日別アーカイブ: 2022年1月13日

スタートアップ!

 

あけましておめでとうございます。留学生コースです。

今週から新学期が始まり、留学生コースは新しいスタートを切りました。
毎年1月〜3月に開講しているスタートアップコース、今年もやります!
来年度初めて受験する方、予備校生活2年目に突入する方、Ⅱ期募集に参加する方、ここから共にがんばっていきましょう。

 

武蔵美・多摩美の留学生試験が終わってすぐの年末年始でしたが、皆さんはゆっくりできましたか。受験の疲れを癒し、心をゼロにし、新しい自分に生まれ変わることはできましたか。
去年の結果が望んだものであってもそうでなくても、時間は構わず前に進みます。

4月まで家で悶々としているより、少しずつでもいいので前に向かって歩き出しましょう。

スタートアップコースは週6、週3(月火水)、週3(木金土)、三つのタイプから選択できます。
日本語が心配な人でも、中国人講師がいるので大丈夫です。
(まだ母国語の使用が許される時期…)

 

課題は基本的にデッサン。様々なモチーフで練習することによって、日本のデッサンを徐々に理解していきましょう。

https://www.art-shinbi.com/admission21a/

申し込みはこちらから⬆︎

 

新しい季節ってわくわくしますね。
今年はどんな人たちと出会えるのでしょうか。

わくわく…

 

油絵科のモチーフ

こんにちは、油絵科です。

いよいよ冬季講習も終わり直前の期間に入りました。主要な大学でも出願が始まっているので出し忘れの無いように気をつけて下さい。

さて、今日は油絵科が普段どんな授業を行なっているのか、モチーフをいくつか紹介しようと思います。油絵科の入試では描写力や観察力、視点や構成能力、発想力やテーマ性など多くのことが求められます。普段の授業でも石膏デッサンなどいわゆる一般的な内容の授業も行なっていますが、発想力や視点について何かとっかかりになるように考えた少々特殊なモチーフも出題したりします。

こちらは室内デッサンの課題で、無造作にパネルや脚立が置かれている課題です。パースが複雑に絡み合い、またモチーフの全体像は視界に収まりきらない範囲なのでいかに状況を捉えるかが難しい課題でした。

 

こちらはテーマ付きのモチーフですが、100円の動くおもちゃを使って静物を組んでいます。ちなみにこのモチーフ以外にも動物や怪獣のフィギュア、人形などがモチーフとして登場することがあります。

都庁のジオラマです。アマゾンで見つけたペーパークラフトを使用しています。シンプルに見えて組み立てるのに結構時間がかかりました。ジオラマの静物だと風景として俯瞰的に捉えることや、イメージのとっかかりになります。

 

プロジェクションマッピングを行なった課題です。立体と画像が混在して不思議な空間でした。石膏像も普段見ているのと違うのでとても新鮮に見えました。

他にもドライアイスを使った課題や水槽を使った課題などがあります。しっかりと基礎的な勉強をしながらもいろんな課題に挑戦することで応用的な能力を身につけられるように工夫しています。

毎年思うことですが、同じモチーフでも色々な新鮮な答え方を見ることができ、油絵科の受験生は創意工夫する精神と課題解決能力が高いのではないかとこっそりうれしく思っています。