カテゴリー別アーカイブ: 新美

映像科:2020年最後のブログ

こんばんは。映像科です。担当の日が年内の授業最終日に重なったため、2020年最後のブログです。

冬期講習会はお正月休みを挟んで1/3(日)から再開しますが、今日は年内最後の授業。映像科では武蔵野美大映像学科を想定したコンクール課題(感覚テスト、小論文、鉛筆デッサン)の講評日でした。
なおオンラインでの受講生もいたことから、教室からの配信形式の講評会です。

実技の模擬試験という環境で、いつも通りの力を発揮できた人、いつも以上にうまくいった人、力が入りすぎて思うように制作できなかった人、ちょっと守りに入って裏目に出てしまった人・・・結果は様々だったと思います。しかしそれぞれに成長が見られる作品が多く、まだまだこれから先のレベルアップが予感されました。

映像科の学生が主に受験する私大の受験までは、残り約一ヶ月…!私たち講師がサポートできるのもあと少しです。
本番で全力を出し切れるように、体調管理だけは気をつけてください!
良いお年を!!

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2020年度合格者インタビュー公開してます!
Vol.1:感覚テスト編
Vol.2:鉛筆デッサン編
Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編
Vol.5:学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

彫刻科冬期中盤戦

こんにちは、彫刻科の新妻です。二学期終わりからの冬期講習で、スケジュールとしては中日でおやすみが入らないのでなかなかハードな構成になってますが、その分受けてもらった人には実りあるカリキュラムになっていると思います。

できることやわかることは確実に、足りないことや新しい発見には貪欲に。年明けを見据えた制作をしていきましょう!

では秀作を紹介します。

見えない裏側を感じさせるデッサンにだんだんと近づいていますね!絵としての冴えはしっかりあるので、本物を触った時とデッサンの形の一致感をさらに追求していきましょう。

堂々としたデッサンですね。明るい部分の形も浮かずに全体に馴染んでいます。見えていない奥側の耳への首の見え方など意識できると、首回りの空間がスッと抜けていきそうです。

昼の課題でしたが延長してカラカラの印象に迫っていました。じわじわとクオリティを上げてきましたね!出だしでの後頭部の嵌め込みを注意してみてください。

久しぶりの動物塑像でしたが、良い駆け引きができていると思います!目に対して嘴はさらに硬い印象に作り込めると頭部周りの空間がキリっとしそうですね。

マスクの軸に対しての手のぶつかり方がかっこいい構成ですね!手の生っぽい感じに対してマスクの静物的な質感が追求できると良さそうです。

あまり見ないタイプの組み方ですが面白い構成です!マスクの印象も出だしから抑えられていました。腕の長さや肘まわりは普段作らないので一層観察が重要です。

上手いです。セーターの描写とかすごいですね。。欲を言うとマスクの端から鼻の先端までの出っ張り方、袖の立体感が強められると言うことないです。

勇ましいジョルジョの印象が掴めていますね!やや箱型の形態が残りぎみに感じるので、ここから「体に纏った衣服」という観点で自然な形の移り変わりを増やせていくと良いですね。

描き込みの密度はもっと欲しいところですが、絵としてのイメージの方向性はバッチリ決まっていて気持ちがいいです。奥の像を捉えていくためにも手前の像の強さをガツンと出せると後半の仕事もグイグイいけたかなと思います。

続いて夜間部です。

 

細部までしっかりとやり切れましたね!描き込んでいく時の観察と作業のスピード感覚をこの調子で大事にしていけるといいと思います。台座はもう一歩、上のジョルジョとの設定を合わせられると良いですね。

鳩らしいシルエットや尾っぽの仕事がたくみですね。全面側の中から張ってくるような形の印象をより観察していきたいです。

難しい構成でしたが段取りを意識しながら形にしていくことができました。狙いやアイデアは面白いのであとはガンガン作るのみです!

一つ一つの粘土付に外しがなく、よくカラカラを捉えながら模刻できていて、デッサン同様に目の良さ、感覚の良さを感じる実技でした。6時間制作に慣れてくるとさらに最終的な見え方はシビアにもっていけると思います。

 

今回は以上です!冬期講習はまだ続きます、2020年を走り抜けましょう!

芸大デザインコース 冬期講習会

こんにちは。芸大デザインコースの山本です。
冬期講習会が本日より始まりました!
現役生、浪人生ともに切磋琢磨し、大きく成長できるチャンスです。
自分の制作を一から見つめ直し、上手くいっていない場合は思い切って変化していかないと上達できません。余計な固定観念に縛られず、素直で柔軟な姿勢でいるように心がけましょう。
初日からさっそく描き出しのデモストをしたので紹介します。
本日はデッサン課題でした。

映像科:二学期終了&総合型選抜発表

こんにちは。映像科です。
12/13(日)で補講期間も含めて今年度の木金日コースの授業が終わりました。最後の2週間は「二学期末コンクール」として、武蔵美映像学科の「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」に加えて、東京造形大「発想力」などの模擬試験を制作し、最終日に大講評会を行いました。写真はコンクール講評と採点の様子。

今年は春の一学期スタートから困難なことも沢山あったと思いますが、ひとまずお疲れさまでした!(17日から冬期講習もはじまるので終わった感はないですが。。)このような中でも授業に参加していた皆さんは、それぞれ確実に力がついてきていると思います。受験までの残された時間でベストを尽くせるように、あと少し頑張りましょう!

前回のブログで詳しくお知らせしたように、12/17(木)からは冬期講習が始まります。
また、1/11(月)からは「入試直前講座」として、2月上旬の入試直前まで対策を行います。詳しくはこちら。

最後に、先日発表が行われた武蔵野美大映像学科の総合型選抜クリエイション資質重視方式。実質倍率が約8倍という難関でしたが、映像科の推薦入試コースから見事2名合格しました!おめでとうございます!そして残念ながら今回合格できなかった人も、気持ちを切り替えて年明けの入試に臨みましょう…!
なお、新美映像科では合格者の作品(ポートフォリオ、映像作品、写真作品、面接レポート)を参考資料としています。来年以降受験を考えている方はぜひ、ご相談にいらしてください。

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2020年度合格者インタビュー公開してます!
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彫刻科 2学期も終盤です

昼間部講師の氷室です。
2学期ももうすぐ終わり、すぐに冬期講習会が始まります。
これからは1日課題が増えてきます。これまで培ってきた見方の感覚やテクニックを時間内に発揮できる様にまとめて行く調整が必要となってきます。慌てずに時間の使い方を研究していって下さい。
まだまだ冬期講習で実力は伸びていきます!得意な点はみんな伸ばしていけるので、ここで今一度、苦手なポイントに向き合って冬期講習でクリアしておきたいですね。

彫刻家である大学の同級生から頂いた資料に、ジョン・ラスキンの言葉が記されていました。
難しくもありますが、これが出来たらカッコイイなと、最近私の心に引っかかっている文章を紹介します。
『動く動物、成長する樹木、流れる雲、すり減っていく山、それらの過去に力を及ぼした線、その未来に力を及ぼす線を見る様に心がけなさい。それは畏敬するべき(線)ラインである。』
受験で一番近い感覚だと、生きて動いている鳩や鶏を塑像する時でしょうか。この言葉が響きます。

さて、ここからは最近の優秀作品の紹介です。


表面に凹凸が少ない分、形を理解して木炭を使っていかないと難しいモチーフなのですが、形を探って的確に表現しながら、ミロビ特有の張りと量と動きを損なわず描けています。実力を感じる1枚です。布にもう一歩臨場感があれば最高です!


体の捻れがスカッと見える奴隷らしい印象が拾えている1枚です。かつキレイな炭使いです。頭部や表情も、もっと描き込んで見る側を引き込んでいけると良いですね。


奴隷の魅力である、伸びて捻れていく緊張感を感じながら絵にしようと描いていたのではないでしょうか。それが伝わってくる1枚です。
言い切りも大切ですが、その作者が何を感じて描いたのか、その行程が伝わるデッサンはそうないです。


伸び側が背中にまで繋がり、背骨が感じられるとなお良いですが、奴隷のなんとも言えない形を丁寧に追えており、かつ光源を魅せる強さもあるのが魅力ですね。


髪の毛、目鼻口のパーツと周りの形がもう少しリンクすると最高ですが、印象もよく、何より視点が手前の腕にあり、スッとデッサンの中に視線が入って表情に向かわせる描写感覚が綺麗です。


目と後頭部の印象が惜しいですが、アムールらしい体の大きな箱感と張りが美しいです。難しい点ですが逆光影側の影としての描き方も画面の中でうまくマッチしていますね。


ジョルジョの印象が良く引き出せていますね。動きも自然です。無駄なく作れることも大事かもしれませんが、粘って出来上がってくる質感は、誰にも真似できない良さがあります。


似ていますね!!上手いです。ここまで持ってこられると上出来です◎


手の生きている生の質感を感じます。活き活きした表情を持たせつつ形を崩さない、手としてのバランスも緩急があり上手です。構成も良く考えられていますね。



円盤模刻をやり切りました。上手です。量感はさほど大きくありませんが作ってみると一筋縄ではいかず、360度の動きを合わせることが思った以上に難しいモチーフです。
妥協無く、しっかり粘土を押し込めながら作った形の抵抗感もカッコ良いです。


髪の毛と顔の質感にやや差がありますが、短時間でここまでの表情を捉えて表現していけることに技術の高さを感じます。

こちらは現役生の作品です。

アムールの逆光側は難しいですが、ひとつひとつの形もしっかり追いながら動きのバランスも良く取れています。白から黒までの豊富な炭幅で作る光の感じさせ方も上手いですね。


こちらのグデアも上手いです。目鼻口以外の形を現役生でここまで捉えて表現していく力は凄いです。

こちらは基礎科の高校2年生の模刻です。

アルカイックスマイル首像の模刻に挑戦しました。完成度の高さにびっくりです。立体におけるバランス感覚の良さが光っています。
形の張りや形から見えてくる影の印象がしっくり来ており、さらに微妙な動きも追えています。何より粘土付けが上手いですね!これからが楽しみです!

今回は以上です。

どんな どん底でも 才能は なくならない
と言う言葉を最近見かけました。なるほどなと思います。
泣いても笑っても残り3ヶ月です!
褒められた点は素直に喜びながら、前向きに日々を乗り切って行ってください!