カテゴリー別アーカイブ: 油絵科

新宿御苑にて

新宿御苑にて

 

こんにちは、油画科講師の松田です。

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五月は暑い日が続き、今年は梅雨が来ないんじゃないかと思う程でしたが、本格的な梅雨が始まりましたね。

こんな時期ですが野外授業をしてきた報告です。

 

、、、残念ながら講評会の日は雨でした。

梅雨の谷間に当たらないか期待したのですが、、、

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しかし、雨という素材も含めて生徒さん達は野外での絵画表現を楽しんだようでした。

普段は、アトリエでの制作が大半を占めますが、環境が変わることで受動的に引き出された表現は、生徒の新たな側面を引き出してくれたように思います。

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20年以上前の話ですが、私も新美で浪人している時期に新宿御苑でのデッサン授業がありました。

倍板(木炭紙二枚分)のパネルに木炭紙、イーゼルと画材を抱え、気に入った場所を探すだけでヘトヘトになりましたが、とても楽しかったのを覚えてます。

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傘をさしながら、雨の中での講評会も良い思い出になりました。

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別日に撮影した写真ですが、晴れるとこんな感じです。

新宿御苑は駅からも徒歩圏内なので、休日などを利用して制作しに行ってみるのも良いのではないでしょうか。

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梅雨らしい、しとしと雨。

おはようございます。先週からようやく梅雨らしい天気になりましたね。

油絵科昼間部の箱岩です。

新校舎での授業も少しずつ慣れて、やっと周囲の環境にも目を向ける余裕が出来てきました。

新美までは新宿駅から歩く事も出来る距離ではありますが、個人的には新京王線初台駅を利用するのが雰囲気も良く好きです。初台駅はオペラシティの地下に接続していて改札を抜けて地上に出ると、すり鉢状の円形広場に出ます。

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この居心地のよさそうな広場も、天気の日には休憩にぴったり。新美まで徒歩5分程なので、生徒の姿を見かけることもあります。

ランチをとれるお店も多く、昼間は結構人がいます。

さて、この広場の一番の注目は、なんと言っても目の前にそびえたつ不自然な動きの「この人」。

凄く気になります。「なに、これ?」と思う人も多い事でしょうね。

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この人体を模した巨大な彫刻は、ジョナサン・ボロフスキーの作品

タイトルは「シンギング マン」

軽やかに空を見上げているのか?はたまた都会の喧騒に喘いでいるのか?

そして、晴れの日も雨の日も「ウオー、オアー、フム―…」というような言葉か念仏か、はたまたイスラムのモスクのお祈りの様な、歌らしきものを低く歌っているようす。
正直、普通の感覚なら不気味でちょっとドン引きしそうですが、私は何回も見ているうちにすっかり「有りだな」って思っています…。たぶん。

 

続いて先日、このオペラシティの上の階にも面白いものを見つけました。

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何だかわかりますか?

 

これも、目にしたときのインパクトはかなり凄いです。

パブリックアートで台座が無い彫刻というのも新しいし、ビジネスマンやOLさんが歩くフロアの中央に男性の裸体の彫刻・・・もはやドッキリの番組収録かと思うほど(笑)。

人体と認識するその形状を、同時に単なる金属の塊として意識しない日常。その違和感。

本来アートを鑑賞する前提の無いパブリックなスペースに、唐突に設置するこのハイセンス。

各地の駅前に佇む裸体彫刻の不自然さとは明らかに違うレベルの自然な不自然。

見たらきっと笑いますよー。

 

この作品はアントニー・ゴームリーの彫刻

この人の作品は、私達の知覚が理解していること、理解していないことを、試し、問いかけ、示してくれるようであり、まぁ、単純に見ていて本当に楽しい。

興味のある人は油絵科の図書でその他の作品も見る事が出来ます。

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西新宿の超高層ビル群の一帯(新美から徒歩15分圏内)には、バブル期に設置されたパブリックアートがいくつも点在しているようなので、お散歩のついでに見て回ってみようと思う今日この頃です。

受験生の皆さんも勉強の合間に、ほんのちょっと周りの景色に目を向けて見てください。面白いものや思いがけない現代美術との出会いがそこかしこにあるかもしれません。そうやって審美眼を身につけるのも、とーってもたいせつですよ。

次回は、この人の作品かなぁ…。

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何度でも楽しめる、アントニオ・ロペスという画家

油絵科昼間部の関口です。

皆さんはBunkamuraでやっているアントニオ・ロペス展をもうご覧になりましたか?もうすぐ会期も終わってしまいますので、まだ見に行っていないという人は、是非見に行って下さい。アントニオ・ロペス展チラシ

さて、油絵科の教官室では、いつも色んな話が飛び交っていますが、今日はスペインレアリズムを代表する画家、アントニオ・ロペス・ガルシア(以下ロペスと表記)で盛り上がったお話をしようと思います。

僕はロペス展を5月の連休前に見に行ったのですが、午前中に見た事もあり、かなり近付いて本物を見る事が出来ました。そこで思った疑問を教官室で話してみました。

筆者「この前ロペス展かなり間近で見たんだけど、実は…じゃないかな?」

一同「本当に?」

筆者「だってね、この絵のここを…」

E先生「ほう…」

筆者「それに、この絵もよく見ると…でしょ?」

M先生「そういえばこの絵も…」

一同「確かに…」

筆者「そう考えると…は、まず間違いないよね?」

E先生「これは本物を見るのが楽しみになってきたな?」講師室の一コマ

このテの話になると、結構盛り上がるんです。今回の展覧会をキッカケにロペスは既に何回も話題に登っていますが、毎回違うネタも出てきて、中々興味深い議論が交わされます。

※あまり詳しく書くと美術界から抹殺されそうなので(笑)書けませんが、内容が気になって個人的に聞きたい人は、2号館の講師室までどうぞ。油絵科の先生方はそれぞれ自分の意見を持っていますので、面白い話が聞けると思います。

ところで、新美にあるロペスの画集、もうかなりボロボロで、大変な事になっています。ページがボロボロになる程見られて、ここまで見られたら画集としてもさぞかし本望なのではないでしょうか?
しかもこの画集、実は二代目なんだそうです。二代目でもこの痛み方、かなりヤバイですね。ロペス画集