日別アーカイブ: 2024年6月24日

先端芸術表現科の夏期直前講習のお知らせ

こんにちは。ena美術新宿 先端芸術表現科です。

今年度及び昨年度の体験記は以下のリンクから。
2023年度体験記その1 その2    その3 その4  その5
2022年度体験記その1 その2 その3 その4

授業見学や無料体験は随時受け付けていますので、興味のある方はぜひこちらからお申し込みください。
無料体験 https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html
個別相談 https://www.art-shinbi.com/event/2024/24event-soudan.html

夏期講習も近づくなか、教室では一次対策も小論文と素描に分かれて、基礎的なところをしっかりと固める課題を継続して行っています。素描では観察して対象をしっかりと描写すること、空間を描くことなどを目的とした静物課題や細密描写も取り入れながら、顔の構造などのレクチャーをふまえたうえでの自画像系課題も行っていきます。
また、小論文では、課題文を読解すること、それをふまえたうえで自らの経験を引き出すこと、経験を描写することの3点をまずはしっかりと行っていきます。先端の一次試験では、どのような問題形式が出題されてもしっかりと落ち着いて解答することが重要です。そのための基礎固めを実践的な課題の前に行っていくことは、夏期講習も継続して行っていきます。

制作の方では、一ヶ月かけて場所課題というものを行いました。これは、自分が気になる場所や空間を見出し、そこからリサーチや試みなどをふまえたうえでその場所でしか成立しない作品を作ってみるというものです。これまで試したことのない制作のプロセスを試みてみることで、表現することや作品といったものについての枠組みを捉え直してもらい、今後の制作につなげてもらうのが狙いとなっています。こちらもさまざまな場所や空間、そこでの試みがでてきて充実した講評になっていたと思います。

総合実技では素材演習その2ということで、スチレンボードの構造や特性を学びながら、立方体を組み立てる、削り出しで制作するなどのワークをふまえたうえで、「乗り物を作る」という課題を行いました。総合実技では毎回さまざまな素材が出題されますが、どのような素材がでたとしても、その素材がいかなる特性をもっているのか、その素材がどのような構造でできているのかということを考え、素材の特性を生かしながら自分のコンセプトを実現するために用いるという基本的な考え方は変わりません。そうした素材の捉え方を学ぶのが、この演習の目的になっています。

さて、夏期講習のスケジュールは、全4タームで以下のようになっています。申し込みはこちらから。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/shinjyuku/sentan/index.html

 

 

また、夏期講習に先立って、夏期講習直前講座が7/15(月・祝)の10時半から17時半のスケジュールで開催されます!
こちらでは教室で総合実技課題を行い、その講評ののちに、一次対策で求められることや個人資料ファイルは何をするものなのかといった先端の試験の基本的な概要についてもお話しします。ですので、今から先端の受験を考えられている方や、高校1年生、2年生の方にもおすすめの講座になっていますので、ぜひお気軽に受講してください。
https://www.art-shinbi.com/event/2024/24event-s_s_s/s_s_s-G.html

また、遠方にお住まいの方にはオンライン夏期講習も開催されます。こちらは、課題数は少ないですが、遠方にお住まいで東京に全ての期間来るのが難しい方におすすめです。オンライン夏期講習の方もぜひご活用ください。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/online/sentan/index.html

夏期講習の登録でどこを受講するか迷われている方や、先端の受験を考えている方は、個別受験相談からお気軽にお問い合わせください。
個別相談 https://www.art-shinbi.com/event/2024/24event-soudan.html

それでは、夏の先端もどうぞよろしくお願いします。先端芸術表現科でした(画像はこれまでの総合実技合格者の再現になります)