こんにちは。先端芸術表現コースです。
合格体験記第2弾を掲載いたします。第1弾はこちらのリンクからどうぞ。
https://www.art-shinbi.com/blog/20230327/21/
今回は1次試験素描選択で合格したKさんの体験記になります。
新美にしようと思ったのはなぜですか?
私は他の予備校も含め何校かお試しで講習会に行きました。そして、それぞれの予備校の特徴を知り、新美は学生の事情や課題に向き合ってくれるなと感じました。
他の大学に通ってから先端芸術表現科を目指した自分にとってはそうした個人に向き合う体制が受験対策をする上で合ってると思い選びました。
一次試験素描受験ですが、予備校での対策はどのように役立ちましたか?
私はもともと自分の中で良いとするデッサン像がありましたが、それを描くだけではうまく行きませんでした。ここで行った素描課題を通して、自分の素描がなぜダメなのか、なぜ通過圏内に入るデッサンになれないのか、どうすれば良くなるのか、を感覚的な説明だけではなく言葉で説明してもらえたことで理解できました。そうした自分の素描に対しての客観的な線引きを見つけられたことが一次試験を通過するのに役立ったと思います。
個人資料ファイルを制作するプロセスで予備校はどのように役立ちましたか?
バラバラに思えた自分の思考を一本の線に結び繋げるのに役立ったと思います。関東圏以外のところで制作をしていたので予備校に来て個人資料ファイルを見てもらう機会は少なかったのですが、自身の思考を他者に伝える経験は貴重で、話すことで自分の思考がまとまっていくことを感じました。また、何も知らない他者にどう伝えるかを考えることがファイルの構成を考える上で役立ったと思います。
総合実技はどのような試験だと思って取り組んでいましたか?
自分が素材の魅力を存分に扱える人間だとアピールするものと思い取り組みました。
そのため、扱いやすい素材を扱いやすいままに使うのではなく、考えたことをどう素材の魅力に置き換えて表現してやろうかと考えて取り組んでいました。
制作するということは、Kさんにとってどのようなことでしょうか?
私にとって制作することは、ものを見るとき、他人と関わるとき、見たものを共有するときなどに必要なものです。この制作する行為によって優しい人が傷つかない世界を作れたらと考えています。
最後に今年の受験を振り返り自由にどうぞ
私は作品数も少ないし、予備校に来ても周りのレベルが高く、面白い考えを持った人ばかりで常に不安でした。自分は制作者に向いてないのでは無いかと打ちひしがれていましたが、どんな結果になっても悔いの残らないように全力を尽くそうと思い真摯に取り組み、その結果が自分にとって一番良いものになって良かったです。今も入学後のことを考えると不安ですが、これまでと変わらず真摯に取り組んで行きます。
Kさん合格本当におめでとうございます。とても素晴らしい個人資料ファイルでした。
Kさんの再現作品などは現在ギャラリーの再現展でも公開していますので興味のある方はぜひご来校ください。
新学期の授業は、4月11日(火)からスタートします!
本科の申し込みや、無料体験の申し込みなどまだ間に合いますので、相談などありましたら遠慮なくご連絡ください。
無料体験の申し込みは以下のリンクから可能です。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html
それでは、先端芸術表現コースでした(画像は体験記Kさんの再現の画像の拡大になります)。