月別アーカイブ: 2022年2月

芸大デザインコース

こんにちは
デザイン・工芸科
芸大デザインコースの山本です。

芸大一次試験まで2週間を切りました。
今週はデッサン最後の模擬試験を行い、講師の指導がない状態でどの程度の実力を発揮できるのかをチェックしました。
一次試験の合格にはどのような出題にも冷静に対処し、重要なことを見誤らずに客観的に捉える力が試されます。精神的に落ち着いて挑めるように不安要素をひとつでも多く取り除いていきましょう。

講師によるデッサンのデモストを紹介します。

映像科:多摩美・武蔵美合格者再現発表&体験談

こんにちは。映像科です。
映像科の入試対策は残すところ日芸映画学科対策のみ。すべての入試を終えて合格発表を待っている人もいると思います。今年も昨年に続いてコロナ禍での入試の準備となったため、色々な面で大変だったと思います。あらためて一年間お疲れさまでした!

さて前回のブログでも告知しましたが、発表後2/20(日)には「多摩美・武蔵美合格者再現発表&体験談」を行います!
映像科では昨年に続き、武蔵野美大の感覚テスト、小論文、鉛筆デッサンに加えて、東京造形大の発想力の再現制作を予定しています。イベントでは合格者の生の声を聞くことができるので、現在美大の映像メディア系の受験を考えている人は、ぜひ足をお運びください。
時間は17:00〜。詳細はこちらから。

(以下画像は去年の様子)

彫刻科:

こんにちは、彫刻科の新妻です。私大の試験も始まり、春からの受験対策もいよいよクライマックスですね。最後の最後は本番で自分を信じて作品作りができるかどうかだと思います。ひと課題づつを大切にしながら作品と自分のバイオリズムを整えていきましょう。

 

大きな量、動きの印象を繊細な仕事の積み重ねで支えています。

光の差し込み方やそれぞれのモチーフの魅力を絵として上手く引き出していて目立ちます。

手前の腕から肩、首、頭部までのゆったりと伸びやかな印象が良いですね。

難しい位置ですが底力を感じる良い一枚です。空間がキレイです。

描きあげていく中で手前の形の強さと自然さまで全体のバランスの上で納めることが出来たと思います。

受験的にはマイナーな石膏像ですが、描き慣れていないからこそ感性と地力を問われますね。

クオリティと印象が高いレベルで噛み合っています。良いですよ!

基本構造をロックしながらも表面の造形を自然に掬い取っています。

スタートからブレがなかったのが印象的でした。奥へと倒れていく頭部の見え方も自然です。

ヘルメスの持つある種の軽さともいえるキャラクター性が、全光の明るさを上手く取り入れていくことで伝わってきます。

 

全体の仕事のコントロールがここにきて統合されてきました。アリアスの高貴な感じが出てます。

ゲタらしいです!粒の積み重ねの中で大きな形態の印象を意識して対象に迫っています。

 

技巧的な面よりも素直で自然な捉え方が絵の本質であることの好例だと思います。

思い切りの良い光の設定が活きています。カッコいい!

今回は以上です、ではまた!

 

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

ただいま、2月ターム制作週間です。

 

先月末、第11回オンライン教育科特別講義を配信しました。

第11回特別講義 卓上デッサンプロセス

第11回特別講義 美術史・後編

オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を Zoomを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を1学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

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2021年度 オンライン教育科生の合格体験記です。

https://www.art-shinbi.com/online/taikenki_2021.html

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高1・高2生の方は、オンライン教育科3学期受講をおすすめしています。

新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。
Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。
講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。高1・2生は原則【3課題コース】です。

知ることから

 

こんにちは、留学生コースです。

東京造形大学の留学生試験が終了し、東京五美大はあと女子美の2次募集(一部専攻)のみとなりました。新美では、留学生試験を志願する生徒の入試がすべて終了しています。1年間、本当にお疲れ様でした。

 

少し前に、各大学の卒展ラッシュがありましたね。
留学生の皆さん、見に行きましたか。

こういったイベントは、その学科のことを知れたり、志望している専門のことを知れたり、日本の美大が学生に期待していることを知れたりと、なかなか学ぶことが多いと思います。

今回の卒展を逃してしまった方は、今後行われる五美大展やオープンキャンパス、芸祭などをぜひチェックしてみて下さい。

今年はオンラインがあるのかはまだわかりませんが、ホームページに何らかの情報がアップされるかと思いますので、こまめにチェックするようにしましょう。

美大受験は絵を描く力だけが求められるわけではありません。特に留学生は、自分で考え、調べ、判断しなければならない場面が多々あります。

知ることから、一歩一歩近づいていきましょう!