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先端芸術表現科合格体験記(1次試験小論文受験Sさん)

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。
今回は、昨年度1次試験小論文受験で見事に合格された、Sさんの体験記を紹介します。

1 先端芸術表現科を目指そうと思ったのはなぜですか?
小さい頃から絵を描く事が好きで、表現に対して、漠然とした興味がありました。しかし、大学進学のための高校に入学して一度は表現から離れました。結局大学進学することも叶わず、就職をしたのですが、自分のやりたいことは今やっている仕事ではないな、といつもおもっていました。
そんな気持ちがつもりにつもって仕事を辞めて、上京しました。そこで、しばらくフリーターをしながら僕が人生をかけて成し遂げたい事はなんだろうと考えるようになりました。
そんなとき、小さい頃から絵を描いたり、大きな声で歌を歌ったり、秘密基地を作ったりしていたことを思い出しました。僕は何かを作り出し、それを表現することに喜びを感じる人間なんだと気付きました。
しかし自分一人ではその”何か”が漠然としたまま掴めないでいました。その”何か”を考えていた時に見つけたのが先端芸術表現科でした。なんだかやってることはよくわからないけど、ここにいる人たちは僕と一緒で表現における”何か”を探している人たちだと思ったのです。それが理由で先端芸術表現科を目指し始めました。

2 一次試験は小論文で合格しましたが、予備校での小論文対策はどのように役立ちましたか?出される課題文のテーマを自分の興味を持っている事柄に引きつけて考えることができるようになりました。このことは試験にとても役に立ったと思います。試験本番では、自分がどんなことに興味を持っているか、またそれが他の受験生とどう違うのかを明確に示さなくてはいけないと思います。
そのために、小論文対策では自分と他の人の違いは何かを徹底的に考えるための機会をいただきました。
また、小論文を書くために前提となる、細かい所作のようなものを教えていただいたのは大きかったと思います。例えば字を大きく丁寧に書くとか…。基本的なことですが、意外にできてないことが多く、それを厳しく指導していただいたのでは本番に役立ったと思います。

3 総合実技はどのようなことを意識して進めていましたか?
自分が何を作ろうとしているのかを言語化することを意識していました。一度言葉にしてみると、自分が作ろうとしているものがぼんやりしていることが多かったです。そんな時は少し作りたいものがはっきりするまで紙面上で考えていました。それでも煮詰まってしまう時は、とにかく素材を触って造形してみることを意識しました。
問題のテーマについて考えることは造形を決定するために大切なことですが考えすぎもよくないです。よくわからなくなってきたら素材と遊んでみると良いと思います。

4 個人資料ファイルの制作はどのように進めましたか?
僕はまず講師の方と面談をして、今までの人生で起きた自分にとって重要な出来事を洗いざらい言語化することから始めました。
そして、今まで書いてきたドローイングや、日記などを整理して、いったい自分が何に興味があるのかを探るという作業をしました。このことは後の制作にとても役立ちました。
一通り今までにしてきたことの整理ができたら、自分が今何をしたいのか、どんなことに関心があるのかがはっきり見えてきました。そのため、受験までそれほど時間がなかったにも関わらず、いくつか作品を作ることができました。

5 制作において大事にしていることはなんですか?
視覚情報だけでなく、五感で感じた感覚を大事にしています。様々なものを見て、触れて、嗅いでみて何を思ったか、それらの感覚が僕にとって大切なものです。
そのため、僕はよく散歩に出かけます。特に何かを考えながら歩くというわけでなく、なんとなく気が向いた方角へ…。そこには普段何気なく過ごしていては気づくことができないものが隠れていたりします。それが自分の制作につながっているんだと思います。
また、興味がある対象を長い間、そばに置いておくというのも僕が大切にしていることです。すぐになにかの答えや、方針が見えなくてもそれがひとりでに語りかけてくるまで待つということは案外重要だと思います。

6 先端の受験において予備校はどのように活用できましたか?
課題の講評などを通して、受験生の中で自分がどのような立ち位置にいるのかを比較して考えることができました。
自分の作品だけでなく他の人の作品も見ることができたのは、とても大きな経験でした。自分が他の人とどう違うのかを見極めることができたおかげで、短期間で何をやるべきかということが明確に定まり、滞りなく実践できたんだと思います。また、他の人の作品に触れることができたおかげで、新しい興味や考え方に出会えたのも貴重な体験さでした。
また、予備校に行かなきゃという思いで、生活のリズムを一定に保つことができたのも良かったです。本当なら受験前で焦る気持ちが生まれたり、落ち込んだりしてもおかしくはないですが、毎日同じ時間に予備校に通うことで、気持ちが安定していました。

7 最後に何か来年以降に先端を目指す人に向けてひとことありましたら
僕はかなり遅い時期から先端を目指し始めました。周囲の人から応援もたくさんしてもらいましたが、合格できるわけないだろというようなこともたくさん言われました。けれどそんななかで立ち止まることなく受験に向けてがんばれたのは、自分なら合格できると固く信じていたからです。毎日、毎日、どんなに制作がうまくいかなくても、自分なら必ずできる!と唱えて眠りました。結局そのことが、合格できた一番大きな要因だったと思います。
どんなに望みが薄いようにおもえても、最後まで決してあきらめなければ必ず達成できます。来年うける方にはそのことを信じてがんばってもらえたらと思います。

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7月10日(日)の夏期講習直前講座では、Sさんの小論文や総合実技、個人資料ファイルなども紹介しながら、昨年度の入試や、先端芸術表現科の入試においてどのようなことを考えていけば良いのかということを紹介していきます。当日は総合実技課題を行いますが、個人資料ファイルについての面談も行います。これから先端の入試を考えられている方もぜひ受講してください。
https://www.art-shinbi.com/event/2022/22event-s_s_s/s_s_s-G.html

それでは、先端芸術表現科でした(画像はSさんの小論文、総合実技になります)

 

先端芸術表現コースの夏期講習

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。

6月に入り、さっそく5日(日)は2学期最初の講評会になります。
受講生の方の制作や活動を楽しみにしながら、一次対策を教室では進めていました。

さて、ホームページでも申し込みが始まりましたが、先端芸術表現コースの夏期講習の日程は以下のようになっています。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/subject/sentan/index.html

夏期講習1期、2期 夜間1次対策コース 17:30-20:30
(10日間、8日間、6日間から受講日程選択)
7月13日 一次対策(素描・小論文)
7月14日 一次対策(素描・小論文)
7月15日 一次対策(素描・小論文)
7月16日 一次対策(素描・小論文)
17日は休校日
7月18日 一次対策(素描・小論文)
7月19日 一次対策(素描・小論文)
7月20日 一次対策(素描・小論文)
7月21日 一次対策(素描・小論文)
7月22日 一次対策(素描・小論文)
7月23日 一次対策(素描・小論文)

夏期講習1期、2期では、夜間3時間に連続して1次対策を継続して行っていきます。制作とともに一次の対策も進めなければいけないので、とりわけ一次対策に不安を感じている方や、昼間は制作を進めたい方や、昼間はまだ学校が終わっていない方のためのコースになっています。もちろん受講期間中は、制作相談なども面談などで対応することが可能です。

夏期講習3期 総合8時間コース 9:30-18:30
7月25日 初回ガイダンス・一次対策(素描・小論文)
7月26日 一次対策(素描・小論文)
7月27日 課題演習1
7月28日 課題演習2
7月29日 制作日・制作面談
7月30日 講評会 合格者ゲスト

3期は1日8時間という時間をいかして、一次対策、個人資料ファイル制作のための活動ともに、じっくりと時間をかけてできること、できないこと、やりたいこと、作りたいものを確認しながら制作を進めて、一次の対策も行っていきます。
最終日には、合格者をゲストとして呼び、個人資料ファイルの紹介や、受験期の過ごし方などについて話してもらう機会を設けます。

夏期講習5期 総合6時間コース 9:30-16:30
8月8日 初回ガイダンス・一次対策(素描・小論文)
8月9日 一次対策(素描・小論文)
8月10日 一次対策(素描・小論文)
8月11日 総合実技
8月12日 制作日・制作面談
8月13日 講評会

夏期講習5期は、一次対策、総合実技、制作・活動の講評会全てを組み込んだ、1日6時間のコースになっています。このコースでは、総合的に対策を進めていきながら、先端受験に必要な事柄を確認していきます。また、自らの制作にとって重要なことをひとつひとつ確認しながら、最後の講評会に向けて準備を進めていきます。

夏期講習6期 総合8時間コース・コンクール 9:30-18:30
8月15日 初回ガイダンス・一次対策(素描・小論文)
8月16日 一次対策(素描・小論文)
8月17日 一次対策(素描・小論文)・制作面談
8月18日 講評会
8月19日 コンクール 一次試験
8月20日 コンクール 総合実技・面接

6期では、最後にコンクールを行い、実際の試験形式で採点します。この時期の結果はまだ何も気にしなくて大丈夫ですが、一度試験の枠組みを模擬的に実践してみることで、秋以降の受験に向けた準備をしていきます。

いずれのコースでも、初めての方でも問題なく参加できるカリキュラムになっています。もしどこを取ればいいのか悩んでいる方や、先端の受験全般の相談をしたい方がいらっしゃいましたら、予備校の方までお問い合わせください。
https://www.art-shinbi.com/event/2022/22event-soudan.html

それでは、先端芸術表現コースでした。(画像は昨年度の制作や問題です)

先端芸術表現コースの授業について

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。

GWも明けて、最初の講評会を行いました。講評会では各々が自らの関心や興味に基づいて制作した作品や、行った活動を見せてもらいながら、そうした関心や興味のあり方それ自体についてや、それを表現というかたちで他者に提示する方法や、そうした関心に自分自身でさらなる問いを投げかけ、考えを進めていくための試みのやり方についてを話し合っていきます。

また、一次対策や、制作につながる課題も5月は色々と行っていきます。
素描小論文は、どちらも積み重ねが非常に大事になっていきます。基礎的な課題から開始して、どのような出題形式にも対応できるようなカリキュラムを構築して、試験に向けて準備を進めていきます。

また制作課題では、

・地図を作成する
・指示書という形式の作品を制作してみる
・ある特定の場所でしか成立しない作品を制作する
・12枚の写真を一つのテーマに基づいて左から右へ並べてみる。再度並べ直してみる。
・ある人への贈り物を作成する
など、あるテーマについて考えたり、手法やメディアについて考えたり、制作のヒントやきっかけになるかもしれないような課題を行なっていきます。

先端の授業は1週間単位で無料体験も可能なのでもし興味のある方はぜひ無料体験システムも活用してください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

また、遠隔地にお住まいの方は、オンライン講座もあります。こちらも無料体験可能なので、オンラインでの授業の進め方についてもいつでも相談してください。
https://www.art-shinbi.com/online/

それでは、新宿校先端芸術表現コースでした。

 

 

先端芸術表現コース、新学期スタート

こんにちは。
新宿校先端芸術表現コースです。

先端芸術表現コースでは、1学期の間は、作品制作や活動につながる課題やワークなどを行いながら、受講生の関心や制作のあり方を探っていきます。

写真はドローイングワークの記録。描くことを学ぶ、というよりも、「うつす」こととはどういうことか、イメージをつくりだすために人々はこれまでどのような方法を行なってきたのか、ということを自らで実践していくワークショップになっています。お互いの影をうつしたり、鏡に映る自分の姿をなぞったり、円を描いたり、フロッタージュを行なったりしました。

こうしたワークでは、結果としてうまくいくかどうかよりも、自分が行なっていることやその結果できたものを、自分なりに捉え返すことがより重要です。こうしたことこそが、「実験」と呼ばれるものだと思いますが、こうした実験や試みを通して、日常的な制作を行なっていくことが、先端ではひとつの基礎となっていきます。

5月からもワークショップや課題演習とともに1次対策も継続して行なっていきます。
もし興味がある方は、ぜひ無料体験も活用ください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

遠方の方は、オンライン教育の方も是非活用してください。
https://www.art-shinbi.com/online/

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それでは、先端芸術表現コースでした(画像はワークショップの様子になります)

先端芸術表現コースの春期講習のお知らせと特待生について

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。

先端芸術表現コースでは、来年度の先端受験を考えている人、先端を知りたい方のために、春期直前講習や春期講習会を通して、情報を提供し、受験の準備を始めてもらう機会を設けています。

春期直前講習会では、「他者」について考えるためのワークショップを行います。詳細は下記リンクをご覧ください。今日において他者を巡る問いは、非常に身近な問題であると同時に大きな問題でもあるような、重要な問いになっています。春期直前講習会では、こうした「他者」の問いをどのように捉え直すことができるのか、ということを考えながら、2つのワークを行っていきます。https://www.art-shinbi.com/event/2022/22event-spring-special/event-pre-spring/spring-O.html

春期講習会は、6日間コースと8日間コースの二つのコースを設けています。
https://www.art-shinbi.com/season/spring/subject/sentan/index.html

こちらの講習会では、1次試験、2次試験の概要を含めた総合的な対策+制作や表現のきっかけになりうるような課題演習やワークショップを行なっていきます。これまでに一度も先端の受験を考えたことがない方も、より先端の受験について知りたい方にも対応したコースになっています。

もし受講前に一度相談などしたい方は、「個別で受験相談」という無料での相談の予約フォームがありますので、ぜひご活用ください。
https://www.art-shinbi.com/event/2021/21event-soudan.html

また、現在特待生の募集も行っています。意欲のある方の応募をお待ちしております。
https://www.art-shinbi.com/pdf/news_2022_0218_01.pdf

それでは、先端芸術表現コースの春のイベントと講習会のお知らせでした。