カテゴリー別アーカイブ: 先端芸術表現科

先端芸術表現科、最近の授業と5月の予定

こんにちは。先端芸術表現科です。

4月の授業も明日、明後日の小論文で最後になり、ゴールデンウィーク明けの5月9日(日)にはいよいよ最初の講評会になります。
あまり気負いすぎずに、自分が面白いと思っていること、考えていることなどを制作や活動という仕方で他者に向けて提示してみるということを、受講生の方の表現を通して、思考していく場にできればと思っています。

体験入学や見学はいつでも受け付けています!
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html
5月9日(日)は13時半から講評会になりますので、制作や作品を持参しての参加も大歓迎ですし、見学のみの参加でも問題ありません。
これから先端を受験しようと思っている方、自分の制作を違う観点から捉え直してみたい方など多くの方の参加をお待ちしています。

最近の授業では、「うつす」ということをテーマにしたワークと課題を行なったりしました。
お互いの影をうつす、鏡にうつった自分をなぞる、フロッタージュを実践してみる、手を延長して円を描くなど、いくつかのワークを通して、描くこと、なぞること、うつすことについて、経験的な知を学び実践していきました。

5月、6月も、こうした課題を通して、受講生の方の関心や制作のきっかけを探求していきます。

それでは先端芸術表現科でした。

先端芸術表現科4月の授業

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。

春季講習も終わり、1学期通常授業は11日(日)から始まりました。
新美の先端芸術表現コースでは、制作や活動のきっかけや、自分のこれまで行なってきたことの捉え直しにつながる課題やワークショップを、1学期の間は行いながら、毎月1度の講評会を通して、自らの制作や活動の発表を行なっていきます。

また、一次対策の小論と素描に関しては、5月まではどちらも行いながら、6月に入ってからはどちらかに分かれた上で対策を進めていきます。

先端芸術表現科の4月から5月最初の講評会までの予定は次のようになっています。

13日 火 小論文 文章を読んで考える1
14日 水 小論文 文章を読んで考える1

18日 日 課題・ワークショップ1(持ち物 筆記用具)

20日 火 素描 形態の基礎(光と陰影)1
21日 水 素描 形態の基礎(光と陰影)1

25日 日 課題・ワークショップ2 (持ち物 様々な描画材、描画材に使用できそうなもの)

27日 火 小論文 文章を読んで考える2
28日 水 小論文 文章を読んで考える2

5月
9日 日 講評会1(13時半から)

無料体験や、新規受講を希望されている方、授業見学のお問い合わせなど、受験に関する相談などありましたらいつでもご連絡ください(リンク先の下記に問い合わせの電話番号など記載されています)。
https://www.art-shinbi.com/shinjyuku/

また、遠方にお住まいの方には、オンライン教育科での受講も可能です。オンライン教育の詳細は下記のリンクをご参照ください。
https://www.art-shinbi.com/online/

春期講習最終日の講評会では、多くの方が初めての制作だったと思いますが、これからにつながりうる面白いものを見ることができ、講師の方も非常に楽しい時間でした。5月の講評会も、それまでの課題やワークショップも、知恵と勇気を振り絞って一緒にやっていきたいと思います。

それでは、先端芸術表現科でした(画像は春期講習のものになります)。

先端芸術表現コースの春期講習は明日30日(火)から!

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。

いよいよ先端芸術表現コースの春期講習は明日30日から開講されます。
春期講習のスケジュールは以下のようになっています。これから先端の入試を考えている方、まだ迷っている方にも、先端がなにをできるところなのか、なにを考えようとしている科なのかを、課題を通して伝えていき、経験してもらえることを目指しています。
受講はまだ受け付けています。以下のページからお申込みください。
https://www.art-shinbi.com/season/spring/subject/sentan/index.html

3/30(火) ガイダンス・メディア演習(素材)
3/31(水) タイトルのワークショップ
4/1(木) ★春のスペシャルイベント
映像・先端合同ワークショップ
4/2(金) 総合実技
4/3(土) メディア演習(場所)
4/4(日) 作品制作・講評会

初日の30日は、ガイダンス後に、さっそく演習課題を素材を用いて行っていきます。持ち物は筆記用具などで大丈夫です(もしすでに何か制作されているものなどあれば、ぜひ持ってきてください)。
2日目は、タイトルのワークショップ、と題して、ことばとものとの関係について探っていきます。
3日目は、映像科と合同で行うワークショップ。詳細はまだ秘密ですが、教室にとどまらない課題を行っていきます。
4日目は先端二次試験で課される総合実技を行い、試験のポイントなどを解説していきます。
5日目は場所について。場所と制作というものがどのように関連するのかを、演習を通して考えていきます。
6日目は、自身の興味や関心に基づく自由な制作を行ってもらい、生徒と講師でディスカッションしながら、その可能性を探っていきたいと思います。
これまでまったく作ったことがない、という方でも、まだ形になっていない自分自身の興味や関心を携えてきてくれれば大丈夫です。多くの方の受講をお待ちしております。

現在1Fギャラリーでは合格者再現展示を行っていますが、春期では展示スペースに収まりきらない参考作品も見せながら、昨年度の試験を振り返ってみたいと思います。

それでは、先端芸術表現コースでした。
(画像は今年の総合実技再現のクローズアップです)

先端芸術表現科合格体験記その3

こんにちは。新宿校の先端芸術表現コースです。
春期講習会は30日(火)からの6日間になります。
https://www.art-shinbi.com/season/spring/subject/sentan/index.html
受講相談も随時受け付けておりますので、ご連絡ください。
https://www.art-shinbi.com/shinjyuku/sentan/index.html

今回は合格体験記その3です。新美には冬期講習会から参加し、その後入試直前講習会で実力を伸ばして現役で東京藝術大学先端芸術表現科に合格した方Sさんの体験記をお伝えいたします。新美には、寒いなか毎日2時間かけて通ってくださいました!

Q.先端芸術表現科の受験でもっとも面白かったところは、どういうところですか?
A.自分とは違うタイプの人がたくさんいて、さらにその違いが尊重されるところです。
素描はこういう風に描かなきゃいけないというものがないので、自分に合った描き方ができます。
自分に合った描き方をすることで、上手い下手よりも自分にしかない素描の良さや、友達にしかない素描良さが自然と見えてきます。
さらに、ポートフォリオを作るにあたって制作をする機会があるので、友達の作品を見ることもできます。そこでも自分と全く違う視点を知ることができます。
先端の受験はあまり「受験の敵!」みたいな意識は生まれない印象です。(普通科の高校受験と比べた感想です。)
むしろ自分とは違う考え方に皆興味をもっているため、作ったものの感想を話してくれたりしてくれたりします。
先端の受験は本当の意味で自分との戦いです。
自分がどれだけ美術と向き合えたかが大切です。
そこで何か自分ではどうしようもないことが生まれたら、それは大学の志望動機となると思います。

Q.一次試験は素描で合格しましたが、予備校での素描対策はどのように役立ちましたか?
A.試験本番の課題は今までやったことのないスケッチというものだったけど、ねらいの作り方や、ものを観察して描く力、時間の使い方は本番も生かせました。
大切なのは何か一つを慣れで描けるよりも、描いたことの無いものも描けるような力をもつことだと思います。

Q.制作のアイデアはどのようにして考えていましたか?
A.日頃から様々なものを観察して生活すると意外とアイデアはたくさんでてきます。
しかしそのアイデアがそのまま作品になることはあまりありません。ほとんどの作品は、そのアイデアを膨らませたものです。
アイデアの膨らませ方は人それぞれですが、私はそのアイデアがどういうものなのかをもっと考えるために、アイデアに関わることをたくさん調べます。調べていくうちに、はじめのアイデアとは少し変わったりすることももちろんあります。

Q.個人資料ファイルを作ることは、Sさんにとってどのようなことでしたか?
A.自分を客観的に見つめ直す行為でした。
私は自分を客観的に見ることがあまり得意ではなかったようで、どういうところが私だけのものなのか考えるのに苦労しました。そこで役に立ったのが、私が今までしてきた美術に関することを全て書き出してみたことです。講師のアドバイスで行ってみました。美術館にいったことや好きだった絵や本なども全て年表のように書くことで自分という人間が見えてきました。

Q.予備校に通っていて印象に残っていることはなんでしょうか?
A.まず、予備校によって全くタイプが違うので、自分に合った予備校を選ぶことは大切だと思います。ちょっと大変かもしれないけど、気になる予備校は全て面談だけでも行ってみるといいです。
新美には冬期講習から行き始めたのですが、はじめの素描の授業のときに、素描において自分の足りないところが今までより明確に見えてきました。それまでは自分には何かまだ足りないようなきがなんとなくする、みたいな感じだったから、分かったときはとても嬉しかったです。
さらに、面談のときも私自身に可能性を見出だしてくれそうな印象を受けて、入試直前も新美にいこうと決めました。

Q.最後に来年度先端を受験する方に何かあれば。
A.作品制作もあり何かと焦ると思うけど、思うより1年は長いので焦らずいろんなことを試してみるといいです!がんばれ!

 

合格者体験記その2 https://www.art-shinbi.com/blog/20210322/22/
合格者体験記その1 https://www.art-shinbi.com/blog/20210319/22/

Sさんの素描と個人資料ファイルを含む合格者再現展示も新宿校1Fギャラリーで既に始まっています。興味のある方はぜひご覧ください。

それでは先端芸術表現コースでした。
(画像は合格者の再現から、です)

先端芸術表現科合格者体験記その2

こんにちは。先端芸術表現科です。春期講習は30日(火)からになります。まだ新規受講生募集中です!
https://www.art-shinbi.com/season/spring/subject/sentan/index.html

前回の合格体験記https://www.art-shinbi.com/blog/20210319/22/に続き、合格体験記その2になります。今回は、現役の時は一次小論で通過しましたが、惜しくも二次試験を合格することができず、一浪で無事に合格したKさんの体験記になります。今年度は特待生としての入学でした。併願で受けたムサビ映像と版画も合格しています。

1浪のときはどのように過ごしていましたか?
一年の前半は家から出られなかったため、さまざまなジャンルの本を読んだり、興味のあることを調べたりしていました。そのとき得た知識を基に、自分や自分のやってきたことについて客観的に考え、深めることが出来たように思います。
夏からは予備校に通い、素描や制作をメインに動いていました。

現役のときは小論文選択で1次試験通過でしたが、なぜ素描に変えたのですか?
現役のときは、先端科以外一般大学を志望していたため、他大学の受験を圧迫しないように小論文を選びました。しかし受験を経て、やっぱり美術系大学に進みたいという気持ちが強まり、美大受験の幅が広がる素描を選択しました。
また、現役のときも新美に一年通っていたのですが、春の間は素描と小論文、どちらも体験できたので、そのときの感触も参考にして選びました。

新美の素描対策は単なる自画像の描き方ではないことを教えていますがその点はいかがでしたか?
まず課題が多岐に渡っていると感じました。もちろんモチーフの違いや、自画像、静物、構成などの違いもありますが、問題文の問われ方が様々で、単純に◯◯を描きなさい、というテンプレートではなかったのが印象的でした。実際に今年の素描の試験でも、いつも通りに問題文から出題者の意図を考え、落ち着いて答えることができたと思います。
それから、絵の巧拙だけではなく、その人個人の持ち味や描き方を伸ばすような、細やかな講評があったのもありがたかったです。小論文の先生もコメントをするときがあり、違う視点からも自分のデッサンを知ることができました。

予備校の講評会は、制作を進めていくときにどのように役立ちましたか?
講評会では他の人の講評も聞けるため、自分が得意とするメディア以外のものも検討するようになりました。月に一回あるため、それに向けて制作のペースを作っていくことができるのも重要な点だと思います。

総合実技はどのようなことを意識して進めていましたか?
何を聞かれても答えられるくらい、意図を明確にすることを意識していました。
総合実技は答えの幅が非常に広い試験だと感じます。講師の方にも「Kさんの総合実技は要素が多くて分かりにくいから、一つに絞った方がいい」と指導を受け、自分が何を答えているのか、ぼやけないように苦心しました。
問題文には「風景」や「気持ち」など、自分なりの解釈が必要なキーワードがあると思います。それらに一度答えを出し、その答えを基にしつつ、何が一番重要か取捨選択をして進めていきました。

予備校に通っていて印象に残っていることはなんでしょうか?
もともと美術系に進む予定がなかったため、初めての美術予備校だったのですが、本当にいろいろなタイプの生徒がいて驚きました。
それぞれがそれぞれの興味を持っており、制作のプロセスもモチベーションも、もちろん作ったものも全く違い、雑談すら刺激的で楽しかったです。ほどよい人数だったことも関係しているのか、先生や生徒の垣根を越えて様々なことを話し、相談しましたが、そのことは制作でも、ごく個人的な経験としても、よい影響をもたらしたと思います。

特待生の申し込みはこちらから。第3回の応募締め切りは4/2(金)となっております。
https://www.art-shinbi.com/about/scholarship/

合格者再現展示も始まっています!ぜひ試験の解説とともにご覧ください。春期では展示作品の解説などもいたします。

それでは、先端芸術表現科でした。