こんにちは、留学生科です。
みなさん、初夏を楽しんでいますか。
新年度が始まってから2ヶ月以上が経ちました。
一学期終了まで時間がそう長くありません。
(怖いことを言うと、)留学生試験まであと半年です。夏が近づけば近づくほど、いよいよ猛特訓の季節!といった感じで、留学生たちは張り切っているように見えます。
EJUやJLPTの季節でもあるので、やることがたくさんある中でしっかり体調管理をしながら進めていきましょう。
先日デザイン・工芸科夜間部では、【デモストを見るだけの日】がありました。
日本のデッサンが大事にするもの、そして時間制限がある中でデッサンを描くとはどういうことなのか、とても学びが多かったのではないでしょうか。
言葉で説明してもピンとこなかった部分も、自分の目で見れば一目瞭然。
気づきを話してくれた生徒もいます。
その後平面構成についても、一人一人面談をしてじっくり話しました。
今自分が抱えている問題、その問題はどこからくるものなのか、どうすれば楽しさに変えられるのか、それぞれがよく考え、整理しようとしている様子でした。
今すぐに全てを掴めなくても、感触を確かめながら前進していけるといいですね。
何かを理解する感覚というのは、複雑な糸で絡み合っているような気がします。
理解できたと思っても、その一本一本の糸をつまみ出すことは、たとえ本人であっても容易ではなかったりします。
だからこそ、一つ一つの体験を大切にして欲しいものです。
デッサンも、日本語も、平面も、さらには自分自身に対する研究も、今後熱を帯びていくことを期待しています!