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渋谷校、基礎科のステップアップ授業について

渋谷校です。

高1生や高2生の美大受験を予定しているみんなは、そろそろ進路など決まりだしたでしょうか?

そんななかデザインや工芸を目指す事を考えだした君たちにお知らせです。
渋谷校は現在デザインと工芸に特化した校舎になっています。
そのような特徴を持った校舎なので、基礎科と受験科がすごく近い関係にあります。
せっかくの特徴を活かすべき、この秋渋谷校の基礎科ではステップアップ授業として、

基礎科の生徒でも受験科の課題の参加、例えば

このようなB3サイズのデッサン課題や平面構成、私立の手のデッサン、

芸大の平面構成や構成デッサンなど数種類の課題で基礎科生が受験科に混ざって制作できるようにします。このような柔軟な対応はデザインと工芸に特化した渋谷校ならではの特徴です。

受験科もそろそろ公開コンクールなどが始まり例年だとピリピリムードの始まる頃ですが、
基礎科生も参加して、さらに緊張感を高めて制作していけると良いですね。

ただし、参加できるのはカリキュラムのスケジュールの関係で
私大課題は週3(月~水、木~土)
芸大課題は週5コースの学生の参加が基本となっています。
また参加は高校2年生からとします。

このように早い時期から受験に対応していきたい学生は渋谷校でしっかり制作を始めていきましょう。

高2や高1生などの体験授業もありますのでまずはそこから気軽に参加してみましょう。

詳細はこちらから

 

また渋谷校でこの秋おすすめの展示を一つ

イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
Yves Saint Laurent, Across the style

会期

2023年9月20日(水)~12月11日(月) 毎週火曜日休館

会場

国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

で開催です。

あまり多くはないファッションの展示です。

日本とはまた違ったファッションの流れ、クチュールの世界を垣間見てみましょう。

渋谷校は美大でファッションを学びたい人も応援しています。

小中学生向けイベント・小中生のためのデザイン&アートスクール

こんにちは渋谷校です。6/12(土)14:30〜17:30に小中学生向けイベントとして

小中生のためのデザイン&アートスクールを開催いたします。

 

昨年秋から始めたイベントで結構好評で今回が3回目になります。

内容は鉛筆で簡単なモチーフを描くというイベントで、3時間程度の短い時間で開催する内容です。

小中生ですでにデザインナーやイラストレーターなどをぼんやり考えていて将来美大受験なども意識しているような小中生にピッタリの内容です。

今までの参加者は結構絵に自信のある子たちで絵の上手な子たちも多かったですが、あまり自信の内容な子でも問題無いです。

まずは上手に描けなくてもまずは道具の使い方に慣れてみようという程度でも大丈夫です。まずは体験してみることが大事です。お気軽にご参加ください。

参加費や詳細な内容、お申し込みは

https://www.art-shinbi.com/event/2021/21event-syougaku-01.html

でご確認ください。

ちなみに美術系高校受験のためのイベントではないのでお気をつけ下さい。

渋谷校、休日もアトリエを空けて受験対策頑張っています。

渋谷校です。休みの日の渋谷はとても空いています。

渋谷校では明日の建国記念日も授業がありますので、基礎科の受講生は忘れずに授業に来ましょう。

渋谷校では今後の入学を考えている学生向けに

通常の授業への無料での体験授業(申し込みはこちら)、

1日体験や土曜チャレンジ(詳しくはこちら

などのイベントを開催しています。お気軽に参加してみてください。

渋谷校のデザイン工芸科のツイッターもフォローしてみましょう。受験のテクニックなどの画像やプロセスなども公開しています。

芸大先端科 合格者による体験談

こんにちは、新美先端科です。
春期講習会お疲れ様でした!
春期ということもあり、これまでやったことのない、初めての課題が多かったと思いますが、
みなさん思った以上に積極的に取り組んでいたので、結果的に面白い作品が多かったと思います。

今年、芸大先端科に合格した2人の生徒に、受験までの一年間を振り返ってもらいました。
先端科を受験することを決めている人、まだどうするか決めかねている人、先端科に興味のある人、是非参考にしてください。

現役合格Nさんの体験談

1 なぜ先端を受けようと思ったか

私は物語を考えるのが好きだったので、様々な媒体を扱える先端で自分の物語を表現できたらとても楽しいだろうな、と思ったのがきっかけでした。

2 予備校での講評や課題は、あなたの制作にどのように役立ったか

小さい頃に感じていた遊ぶことの楽しさとか、自分にしかない大事なものを知れる課題ばかりだったので、特別な技術などではなく、作品の根底に流れるべき大切なものを太く強くしてくれたと思います。

3 特に印象に残っている課題や講評などあるか

新鮮な魚を解剖した課題と、公園で体を動かした課題です。
みんなで魚を解剖しながら、これはなんだ、それはこうなっているのでは?と手探りな感じで魚の体に興味を持っていく時間が面白かったです。

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公園での課題は、純粋に体を動かすことの楽しさを思い出せたのが嬉しかったです。
何メートルも離れた場所に立つ相手に、与えられたワードをジェスチャーだけで伝える遊びが好きでした。

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4 制作に行き詰まったときはどうしていたか

自分の欲しい物を作ろう!と思うと、つかえていたものが取れて創作意欲が湧くので、とりあえずそれを作って自信を取り戻しながら進んで行きました。

5 受験生へ

私は高3の春から先端を目指しはじめました。その時は、自分には何か凄いものがある、他の人とは違うものがある、と思っていました。けれど、それからの1年はひたすら自信をなくす1年でした。でも今思うと、おごりや余裕がゼロになったことで、自分にしかないものを必死に探し求めたことが合格に繋がったのだと思います。大学合格だけでなく、その先もずっと作品を作り続けるために必要なものを知ることができた1年だったと思います。

 

 

帰国子女枠で合格したTさんの体験談 

1 なぜ先端を受けようと思ったか

私のライフワークである、文学や言語、視覚芸術という分野を、一つの作品として伝えられる可能性を先端に感じたからです。

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2 予備校での講評や課題は、あなたの制作にどのように役立ったか

私の場合、海外で生まれ育ち、日本での生活は初めてだったので、半年という短い期間で日本の受験に向かうためには、新美の実践的な指導が不可欠であったと思います。

3 特に印象に残っている課題や講評などあるか

初めての課題と講評会です。

特に総合実技では、初めの頃は何が求められているのか、どんな基準で批評されているのか、よく理解出来ませんでした。

正反対の分身
総合実技対策_「課題:正反対の自分を作る」※作品部分_眼球の表面が複数の層になっている

4 制作に行き詰まったときはどうしていたか

日本流の受験を知らなかったので、ストレスが溜まるというよりは、日々新しい体験が出来、楽しんでいたように思います。

それでも、迷った時は海外にいる家族や友人に電話をしたりして、気分転換をはかっていました。

5 受験生へ

健康第一!と海外に住む家族からいつも言われてきました。