映像科:5月から6月へ

こんにちは、映像科です。
新年度が始まって約2ヶ月。4月から対策を始めた人たちも教室での制作に慣れてきた印象です。
5月は主に、感覚テスト、小論文、鉛筆デッサン、それぞれの基礎となる課題を制作してきました。映像科の特徴として「絵と文章で表現する」点が挙げられますが、少しずつコツを掴みつつあるのではないでしょうか。


(構図の研究)

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現在ena美術映像科では6月入学生を募集中!6月の授業は以下のような形です。
いよいよ本格的に実技対策に取り組みます。

・6/4(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・6/5(金)感覚テスト課題 制作
・6/7(日)感覚テスト課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評会

・6/11(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・6/12(金)感覚テスト課題 制作
・6/13(土)土曜講座:「武蔵美映像学科 感覚テストを攻略する!」②
・6/14(日)感覚テスト課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評会

・6/18(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・6/19(金)感覚テスト課題 制作
・6/21(日)感覚テスト課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評会

・6/25(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・6/26(金)感覚テスト課題 制作
・6/27(土)土曜講座:「映像メディア系 総合型選抜を攻略する!」③(最終回)
・6/28(日)感覚テスト課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評会

・土曜講座:「武蔵美映像学科 感覚テストを攻略する!」
・土曜講座:「映像メディア系 総合型選抜を攻略する!」
はいずれも1回から受講生を募集してます!締切は講座の2日前の18:00ですので、ぜひご参加を!

並行して7/20(月)からはじまる夏期講習会の準備も行ってます!
次回のブログでは夏期講習会の各コースの紹介もします!

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彫刻科 1学期中盤戦へ

こんにちは。彫刻科の小川原です。今年は生徒によって経験のあるなしの差が大きい中で、着実に力をつけて来れています。もちろん経験の達者なメンバーもさらに実力を上げていく流れにあります。それぞれの目標をはっきりさせてダイレクトに向かって行きたいですね!

それでは直近の優秀作品を紹介して行きます。
まずは昼間部生から。
近年の芸大では発想力の求められる作品を出していくことが重要になっていますが、今回はシンプルに物と物の組み合わせによる構成に取り組みました。配置や関係性、模刻の精度、完成度で差を出して行きたいです。

ブルータスのデッサン。
ブルータスは着衣の像ですが、あくまで人間をモチーフとしているので衣の奥に正中線や人体としての自然な構造を感じて描きたいです。

グデア模刻。
グデアは単純な形に見えて全ての形に生身の人間に則った筋骨のリアリティが含まれています。見ようとしないと見逃してしまうような印象も捉えたいですね。

ヘルメスのデッサン。
経験達者な人はただ見て描くだけでなく表現研究まで考えていけると良いです。特に少し長めに時間をとって取り組んでいる今だからこそ試せることは多いです。

ヘルメスの模刻。
課題ではなく自主的に特訓した作品です。自分のコントロールできる量の限界値を増やしていくことは彫刻を学ぶものとして重要です。入試の作品サイズは大きくないですが、大きい作品であっても動かせる力があれば楽勝です。

ラオコーンのデッサン。
こちらも自主特訓作品です。描く力はあっても見る力に危うさがあったので、部分的な見方にならず、徹底的に「印象」について考えて特訓を続けています。

ユゴーの模刻。
今年から始めた生徒の作品ですが、そうとは思えない素晴らしい出来でした。分からないことを分かっていくことが大事です。当たり前なのですが、ほとんどの人は何が分からないのかさえ分からないまま時間を過ごしてしまいます。

自刻像。
普段より大きめのサイズで制作しました。首までのものよりもその先の形まで作ることによって人体の理解も深まりますね。作品性の追求といった面も重要です。

友人像。
模刻に取り組んでいる友人の姿を見てつくりました。動き回っているので相当難しいですが、完成作品から実力の高さが窺えます。

ここから夜間部生の作品の紹介です。
ジョルジョのデッサン。
ジョルジョは印象を合わせるのが難しい像ですが、三人ともよく表現できています。クロッキーについて毎回話をしていますが、何より自律的に形を捉えられるかがデッサン上達の鍵です。

自刻像。
自刻像が満足につくれるか否かは彫刻の道を歩むものとしてある意味一番重要かもしれません。表現の全ての土台に「人物」という問題があると思っています。まず。生きているように表現できたか。次に本物以上を目指して。たくさん練習して行きたいです。

以上になります。
経験の浅い人や現役生は1学期のうちに一通り何でも自分でできるようになってもらえると良いです。すでに実力のある人はさらに限界突破を目指して各課題に臨んでください!
引き続き頑張りましょう!

授業報告、イベント報告など<大宮校>

5月もあっという間に後半です。凄く暑かったり、寒くなったり、服装が難しい季節ですねー。上着を用意しつつ、出かけましょう。

大宮校です。

授業は淡々と始まっております。基礎がためっす。みんな頑張っています。

ということで、今回は埼玉県立大宮光陵高校での、入試説明会&デモンストレーションの様子写真がたくさんあるので、そちらをご覧くださいー。

そしてちょっと残念なお知らせです。6月14日(日)に開催する「みんなで石膏デッサンを描こう!」イベントですが…申込み始まって三日で定員の60名が埋まってしまいいました!このブログで申込み始まりましたよーってやる予定でしたが、もう無理っす。入りません。たぶん、去年よりも多い75名くらいでギチギチで描くこととなります。ひ〜準備大変っすー。

ということで、大宮光陵のイベント風景をご覧ください。デモストは2時間でした。石膏デッサンは、描き出しになりますー。

では、また次回にー。

渋谷校、鉛筆の削り方など、これからデッサンを始める人へ

渋谷校です

 

5月も過ぎてにもなり、高1、2年制などでそろそろ美大の受験を目指して絵を描いてみたい人などもでてくる頃と思います。また4月から以前から初めて、再度鉛筆の削り方など聞きにくい人もいるのではないでしょうか?

そのような人のために鉛筆デッサンの初歩、鉛筆についての話をしましょう。

 

まずは何を揃えるか

・鉛筆

 

・練りゴム

・カッター

・紙

・パネル

これがあれば制作はできるのですが、

 

その他にもデスケルや擦筆、スティック消しゴム、ティッシュなど必要なものは色々あります。

 

今回は特に鉛筆についてお話したいと思います。

 

鉛筆と行っても色々な種類があると思います。

 

まずはこれ

ユニの鉛筆を揃えましょう、

 

次に色幅がもう少し欲しいのであれば

ステッドラーなども揃えると良いと思います。

 

人によってはハイユニ、ユニよりも少し高い、材料が少し良いのでしょう、書き味が違うのですが、必ず揃えなくてはということではないです、一度使用して試してみると良いと思います。

この他にもファーバーカステルやスタビロ、トンボなどいろいろな鉛筆の種類があると思いますが、まずはユニを揃えることをお勧めします。

 

また、鉛筆には硬さがあって、HBや2Bなどの種類もあります。

渋谷校では最初に買わせるときに4Hから4Bまでの購入を進めていますが、実際にはもう少し鉛筆の硬さの幅はあったほうが良いと思います。また同じ硬さの鉛筆でも2~3本は持っていたほうが良いと思います。

 

ここで硬さについての説明

この図のようにBの数字が上がるにつれて濃い色合いに、Hの数字が大きくなるにつれてグレーになっていきます。BとHの間にはHBとFが入ります。また色味だけではなく芯の硬さも変わります。

この色や硬さの差は、鉛筆に含まれる黒鉛と芯を固める粘土の割合によって変わります。

ちなみにHはハード、Bはブラックです。FはFIRMという単語(堅いとかしっかりしたという意味)から来ています。

 

デッサンをしている生徒を見ていると、良く短い鉛筆を使っている生徒がいます。物を大事にするという意味では良いことなのですが、デッサン時はなるべく長い鉛筆を使用して大きなストロークで描きたいので、短くなった鉛筆は使用しないようにしましょう、特に描き出しの時期はできるだけ全体を意識するために画面から離れて描きたいので、長い鉛筆を使用しましょう。

 

鉛筆の収納に関しては、このようなケースを使用し

中は、鉛筆の硬さなどで分けて使いやすいように収納しましょう。

鉛筆の削り方も

このような形に芯の部分も軸の部分も細長く削ります、
デッサンでは鉛筆を寝かせて描くことがあるので細長くして側面が画面に当たらないようにするのです。

またカッターで削るのですが

このような持ち方で、一気に削ろうとせずに少しずつ削るとよいでしょう。

 

 

道具が揃ったら、まずはアトリエで描くことですが

渋谷校では無料体験なども行っていますので、そこに参加してから始めるというのもよいでしょう。

興味のある人は

https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

から申し込んでみましょう。

 

また、これから美大受験を始めると考え出した人向けの、初歩の第一歩

はじめての美大ガイド(無料実技制作体験付き)

なるものも企画しております。

https://www.art-shinbi.com/event/2026/26event-bidai_gaido/index.html

 

また次の機会には平面構成の道具等や使い方などを説明できたらと思います。

春先のスタートからしっかり基本をつけて頑張っていきましょう。

 

油画科夜間部合格体験記【2025年度2026年度】


こんにちは、油絵科夜間部の鷹取です。5月10日の日曜日に行われた推薦入試イベントの第一回目が無事終了しました。入試が終わったばかりな気がしていますが、着実にまた今年度の入試が始まっているのだな、と改めて感じております。よーし、また頑張るか!ご参加くださった皆様本当にお疲れ様でした、推薦はやること沢山で本当に大変ですが、頑張っていきましょう!

さて、5月に入り、夜間部生の合格体験記が届き始めましたので2回にわたりブログに掲載しようと思います。今回は藝大現役合格の3名です。(去年夏頃届いた2025年度入試の合格体験記も昨年度載せそびれてしまっておりましたので、そちらも併せて掲載いたします。)

 

【2026年度東京藝術大学油画 現役合格体験記①】

油画科夜間部 梅澤フィニックス海斗

自分は美術高校に通ってたので高校1年生から油絵を描いていました。高校の最初の2年間で油絵の基礎を学んで高3から予備校に通い始めて受験に向けた絵の練習をしていました。予備校では疲れたら散歩をしてみたり家に帰ったら趣味のギターを弾いたりなどして切羽詰まらずに気分転換することを大切にして受験を乗り越えました。

 自分は絵によって完成度にムラが出てしまうタイプで同じ時間をかけても自分が楽しいと思って描いた時と描きどころを見つけられずに描いた時で絵のクオリティがまるで変わってしまうので受験期は自分がどれだけ楽しんで描けるかを意識していました。シュールで笑える絵を描くことが好きでイメージ課題の場合はマグリットのように自分の気に入ってるモチーフを繰り返し絵に登場させることが好きでした。自分の場合、描き込んであればあるほど良い絵になったので入直では短い時間内にいかに効率的に無駄の無い作業を重ねて描き込む時間を増やすかに重きを置いて特訓しました。デッサンは入直から自分に合う画材が見つかったり絵の方向性が決まったりして一気に上手くなった記憶があります。

 1次試験については元々自分を描くことが好きでよく自画像を描いていたので今年の課題を試験会場で見た時は勝ったと思いました。課題から外れないように自分らしさを表現することができたので受かったんだと思います。自分はイメージ課題の方が好きだったので2次試験でモデルが出た時は少し焦りましたが試験前日に鷹取先生とモデルや取材課題が出た時にどうするかを話し合ったので何とか自分の納得する作品にすることができました。

 自分はすぐ調子に乗る癖があるのでよく鷹取先生にしごかれていましたが今思えばそれは先生の愛のムチでそれのお陰で今の自分がいるんだなと思っています。先生方の他にも家族や友達 の助けがあったから受かったので感謝の気持ちを忘れずに大学生活を送りたいと思います。もっと上手くなって世に自分の名を轟かせたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

※入試直前授業内作品

 

【2026年度東京藝術大学油画 現役合格体験記②】

油画科夜間部 兼石優香

私はできる限り周りと自分を隔離しようとしました。受験において、友達との馴れ合いや競争は必要なかったからです。合格できたのも、最後まで自分に集中できたからだと思っています。

 新美には2年間お世話になりました。私が予備校に通い始めたのは高校2年生の春からで、基礎科に週3で通い、1年後の高3の春からは受験科の夜間部に週6で通いました。 目まぐるしい日々でした。受験科にいた1年間は人生で最も忙しく、充実した時間だったと自信を持って言えます。

 私が受験において1番苦労したことは、納得することでした。基礎ばかりこなして描写が上手くなっていくほど、イメージ課題に対する苦手意識が強まっていき、自分の作品に納得できなくなっていきました。私は物がないと絵を描けなかったし、イメージだけのぬるい形を描き起こすことはそもそも私のすべきことではないと強く感じていました。

 入直に入り、1次試験まで1ヶ月ちょっとという時になってやっと、自分は自分でしかなく、できることしかできないと気づきました。周りと自分に一線引いて、影響を受けないということを意識的に行うことで、自分が現状できていることを突き詰められました。 それからは自分のすべきことが理解できたし、描くこと自体にも自信を持っていたような気がします。

 そして、大きな支えだったのは先生の存在でした。入直期間毎日居てくれた先生には本当に感謝しています。自信がなく迷走していた自分に、最後にはすべきことを明確に示してくれました。すごく心強かったです。 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※入試直前授業内作品

 

 

【2025年度東京藝術大学油画 現役合格体験記③】

油画科夜間部 小林蘭

『どんな時でもパワフルで!』

 私は何時もパワフルであり続けることを大事にしていました!その中で、どれだけ自分を保てるか、いつだって走っていて、かつ冷静でいるかがキーとなっていました。藝大には小学3年生から憧れを抱いていて、受験するとなった時に改めて藝大を知り、ここで美術をしたいと強く思いました、冬季講習になって、藝大の卒制を見た時に、今の藝大にはこばらの絵画が必要だ、ここで絵を描かなければならないと感情が奮い立ち、そこからは来る受験に向かって走るのみでした 私は美術高校で3年間美術を全うする学校だったので、基礎力をつけて、高三の春季に新美に通いました。

 最初はイメージデッサンを始めたてで、まだ自分の世界観が出来上がっていませんでした。 たびたびあるコンクールで、いつも実直に描いている人が上位を取っていて、「実直だが、泥臭い味のある絵だ!実直にイメージは勝てない!」と講評で言っていて、どうしたら実直に描いていく人にいーメジ軍は勝てるのか!?と1人悩みました。その時に鷹取先生に潔い絵を描きなさいと言われ、自分の中で答えが出ました。                        こっちはイメージの世界を作って、その世界で突っ走るだけ!周りなんて気にせず勝手に1人で飛び抜けた絵を描けばいい! と答えが出たところで、毎回の課題での自分の世界観のスケールがどんどんデカくなっていきました!                        ときにパワフルを失う時がありますが、パワフルでない自分の人生はつまらなすぎるので、しっかり次のパワフルを取り戻すために画塾を昼から行ったりもしており、自分のご機嫌取りをうまくしていました。毎日同じ顔のみんなに会うのが頭がおかしくなったときは、美術に全く精通していない友達と飯を食べにいくのがおすすめです!                         入直になってくると、毎回自分が描く絵にワクワクしながら楽しくかけました。自分がどうしても描いてしまうもの、描いていないと楽しくないものを必ず入れるようにして、テンションを上げながら絵を描いていました。 入試では自分が1番先を走るように、土煙り上げながら走ってこい!と鷹取先生に言われ、今思えば、会場の中でいちばん走っていて、昨日食べたものが胃の中で生き返るほどに、全身を駆け巡るパワーが溢れていたと思います。

大学の教授には、あなたのパワフルな感じが、絵から、見た目から、顔から、言葉から、文章から伝わってくる。と言っていただけました。この力がいつまでも自分の中にあるようにしたいです。 そして、自分にも負けないほどのパワフルをくれた鷹取先生には、計り知れないほどの感謝があります。どんな絵にも100%の講評をしてくれて、けつをたたいてくれるのは鷹取先生だけです!!最初は金玉の話を熱く語り合ったA先生クラスが良かったのですが、こんなこばらと一緒に走ってくれて、けつを叩いてくれるのは鷹取先生だけです!自分に関わった全ての人間、物事に感謝します。1年間ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※入試直前授業内作品