カテゴリー別アーカイブ: 先端芸術表現科

先端芸術表現科夏期講習3期について

こんにちは。先端芸術表現科です。
夏期講習1期も終わり、一次対策小論・素描に関して、短い期間でしたがそれぞれの課題が明確になったように思います。3期からは三週間連続で講習が始まりますが、日々制作を継続しながら過ごしていけるとよいとおもいます。

さて、夏期講習3期は以下のスケジュールで行います。

先端芸術表現科夏期講習3期(9:30-18:30)
オンライン夏期講習は10:30-17:30になります。またオンライン夏期講習のカリキュラムは教室でのカリキュラムとは一部変更して行います。

3(月) 課題演習 観察と想像
ものの観察を通して発見したことからコンセプトを立ち上げ、制作してみる。観察することと介入すること、芸術と科学の間の領域について考えてみる。

4(火) ワークショップ 遊びと身体
身体を通して空間と関わってみる。「遊び」ないしは「ゲーム」という作品の形式について考えてみる。

5(水) 一次対策 
6(木) 一次対策
小論文・素描に分かれて、一次試験のために必要な力を養います。

7(金) 制作日
8日の講評会に向けた制作、設営などの準備期間。講師は随時制作相談、アドバイスを行います。

8(土) 講評会
制作した作品、活動について講師・生徒を交えてディスカッションしながら、それぞれの表現のもつ可能性について検討します。

申し込みやスケジュールなどの詳しい情報は以下のリンクを参照してください。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/subject/sentan/index.html

オンライン夏期講習の情報はこちらから。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/online.html

3期では、課題制作なども通して制作すること、表現することを1から考えていきたいと思いますので、これまで制作した経験がない方、先端に興味を持ち始めた方の起点として機能するようなカリキュラムにもなっています。受講相談なども随時受け付けておりますので、興味のある方はご連絡ください。

それでは先端芸術表現科でした。(画像は昨年度の夏期講習のものです)

 

先端芸術表現科夏期講習1期、始まります

こんにちは。

先端芸術表現科です。
先週の日曜日は、「教える、指示する、他者を巻き込む」という形で、「指示書」を作成するワークショップを行いました。現代美術の文脈では、インストラクション・アートとも呼ばれる形式ですが、フルクサスのオノ・ヨーコや、ラ・モンテ・ヤング、ジョージ・ブレクトの「Water Yum」、ソル・ルウィットのドローイング、リー・ミンウェイのプロジェクトや、ハンス・ウルリッヒ・オブリストの「Do it」展のキュレーションなどの、指示書を重要な方法とする作品や展示を紹介したり、楽譜や舞踊譜といったノーテーションのための方法の紹介などをしたのちに、生徒には実際に「指示書としての作品」を制作してもらいました。自分の体に文字を書き込んだり、ポストカードという形式で指示書を作成するといった面白いアプローチを見ることができ、講師の方も非常に楽しかったです。

さて、オンラインによる課題で始まった前期授業もいよいよ今週で終わり夏期講習が始まります。

先端の夏期講習は、全部で4タームで構成されており、来週からの1期では、夜間一次対策コースという形で小論文・素描に分かれて、先端の一次試験の為に必要な力を養っていきます。また、全てのコースでオンライン夏期講習も開講いたします。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/subject/sentan/index.html

オンライン夏期講習については、以下のページをご覧ください。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/online.html
先端のオンライン夏期講習では、教室でのカリキュラムとは一部変更し、オンラインでもしっかりとした対策ができるように構築しております。授業内容について質問があれば、遠慮なくお問い合わせください。

Ⅰ期一次対策コース GA
3時間P.M.5:30〜P.M.8:30
(オンライン講習会も同じ時間です)

7月
20(月)一次対策(素描・小論)
21(火) 一次対策(素描・小論)
22(水) 一次対策(素描・小論)
23(木) 一次対策(素描・小論)
24(金) 一次対策(素描・小論)
25(土) 一次対策(素描・小論)

Ⅲ期総合コース1GB
8時間A.M.9:30〜P.M.6:30
(オンライン講習会は、10:30-17:30の6時間)
8月
3(月) 課題演習 観察と想像
4(火) ワークショップ 遊びと身体
5(水) 一次対策
6(木) 一次対策
7(金) 制作日
8(土) 講評会

Ⅳ期総合コース2GC
8時間A.M.9:30〜P.M.6:30
(オンライン講習会は、10:30-17:30の6時間)

8月
10(月) 一次対策/作品プラン発表
11(火) 一次対策
12(水) 一次対策/合格者デモンストレーション
13(木) ポートフォリオ講座/中間講評
14(金) 制作日
15(土) 作品講評会

Ⅴ期総合コース3・コンクールGD
8時間A.M.9:30〜P.M.6:30
(オンライン講習会は、10:30-17:30の6時間)

8月
17(月) 一次対策/作品プラン相談
18(火) 一次対策
19(水) 制作日
20(木) 作品講評会
21(金) コンクール 一次試験
22(土) コンクール 総合実技・面接

今年度は多くのスケジュールが変更になり、受講生の方もどのように夏期講習を受講すれば良いのか大変悩まれるかと思います。こちらとしては可能な限り柔軟に対応していきたいと思いますので、もし夏期講習の受講について検討されている方がいましたらご相談ください。

それでは、先端芸術表現科でした。

先端芸術表現科の夏期講習と特別ゼミのお知らせ

こんにちは。先端芸術表現科です。

今週の教室では、「身体を観察する、身体で観察する」というワークショップを行い、その後「道具を使わない3分間のパフォーマンス作品を作る」という課題を行いました。
歩き、食べ、思考するための基底となる身体について観察し、思考するためのワークショップとして、毎年この時期に行っています。
例えば「歩く」という行為について、

歩く(教室を歩く)
歩く(ゆっくり歩く)
歩く(意識する部位を変える)
歩く(歩く人を見る)

という形で、様々な仕方で歩いてみることを通し、そこで「歩く」という経験がどのように変容するのか皆でディスカッションを行いました。そうしたプロセスを通して「身体」を捉え直し、制作のきっかけとしてもらうことを目指しました。

さて、二つのお知らせです。

一つ目は、7月11日(土)と18日(土)の二日間で行われる、映像科先端芸術表現科の合同ゼミになります。
詳細は、以下のページをご覧ください。
https://www.art-shinbi.com/event/20event-eizo_sentan-01.html

7/11(土) 13:30〜26:30 【レクチャー+課題提示】
7/18(土) 9:30〜16:30 【1人約30分 課題作品の講評】
という日程で、映像メディアや写真メディアについて考え、また試験におけるポートフォリオや面接という形式についても情報を提供できるような場所にしていきたいとおもっています。全てZoomで行いますので、遠方の方も奮ってご参加くださいませ。

二つ目は夏期講習のお知らせです。
今年度先端の夏期講習は、以下の日程で行われます。詳細はウェブページでもご覧ください。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/subject/sentan/index.html

Ⅰ期一次対策コース GA
3時間P.M.5:30〜P.M.8:30

7月
20(月)一次対策(素描・小論)
21(火) 一次対策(素描・小論)
22(水) 一次対策(素描・小論)
23(木) 一次対策(素描・小論)
24(金) 一次対策(素描・小論)
25(土) 一次対策(素描・小論)

Ⅲ期総合コース1GB
8時間A.M.9:30〜P.M.6:30
8月
3(月) 課題演習 観察と想像
4(火) ワークショップ 遊びと身体
5(水) 一次対策
6(木) 一次対策
7(金) 制作日
8(土) 講評会

Ⅳ期総合コース2GC
8時間A.M.9:30〜P.M.6:30
8月
10(月) 一次対策/作品プラン発表
11(火) 一次対策
12(水) 一次対策/合格者デモンストレーション
13(木) ポートフォリオ講座/中間講評
14(金) 制作日
15(土) 作品講評会

Ⅴ期総合コース3・コンクールGD
8時間A.M.9:30〜P.M.6:30
8月
17(月) 一次対策/作品プラン相談
18(火) 一次対策
19(水) 制作日
20(木) 作品講評会
21(金) コンクール 一次試験
22(土) コンクール 総合実技・面接

今年度は多くのスケジュールが変更になり、受講生の方もどのように夏期講習を受講すれば良いのか大変悩まれるかと思います。こちらとしては可能な限り柔軟に対応していきたいと思いますので、もし夏期講習の受講について検討されている方がいましたらご相談くださいませ。

また遠隔にお住まいの方で、東京への滞在が困難な方には、オンライン夏期講習も開講いたします。オンライン夏期講習については、以下のページをご覧ください。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/online.html
先端のオンライン夏期講習では、教室でのカリキュラムとは一部変更し、オンラインでもしっかりとした対策ができるように構築しております。授業内容について質問があれば、遠慮なくお問い合わせください。

無料体験授業についても、前期授業が7月19日(日)までなので、引き続き受講可能になっています。こちらもぜひご活用ください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

それでは、先端芸術表現科でした。
(画像は昨年度の夏期講習の授業風景です)

先端芸術表現科6月の授業風景

こんにちは。先端芸術表現科です。

最初の作品講評会を終え、今週は「うつす」ということをテーマにして、フロッタージュや影をなぞる、鏡に写った自分の姿をホワイトボード マーカーでなぞるなどのワークショップを行い、イメージの問題について考えるきっかけとしてもらいました。

午後はワークショップの成果から考えた「うつす」ことに関する生徒自身の実践の発表。
ここでも、午前に学んだ技法や考えから展開された制作をみながら、皆でディスカッションしながら、イメージについての問いを深めていきました。

また、宿題課題として出題していた、「隠れる」をテーマにした制作の発表も行いました。今日における「隠れる」というあり方がどのようなあり方として考えうるのかということを、皆さんに問いかけ応答してもらうことで、自らのテーマともつなげてもらうことを期待しています。

来週の日曜日は、身体について考えるワークショップを行います。興味のある方は体験授業の申し込みはいつでもできますので、こちらからお申し込みください。
7月の授業、夏期講習に向けて、さらに先端科ではワークショップや講評会を通して、受講生の方の関心の所在を探ることを目指しています。

遠隔地にお住まいの方は、ウェブミーティングツールを用いた、オンライン教育科が先端にも対応しております。こちらでは月に3課題を、月末に30分ほど個別講評という形で行いながら、先端の入試に必要な力を養っていきます。

それでは、先端芸術表現科でした。

先端と楽器

こんにちは。先端芸術表現科です。

教室での授業が開始し、一次対策と個人資料ファイルに向けた各々の制作に向けて、新美先端科も動いています。

先日の日曜日は、「楽器のワークショップ」ということで、まずは講師が持参した様々な楽器を紹介したのちに、楽器とはどういう機能を持っているものなのか、楽器という道具の構造や、音の構造などについて考えてもらいながら、生徒自身にも素材や工具を配布し制作してもらいました。

音が鳴る、という現象や、楽器と行為の関係、楽器のもつ物語性などについて受講生の制作物をみながら、講師の方も色々と考えることのできる課題だったと思います。

6月は、作品の講評会にくわえて、こうした制作のヒントになりうるような課題やワークショップを今後も継続して行なっていきます。

さて、教室での授業は再開しましたが、Zoomによる相談などは継続しております。
Zoomでの相談でも、可能な限りの資料を提示しながら、先端の受験がどのようなものであるのか、お伝えできればと思っています。
問い合わせは新宿校まで、お電話などで承っております。

というわけで、先端芸術表現科でした。