安定して出力できるようになってきました。その中でも観察、表現双方にこだわりや気配りを持ちながら作品の魅力を増やしていきましょう。
ジョルジョは一筋縄ではいかない難しいモチーフですが、スタートからフラットなテンションで臨めていたのが良かったです。そこが安定してきた先に完成度があると思います。
続いて夜間部です。
シンプルな構成ですがマスクの精度、触れ合う接点、手の表情、いいクオリティです。
作ってる本人が制作途中で「いい感じです!」って言ってたのが印象的でした。作り手としてポジティブに乗りながら制作できるのって大事です。
2学期から彫刻アトリエで制作している基礎科生の作品です。夏期講習からまたさらに観察が一段深まってきました!どんどんイコー!
今回は以上です!