皆さんこんにちは。渋谷校の箱岩です。
見上げると、夏の空。蒸し暑い夏が近づいてきました。
渋谷校は、生徒の活気も手伝って、とても熱い授業が展開されていますよ。
基礎科も、デザイン科も、油絵科も一学期末の大事な時期ですね。
生徒の皆さんは集中して、一つでも多くの自分らしさや、自分の良さを見つけて行けるといいですよね。夏期講習の各自の課題も、この時期に見つけておけると、充実した夏休みになるでしょう。
また、7月10日には一日無料体験が渋谷校でも開催されます。
これから受験勉強をスタートさせる人は是非とも雰囲気を見に来て見ませんか?一度見てしまえば、受験なんて言いながら、楽しいことに夢中になるだけだって、きっと判って貰えるはずです。
さて、油絵科は実験的な課題が続き、フラストレーションを貯めている生徒も多いかなと思います。そこで先週はちょっと違ったムードで制作していました。
「イメージドローイング」という課題です。
夏期講習にも取り入れているこの課題。個人的にはとっても重視している課題です。実は、私が関わった生徒のなかには、この課題で、きっかけをつかんだ生徒や、受験突破のみならず作家活動の基礎になった生徒が、本当に多数いるのです。このことからも重要性は確かです。
内容やノウハウは伏せさせていただきますが、講評中、笑いが絶えなかったことからも、生徒の皆さんが楽しんでいたのでしょう。すごく有意義な課題になったと思います。ごく一部ですが、お見せしちゃいましょう!
三者三様、なかなかのノリですね。すごく自由に手が動いていると思います。あとは、自分なりのテーマや狙いが出てくると個性が発揮され始めることと思います。今後もたくさんのドローイングを描いて、感じるがままに情熱を迸らせる「画家の手」を獲得してほしいと願います。描くことと、活き活きと生きることがイコールになるまで頑張ってみましょう!!
さて話は変わって私事ですが、作品と呼べるものを発表することが無いまま10年以上経ってしまいました。もともと、落ち着いて油絵を描くタイプではないのですが、ドローイングは描いています。
小さいときに見たカーデザイナーのドローイングに憧れ、近年は大好きなゴッホ作品へのオマージュってわけじゃないんですが、船のドローイングを描いているんです。
ゴッホ。素描が、また、抜群にいいよね~。
って、私のドローイング。何の味わいも無いけどねぇwww
・・・?何のため?って思いました?
実は私、実際に国内の造船をしている企業様と一緒に、本場アメリカのバスフィッシングボート(ブラックバスという魚をルアーで釣る専用ボート)を凌駕する、国産フィッシングボートを造る為に描いてんの。
資料提供:株式会社スナガ造船より
自分の描いたイメージが人の手によって具現化するのって、ファインアートとはまた違って、すごく面白いなって思います。
今回は完全に趣味の話になってしまいましたが、油絵科出身でこんなことしてる奴もいるってことで(苦笑)。