日別アーカイブ: 2016年3月21日

映像科:プレ春期講習

こんにちは、映像科の講師の森田です。
映像科も2016年度、すでに始まっています!
今週の21日のプレ春期講習は武蔵美美大映像学科の実技試験「感覚テスト」を制作するという内容でしたが、ほとんど(というか全員)初めての制作だったにも関わらず、名作揃いの全体講評会となりました。

課題は「○○を待ちながら」というキーワードから映像的なシーンを発想するというもの。制作時間は実際の試験時間(3時間)よりは、やや長めにとりましたが、それを差し引いてもアイディア、文章表現、色鉛筆による描写など、みんな明確なコンセプトを持ってしっかり“作品として”まとめられていました。

映像系入試に向けたガイダンスや、推薦入試(特に武蔵美映像学科クリエーション資質重視型)のポートフォリオの紹介なども織り交ぜつつ、あっという間の1日でした!

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彫刻科、プレ春期講習!

こんにちは!彫刻科の小川原です。今日はプレ春期講習ということで、彫刻科では石膏デッサンの描き出しで、大きな探りで構築していく進め方についてレクチャーし、実践を交えて学びました。

最初は僕のデモンストレーションを見てもらいました!今回はデスケルやはかり棒などは使わず、感覚だけで形を取り、直していきます。
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最初は大きなストロークでゆったりと、遠いところの関係性を合わせるように全体を掴んでいきます。
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形の構築が十分整ったら中身の作業です。部分の色の変化に捕われず、全体での色の統一感を大事に進めます。「見る」力を養えば1時間もかからずこのくらい描けるはずです。かく「描く」力があっても見る力が足りなければ実際の像の印象には近づいていかないです。
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描き急がないことが大切です。正しい探りが出来ての「作品」なのです。
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現役生も頑張っています!
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臼田先生は大分デッサンから離れていましたが久々に挑戦です!
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首なし円盤。トルソ像はプロポーションや動きに特に敏感に反応して欲しいです。
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量感の表現が魅力的ですね!
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この1年は、「見る力」を養うことをテーマに学んでいきたいです!モチーフを見切ってがっちり掴んで離さないくらいの安定感を身に付けましょう!春期講習で1つでも多くのことが身につくよう、講師一同徹底した指導を心がけていきます!
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