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彫刻科、プレ春期講習!

こんにちは!彫刻科の小川原です。今日はプレ春期講習ということで、彫刻科では石膏デッサンの描き出しで、大きな探りで構築していく進め方についてレクチャーし、実践を交えて学びました。

最初は僕のデモンストレーションを見てもらいました!今回はデスケルやはかり棒などは使わず、感覚だけで形を取り、直していきます。
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最初は大きなストロークでゆったりと、遠いところの関係性を合わせるように全体を掴んでいきます。
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形の構築が十分整ったら中身の作業です。部分の色の変化に捕われず、全体での色の統一感を大事に進めます。「見る」力を養えば1時間もかからずこのくらい描けるはずです。かく「描く」力があっても見る力が足りなければ実際の像の印象には近づいていかないです。
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描き急がないことが大切です。正しい探りが出来ての「作品」なのです。
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現役生も頑張っています!
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臼田先生は大分デッサンから離れていましたが久々に挑戦です!
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首なし円盤。トルソ像はプロポーションや動きに特に敏感に反応して欲しいです。
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量感の表現が魅力的ですね!
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この1年は、「見る力」を養うことをテーマに学んでいきたいです!モチーフを見切ってがっちり掴んで離さないくらいの安定感を身に付けましょう!春期講習で1つでも多くのことが身につくよう、講師一同徹底した指導を心がけていきます!
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