日本画科です。
梅雨空の季節となりました。雨中の新緑はひときわ色鮮やかで、新校舎の裏路地の紫陽花も美しく咲き乱れています。現在は中間コンクールが終了し、学期末コンクールに向けて精励中。今学期2回目の個別指導を終える頃です。
― 来たる6月22日(日)はプレ夏期講座「花講座」を開催します。
題して、
新宿美術学院日本画科 プレ夏期講座 「花講座2 ?花が描けるようになる-」菊編?花を描く上で大切なポイントを解説?
です!
日本画科は、東京藝術大学をはじめとして多摩美術大学、武蔵野美術大学、東北芸術工科大学、女子美術大学ほかほぼ全ての大学入試で植物が出題されています。今後の入試課題においても植物の出題確率はかなり高いと言えます。特に、花のある植物が出題された場合、モチーフの中でメイン的な役割を担うことがほとんどです。そのため、植物を練習することは日本画科において避けて通ることの出来ない道でしょう。
また、花は、人間に例えると“顔”になる部分でもあります。ですから、花の精度の高さが画面全体の印象を左右してしまうと言っても過言ではありません。
今回は春の講座“百合編”に続き「花講座2 ―花が描けるようになる―」と題して「花を描く前にすべきこと」から花を描く実際まで、花を描く上で大切なポイントを解説します!また、「どうしたら“らしさ”を抽出出来、美しく魅せることが出来るのか」など“着彩”に強い新美の豊富なデータを元に「花の捉え方とテクニック」を解説します!(尚、今回は希望制でデッサンと着彩のどちらかを選択することが可能です。)
新宿美術学院日本画科 プレ夏期講座
「花講座2 ?花が描けるようになる-」菊編
?花を描く上で大切なポイントを解説?
午前
1 準備
水切り
セッティング
花の仕組みを知る―解体
2 描き始め
花を捉える前に―魅せるアングル、配置について
茎と葉の役割―軸となる茎と葉
アタリの置き方、形を描く上で大切なポイント
特徴の見極め
午後
調子について
質感について
講評
個々の長所と課題点、今後の学習ポイントについて
Q&A?皆さんの質問にお答えします
画像は、春の講座「花講座1 ?花が描けるようになる-」百合編の時のものです。
←第1回百合編では、行正講師が一緒にデモストを行いました。
←当日は、この百合の制作プロセスのほか、菊のプロセスを配布します!
尚、今回も別の講師が一緒にデモストを行います!講座の詳細は後日こちらでもアップしますね。
指導は、受講者のレベルに沿った丁寧な対応が特徴です。その理論的で分かり易い指導は各自の課題点をクリアにしていくものです。個別の実技指導も行いますので、初心者も安心して受講することが可能です。
清潔度の高い環境は空調設備も万全のため、安心して課題制作に集中することが出来ます。
日本画科受験についても質問があれば講師がお答えします!お気軽にどうぞ!
また、日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。