日別アーカイブ: 2024年7月27日

彫刻科 夏期講習に突入!!

こんにちは!講師の佐宗です。
いよいよ夏期講習が始まりました!気温以上に熱い制作が行われています!
一期は7時間という受験に近い制作時間でデッサンと塑像をするチームと、長い時間をかけて大型作品を制作するチームで分かれていました。
まずは大型作品の秀作を紹介します!

自刻像をバストアップで制作しました。この大きさ、激しいポーズ、かなり難しかったとは思いますが、大きな破綻なく完成しました!腕を上げた時の肩や肩甲骨の動きなど、よく観察できたと思います。カットの仕方や髪の毛など、自由度が高い部分でさらに動きや形をカッコ良くできると良いですね!

ヘルメスの模刻、3日間で完成させました。なんと現役生の作品です。少しだけ動きが弱くなったものの、かなりの完成度です。最近デッサンもぐいぐい伸びている学生ですが、こうして時間をかけて模刻することでさらに彫刻作品への理解度が上がり、デッサンにも良い影響が出ていると感じます。次の作品も期待しています!

こちらのヘルメスも完成度高いです。動きをとても意識して制作できました。

7時間で制作したマルスです。短い制作時間の中では序盤中盤の仕事が特に重要になってきます。描写の完成度ももちろん大切ですが、大きな動きや形が合っていなければ意味がありません。途中段階でも印象を合わせていきましょう!

現役生の自刻像です。作り初めから明確な作品イメージがあり、力強く制作できました。柔らかな動きがとても魅力的です!

トルソーは胸像に比べると上から下までの響き合いを意識しなくてはならず難易度が高いですが、よく描けています。
動きも激しい像ですので最後まで体の構造を観察してほしいです。

グデアの模刻です。少しバサバサとした表面の仕上がりですが、量や形の精度はかなり高いです。ここからグデアのピタッとした魅力を出していけたら最高です。
模刻はとにかくフォームよく、たくさん動いていきましょう!

夏期講習は特に現役生にとってジャンプアップのチャンスです!熱く熱く制作していきましょう!(熱中症に注意!)