日別アーカイブ: 2016年6月4日

日本画 夏までに!

お久しぶりの更新になってしまいました、佐々木です。

今回は最近の生徒作品をご紹介します!
まずは石膏デッサン。

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4月に集中的にデッサンに取り組み、問題点を洗い出し、かなりしっかりとした作品が出始めています。
本当にちょっとした考え方、見方の転換で、見えてくる世界がガラッと変わるのがデッサンの面白いところです。

続いて着彩

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絵の具の基本的な特性や扱い方からはじまり、着彩をする上での意識やポイントなどを見なおしています。着彩は、デッサンがどれくらいできているかに出来が連動してくるのでなかなか難しいですが、根本から考え方をつなげていくことでクリアにイメージを持つことが出来ます。
着彩もまた、いい作品が出始めてきていますね。

これからくる夏期講習。一番時間をかけておもいっきり取り組めるその時までに、頑張るための基礎力はしっかりつけておきたいですよね。
技術をつけるためにも、まずは意識や考え方の不足、偏りを無くして万全の状態に皆をもっていきます!ぐんぐん成長する皆に、講師たちも燃えております!がんがんいくぞー!!

彫刻科 1学期中盤戦

こんにちは!彫刻科講師の稲田です。
1学期も中盤に差し掛かってきました。5月は悩みながらも各自、粘り強く課題に立ち向かっていった姿勢がデッサンや塑造から感じられました。6月もこの調子で走り続けましょう!!

今回は昼間部生のデッサン2枚を紹介します。

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組石膏の場合、像を取り巻く空間の観察がどれだけ出来ているかがストレートに画面に出ます。奥に抜ける空間が弱い部分も見受けられますが、作者が課題として取り組んでいた構造に沿って細部が自然に見えてくる見え方に一歩近づいたデッサンになったのではないでしょうか。

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こちらの静物デッサンは丁寧に素直な観察が魅力的なデッサンです。誠実な観察からくる描写は人を説得させますね。ここからさらに画面の奥に向かう空間を意識的に作って行くことやモチーフに重さを感じれれるようになればさらに高いレベルになる可能性を感じさせます。

作者2人はそれぞれ取り組んでいる課題がありますが、今回紹介したデッサンにはそれぞれが良い方向に向かう兆しが見えています。この見方と感覚を大切にコンスタントな結果に結び付けて行きましょう!!

話は変わりますが先日、丸の内を歩いていたら道に作品が並んでいました。彫刻ではジュリアーノ・ヴァンジ、三木俊治、三沢厚彦などなど見応えのある作品が設置されていました。美術館ではない場所で見る作品はまた新鮮な目でうつりますね。
近くには三菱一号館美術館などもあるので散歩がてらに見に行くのもいいかもしれません。

では!今回はこのくらいで。次回は小川原先生です。宜しくお願いします!