日別アーカイブ: 2023年5月16日

映像科:映像科にとっての「描く」

こんにちは。映像科です。
先週の映像科のでは木金日の3日間で「描く」ことに関する課題制作を行いました。美大受験の対策で「描く」って当たり前なのでは・・・?と思うかもしれませんが、映像系の受験生にとって、絵を描くことに対する距離感は様々です。例えばアニメーションを専攻したい人にとっては「描く」行為がまさに自分の今後の制作に直結する一方で、映画や写真を専攻したい人にとっては、あくまでも受験に必要な範囲でのスケッチやイラストに留まるかもしれません。

そのようなことから、一学期の授業では絵を描くことが得意な人もそうでない人も、まずは基本的な事柄を押さえていきます。
木曜日は「パース/一点透視図法」の考え方を通して空間を表現することに触れます(写真を撮り忘れました…)。続く金曜日は人物クロッキーを行うことで、人およびキャラクターを描くことを学びます。さらに日曜日は鉛筆デッサンの課題制作によって、鉛筆の使い方や素材ごとの表現について実践してみます。
今後は文章による表現やイラスト的な表現を伴う課題も、同様に進めていきます。

そんな実技の基礎を固める一学期ですが、この時期には並行して志望校についてのリサーチもしましょう。
特に入試の変更点には注意が必要です。現在のところ、武蔵美の映像学科については「2024年度入学試験の変更点」としてHPに発表されていますので、以下に紹介しておきます。

大きな変更としては、「一般選抜専門試験科目(選択)として「地理歴史(世界史・日本史)」、「理科(物理・化学)」を新設します。」の点。さらに「一般選抜専門試験科目「小論文」の試験時間を従来の2時間から3時間に変更します。」という点です。小論文を選択する予定だった人は、対策の仕方に気をつけましょう!
また外国人留学生特別試験では、「試験科目「感覚テスト」の成績に基づき第1次選考を実施します。第1次選考合格者のみ第2次選考(外国人留学生:面接/帰国生:小論文、面接)の受験が可能です。」という変更がありました。
これまで非常に倍率が高かった留学生の試験ですが、より一層の感覚テストの対策が必要になると思われます。

それでは、引き続き対策をしていきましょう!

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