新年明けましておめでとうございます。
彫刻科の新妻です。
受験生にとっては冬季講習真っ只中ですが、自分の浪人してた頃を振り返ってもこういう年の瀬の過ごし方もそれはそれで一興です。少しお正月のんびりしたら年明けの残りの講習を走り抜けましょう!一段と冷えてきたので風邪ひかないようにね!
では生徒作品を紹介します。
掴めそうな抵抗感が魅力的です。頭部の面展開をより近づけていきたいですね。
遠目の印象が明快ですね。絵に手が届くくらいの距離で見たときのリアリティを深きましょう!
流れとリズムが心地よい作品です。野菜の描写の追求はまだいけます!
何気なく置かれた風情がいいですね。空間を広く扱う構成でない分ある種ギョっとさせるほどのクオリティを目指したいです。
自然な人肌感とボリュームがスッキリと伝わります。奥の腕、足首付近の馴染みが良いとベストです。
胸から頭部にかけての明快さが小気味良いです。お尻にかけての形態がやや弱いのが少し気になりました。
量感を感じる一枚です。床の描写なども人物に合わせてタッチの見え具合を調整したいです。
メキメキと上達してきました。固有色と材質感がよく出ています。ラボルトの厚みの印象と手前にかけての床の描写が決まってくるとバッチリです。
顔の表現にこだわりを感じる一枚です。その追求力を画面内でどう采配していくかでよりトータルでの印象が上がってくると思います。
両手の構成です。一見して目線お誘導の狙いが伝わる構成です。序盤での構造理解を盤石なものにしていきましょう。
不思議なリズムとテンションを感じる面白さがありました。作りはじめからフィニッシュまでの作品のプロデュースを自治的に収めていけると安定感につながります。
夜間部生の作品です。まとっている空気を感じるデッサンですね。前髪あたりの形の張りの印象や体の断面の表現などさらに観察してみてください。
光の取り込みを粘っていくことで表現の幅がまた少し広がったと思います。台座まわりの空気感がより魅力的に伝えられるといいですね。
掌の形の密度があがってきて説得力が増していきました。構造に関しては自信がつくまで研究していきましょう。
特別複雑な構成ではないのに物語を感じる作品です。制作過程での小さな「ん?」っていう違和感に反応していけるアンテナを貼りながら精度を上げていきましょう。
今回は以上です、ではまた。