映像科:合格者インタビュー①・感覚テスト編

2020年春、新美映像科から志望校へ合格した人にインタビューする企画。
今回は武蔵美映像学科の試験で感覚テスト140点というハイスコアで合格した宮脇さんに
実技制作の秘訣から、日頃の生活におけるアドバイスまで、詳しく聞きました。
映像系での受験を考えている人は、ぜひ参考にしてください!
インタビュアー:森田、百瀬(ともに映像科講師)

森田:こんにちは。今日はよろしくお願いします。
宮脇:よろしくお願いします。
百瀬:お願いしまーす。

【感覚テストについて】

森田:早速なんですが、宮脇さんが武蔵美の試験で制作した「感覚テスト」について聞いてみます。感覚テストはキーワードから発想して絵と文章で映像的な場面を表現する問題ですね。2020年度入試の問題では「その先は」というキーワードが与えられました。まずはこの作品について教えてください。


[入試再現作品/感覚テスト/武蔵野美大映像学科]

宮脇:はい。私は感覚テストを制作する上でいつも「場所の面白さ」を伝えたいと思っていました。この作品はトンネルが舞台なんですが、実在する場所です。小さい頃に親とドライブをしたときに通ったトンネルなんですが、どこか普通のトンネルとは違う雰囲気がありました。記憶に残っていたその雰囲気を、この感覚テストで伝えられたらいいなと思って作りました。

百瀬:私はこの作品の2つ目の段落「トンネルの中へ入ると~音は鈍くなる」というところが良いと思います。この作品ではトンネルを水中と重ね合わせていますが、視覚だけじゃなくて聴覚で捉えた情報を言葉で表現してるんですね。別の箇所では、コンクリートの柱に触れてみる触覚的な描写もあります。作品における「感覚の言語化」ということは意識していましたか?

宮脇:意識してました。「場所の面白さ」を伝える上では、その場所に降り立った時の聴覚や触覚といった感覚ーそれを私は「五感の情報」と考えていましたがーを書くことが大切だと思っていました。そのことに気づいたことで、感覚テストを作る手がかりを掴んだ感じです。
文章の表現に関してもう一つ言うと、キーワードの「その先へ」ということを読む側に意識させるために、最初の段落の後に、2行ブランクを入れています。

森田:確かにそうですね。逆にこの部分以外はすべて1行ずつ空いています・・・どういうことですか?

宮脇:最初の段落は作品の導入のようなものとして、文章全体からは切り離すような構成にしています。この作品で問題のキーワードの「その先」というのは、トンネルの中でもあり、トンネルの柱の隙間から見える風景でもあります。でもまずはトンネルに「入る」ということを読む人に強調したいと思ったので、こういう工夫をしています。文章の区切り方については教室で制作をしていたときにも、講評でアドバイスを受けて、かなり気をつけていました。

森田:なるほど、ありがとうございます。・・・と、ここで新美で制作した課題作品も見てみましょう。実は宮脇さんのこの作品には、いくつかのプロトタイプがあります。


[授業作品/感覚テスト型/新宿美術学院映像科]

百瀬:懐かしいですね。課題は毎回違ったキーワードだけど、同じトンネルが舞台になっているんですね。

宮脇:最初の作品は「斜光」というキーワードで制作した作品です(①)。この課題の講評会の時に百瀬先生が「映像装置のように見える」ということを話してくれて。

百瀬:ゾートロープですね(※)。柱から差し込む光が明滅することで、風景の見え方が変化する。舞台設定が面白いと思いました。


※ゾートロープ(Zoetrope)…スリットの間から静止画を見ることで絵が動いて見える。アニメーションの原理が体感できる装置。

宮脇:そのお話を聞いて、あらためてこの空間の魅力に気づいたこともあって、少しレイアウトを変えてリメイク制作してみました(②)。二枚の絵で表現することは挑戦だったのですが、正直ちょっと違うなと思いました。でもこの作品を作ったことで、このトンネルが持っている雰囲気を伝える上では、やっぱり一枚絵の方がいいんだということに気づけました。
その後入試直前の課題で制作したのが③です。この時の課題は「もしも今この瞬間にあなたが旅をしているならば、その旅でどんな印象的な出来事に出会うか」というちょっと変わった問題文だったのですが、「印象的な出来事」という言葉から、やはりこのトンネルが浮かびました。

森田:これは入試の作品とほぼ同じレイアウトです。あ、でも絵と文章は区切られているんですね!

宮脇:はい。画面全体に鮮やかな色を乗せることは試験本番での新しい挑戦でした。ひとつのイメージとして見せることで、この場所の広さを感じさせられるんじゃないかと思って。あと絵と文章をはっきり区切った画面のレイアウトは一見整理されて見えるけど、ちょっと安易かなとも思いました。試験で作品を採点する教授に「簡単なレイアウトを選んでる」と思われたら嫌だなとか(笑)そんなことも考えました。

百瀬:実際に試験本番の作品では、トンネルの隙間から海を見ているということが、画面全体で表現されていますね。全体に入れられた白いタッチがエフェクトになって、トンネル=水中という空間が繋がるような効果が生まれています。

森田:授業で制作するたびに試行錯誤したことが、試験本番の一枚に活かされてることがよくわかりました!

【受験生活について】

森田:ここからは新美で対策した一年間について聞いてみたいと思います。いつ頃から美大の映像系への進学を考えてましたか?

宮脇:元々映画を作りたいという気持ちがあって、在学中に何本か友達と製作したり、映画甲子園に出品したりしていました。映像で受験をしようと思ったのは高二くらい、でしょうか。私の高校に武蔵美を卒業された講師の方がいて、お話を聞いて「武蔵美の映像学科で映画を作りたい」と考えるようになりました。

百瀬:最初に受講したのは通信教育科(注:現オンライン教育科)でしたよね。

宮脇:現役の時は高校が美術科だったので、おもに学校の先生に見てもらって、入試の直前は他のアトリエに行って対策をやりました。でも結果はダメで。もう一年となった時に、やっぱりちゃんと映像科がある予備校に入らないと無理かもしれないと考えて、まずは一学期に通信教育を受けたんです。
送られてきた課題を見て「こんな対策をやるんだ」「面白い…けどちょっと苦手な課題かも」と思ったのは覚えています。たしか最初の課題のテーマは「私の部屋」でした。

百瀬:たしかに映像科の課題って、いきなり「私」のことを聞かれるというか、作る側としては、自分の内面を見せるような部分があって、最初はびっくりするかもしれませんね。
夏期講習から上京して教室での制作になりましたが、その変化はスムーズでしたか?


[課題制作時のエスキース帳/下書きや講師からのアドバイスがびっしり!]

宮脇:高校やアトリエでの制作の経験はあったので授業にはすぐ馴染めましたが、一人暮らしということもあって環境自体の変化の方が大きかったかもしれません。入試の時期がちょうど好きなアーティストのツアー中だったので、その様子をチェックしながら「頑張ろう」と思ってました(笑)。
本格的に学科のスパートをかけたのは11月くらいからでしたね。新美の講習会の学科の授業も取りました。家では集中できないので、家から新美までの間に単語をやることだけは徹底しようと思ってました。あとは…運です。

森田:運も大事ですね(笑)。ところで今後大学では特にどんなことを学びたいですか?

宮脇:映画を作りたい気持ちもあるんですが、今は映像を使ったメディアアートに興味があります。今までは画面の中で成立する映像に取り組んできたので、その枠から映像を解き放つような空間的な表現をしてみたい、という気持ちが強いです。

森田:楽しみですね。じゃあ最後に、いまこれを読んでいる映像科の受験生へ向けて「普段の生活の中でこんなことをするといいよ」みたいなアドバイスがあれば、ぜひお願いします!

宮脇:自分が今まで経験したことを思い出して欲しいと思います。家族とのやりとりとか、些細なことであっても作品になる。それは感覚テストだけじゃなくて映像作品を作るときにも役立つと思います。自分の経験は他人は経験したことがないと思うので。あとは、自分が好きなことを感覚テストに落とし込むことでしょうか。私はどこか行くときに街の様子を見ることが好きだったので、受験の直前でも街の特徴をよく観察していました。日常生活の中に作品の手がかりを探しながら、一日一日を過ごして欲しいです。

森田:今日はたくさん聞けて楽しかったです。宮脇さんのこれからの活躍に期待してます。
百瀬:また新美にも遊びにきてください!


《2020.5 オンラインでのインタビュー/宮脇さんご協力ありがとうございました!》

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5月からのオンライン課題 生徒作品紹介

こんにちは!彫刻科の小川原です。5月に入ってオンラインによる同時授業が始まっています。デモンストレーションを見ながら制作できるので、参考になると思います。5月は主に彫刻1対策と表現研究モチーフ(素描)を中心にこなしていきます。

それでは生徒作品を紹介します。


大根の置かれている状況がよく表現できています。縄の影など丁寧でよいですね!


固有色の感じられるデッサンです。大根の丁寧な探りが魅力的です。


現役生も頑張っています。量感が素晴らしいです。


おなじく現役生の作品です。形の精度が高いですね。調子の幅も多いです。


形としてもよく描かれていますが、絵画的に見ても魅力的な作品に仕上がっています。


しなやかに、美しくてというモチーフに迫れています。
風船の反射を描きつつ、立体感も出せている表現力がすごいです。手の質感もいいですね。


ポーズにこだわって表現しています。手の筋肉の厚みが魅力的に描けました。


実直に丁寧に描き進められました。手の肉感の印象が良いです。

生きた視線を感じるデッサンに仕上がっています。完成度も高く、素晴らしい内容です。


生き生きした表情が良いです。炭も生き生きしていますね。


写り込みの表現が素晴らしいです。ステンレスの質をリアルに感じます。


構成にこだわってモチーフを配置し、そのビジョンを大事に完成させました。ボウルの距離感がうまく表現できています。


背景を作ることで光の印象を強調しています。絵画的な雰囲気にグッときます。


りんごが映り込むボウルの印象が良いですね。立体感もよく出せています。


ステンレスの硬さや叩いたらどんな音がするのか伝わってくるようです。やりきってこの安定感は素晴らしいです。


着彩に挑戦してくれました。いろんな色を使って表現していますね。指揮官が素晴らしいです。この集中力を大事にしてください。

5月も後半に入っていきます。今のうちに作品として制作に向き合う意識を養って、登校がスタートしてからの課題に活かしましょう!

色彩の基礎知識(デザイン工芸・初級の知識):渋谷校

こんにちは渋谷校です。

家庭での自宅学習こでれから平面制作などの際、
色々わからないなどがあるという人はいますよね?

平面構成を制作するときなど明度がね〜、とか彩度を下げてみたらなど講師から簡単に言われることは多いと思います。でも彩度って何?とか色相?ん〜何となく分かるけどはっきり説明はできないという人は少しはいるんじゃないかな?
とう人向けに今回は説明をしたいと思います。

まずは目次
1.色相
2.明度
3.彩度
4.その他の知識
5.平面構成の用語

では、本編です。

 

1.色相

(有彩色で、赤・黄・青など他の色と区別するよりどころとなる色の特質。色合い。)
赤紫青緑黄橙など色味の違いのこと。絵の具の場合は赤、青、黄色の3色を3原色とよび、それぞれ赤+青=紫、青+黄=緑、黄+赤=橙のように違う色相同士を混色することで無限に色相は増えていく。この色相を順番に丸く並べたものを色相環(色相をスペクトルの順序に環状に配列したもの。向かいあった二つの色は互いに補色の関係にある)と呼ぶ。

 

2.明度

(色の明るさの度合い。)
それぞれの色をモノクロコピーをして明暗だけに置き換えたときの色の明るさ。純色の黄色は明るく、赤や青は暗く見えやすい。また白を混ぜると明るくなり、黒を混ぜると暗くなる、他の色との混色でも明度は変化する。

 

3.彩度

(色の鮮やかさの度合い。色の純度。)
グレイ、白、黒などを混色していくと色の鮮やかさが下がっていく。この鮮やかさの違いを彩度の違いとして表現する。また無彩色ではない違う色相の色を混色していっても彩度は下がる。3原色のうちの2原色での混色は彩度は余り下がらないが、3原色での混色は彩度が下がりやすい。(3原色を同じ比率で混色すると理論上は黒色になるとされている)

 

4.その他の知識

● 有彩色(色の三属性である色相・明度・彩度を併せ持つ色、黒・グレイ・白色以外の色。)
色味のあるものを有彩色と呼ぶ。またグレイ、白、黒など色味のない色は無彩色と呼ぶ。
● 純色(一つの色相の中で彩度のいちばん高い鮮やかな色)
絵の具のチューブの色で赤紫青緑黄橙などの彩度の最も高い色を純色と呼ぶ。ただし絵の具のチューブの色でも白が混ざった色や茶色、無彩色などの彩度の低い色もあるのでチューブで市販されている色がすべて原色とは限らない。色相環の一番外側にある色で無数に存在する。原色と呼ぶ場合もある。
純色以外の色(黒色や白濁色との混色)を中間色と呼ぶ場合もある(3原色と黒色以外の色の総称を中間色と呼ぶ時もある)。
● 寒色、暖色
寒色は寒い感じを与える色。青や、その系統の色。
暖色は暖かい感じを与える色。赤・橙・黄などの系統の色。
● 補色
二つの色を一定の割合で混合して灰色になるとき、一方の色を他方の色に対していう語。例えば、赤と青緑。色相環で反対の位置に来る色。

 

5.平面構成の用語
この用語集は渋谷校のデザイン・工芸コースでの指導によく使う言葉ですが、学校や受けている科によっては使い方の違う場合もありますので、気を付けて見て下さい。

● エスキース(エスキス)-下絵。スケッチ。画稿。設計図。平面の構想を練ること。
● コンセプト(テーマ、主題、ねらい)-作品全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。
● 明度対比-色の明るさの対比。
● コントラスト-対照。対比。(色の明暗、彩度の差、色相の差、面積や形の差など様々な種類の対比がある)
● 面積比-画面上に作られた面の大きさの差。
● 粗密-まばらなことと細かいこと。面積や描き込みの量、複雑さなどの対比による効果。
● べた塗り(平塗り)-一面にすきまなく塗ること。ムラやにじみもなく均一に塗ること。
● 余白-平面が書いてある紙面上で、何も記されないで残っている部分。
● 地と図-地→背景、図→モチーフ、対象物など。
● グラデーション-明暗や色調の段階的変化。徐々に色が変わる変化。
● シンメトリー-左右対称であること。線対称。

これであなたは色彩の知識の第一歩の扉が開かれました。平面構成マスターに近づくはずだと思います。

さて、お役に立てたでしょうか。また、なにか上げて欲しい題材がありましたら渋谷校までリクエストください。出来る範囲で掲載していけたらと思います。

先端芸術表現科の5月の予定とオンライン教育科について

こんばんは。

先端芸術表現科です。
緊急事態宣言延長に伴い、先端の授業も現状5月いっぱいは、Zoomを用いたオンライン授業を行うことになりました。
これまでは自宅宿題課題講評という形でしたが、5月12日(火)の授業初日からは、Zoomを用いたリアルタイム双方向型授業を、

火曜 水曜 17時半ー20時半
日曜 9時半ー16時半

という通常の授業と同じスケジュールで行っていきます。

先端では、オンライン授業の特性を考えて、5月は予備校では一次対策課題を行い、自宅課題として制作課題を提出し、一次対策の講評後に行うことで、制作の時間と一次対策の時間を確保しながら受験の準備を進めていきます。

体験での受講も可能になっていますので、体験授業をご希望の方は、
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html
こちらのリンクをご覧ください。

また、自宅でも受験相談なども可能になっています。現在、未来のことを想像することがとても困難な状況ではあるかと思いますが、今年の受験について何か相談などある方は、お気軽にお問い合わせください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-soudan.html

最後に、遠隔地にお住まいの方には、オンライン教育科というものがこれまでの通信教育に代わる形で開講されました。
https://www.art-shinbi.com/online/
こちらでは月に3課題程度出題し、Zoomなどを用いてマンツーマンでの講評を一月に30分程度行っていきます。遠隔地の方が自宅でも対策可能なオンライン教育独自の課題となっております。

本来であれば、この時期は身体のワークショップや、暗室のワークショップなどを行いながら、受講生の方の経験の幅を広げ、そこから自らの関心や制作を捉え直す時期として予定していました。
現在なかなか外部に出ることができない状況で、そうした状況をどのように捉え直し、外と内や、家の問題、物を見ることと美術館の関係性などをどのように考えることができるのか。講師の方も、今自分が行っていることを振り返りながら、受講生の方と考えていきたいと思っています。

(画像は昨年度合格者の総合実技と素描の拡大部分となっております)

オンライン授業を受ける理由:渋谷校

こんにちは渋谷校です。
渋谷校ではすでにオンライン授業が開始しました。

このような時期には自宅でどうしよう?美大受験に向けて何をしたら良いのか?
と、何も制作ができていない、または何となく受験に向けて絵を描いている人はいませんか?
そんな人はズバリ、新美・渋谷校のオンライン授業に参加してみましょう。

この時期きちんとした制作などの環境もなく授業もなく、制作に困っている人がいるのであれば、
安全、確実に実技を伸ばせるオンライン授業はとても役に立つと思います。
そこで今回は渋谷校で行っているオンライン授業の方法などをお知らせします。
もちろんアトリエに来て授業を受ける形式と同じとは言えませんが、結構役に立つのですよ〜。
では、授業の紹介です。

まずは目次
1.実施する経緯と形式
2.オンライン授業のメリット
2−1.添削授業と比べてのメリット
2−2.講師がアトリエにいるということ

1.実施する経緯と形式
4月のG.W.まではメールで課題を出し、戻ってきたものに添削のコメントを付けて返送という無料の授業を行っていた渋谷校でした。
これも悪いわけではないのですが、やはり生徒からは「自分で制作のペースが掴めない」「なにか困った瞬間にはアドバイスが届かない」
などなどの良いことばかりではなく様々なデメリットの声も聞けたのです。

ということで、オンライン授業にG.W.明けから変更となったのですが、このオンライン授業の形式は簡単に伝えると、
双方向のオンラインシステムで生徒と先生のいるアトリエをつないで授業を行うという方式を
渋谷校のデザイン・工芸科や基礎科では現在行っています。
授業時間は通常の授業時間、高校生向けのコースなので夕方の3時間、生徒皆が一緒に渋谷校のアトリエとつながり制作を始めて、
途中のアドバイスなども受けながら、終了後には講評を受けるという形です。
この形のおかげで制作のペースがつかめ、通常の授業により近い形で制作ができることになりました。受講者からの意見は大変好評ですよ。

生徒の方で必要なものはPCまたはタブレット、スマホなどのデバイスと、制作環境、家庭にあるような簡単に揃えられるモチーフです。


基礎科のモチーフ例


デザイン科のモチーフ例、家庭で揃えても、なんとかなりそうなモチーフです。

 

また、渋谷校の方ではIT大臣がしっかり制作だけではなく、ソフトなどのツールの使用の方法などもアドバイスできるしっかりサポートもついています。


どうでしょうか、渋谷校のIT大臣のデジタルアトリエ、ここから日々指導が行われています。

 

2.オンライン授業のメリット

2−1.添削授業と比べてのメリット
写真を撮ってメールで送って添削が戻ってくる授業もありますが、そのような添削と比べてやはりオンライン授業はタイムラグのない双方向コミュニケーションの授業ということで大きな利点があります。
制作中にアドバイスがほしいとき、すぐにアドバイスを受けられるかどうかという差は大きいと思います。
また、講師がデモンストレーションを授業と同時進行で行っていたり、アドバイスを絵で描いたりと結構役に立ちますね〜。


講師のデモスト、アドバイスの一例

 

2−2.講師がアトリエにいるということ
4月中は講師も自宅でリモートワークという形でやっていたのですが、必要な資料が自宅にない、または急な問い合わせに対応できないなど、どうしてもリモートワークでは対応できない部分がありました。そこで講師はアトリエに来て授業を行うという形になりました。
もちろん安全を最優先に講師同士もマスク・手洗い・ソシャディに気をつけて出勤していますし、どうしてもやむを得ない講師は自宅から指導を行うなど講師にも優しい対応で明るく授業を行っています。この先の状況悪化によっては自宅からの指導に戻る場合もあることは断っておきますが。


気をつけて出勤、自転車で出勤。アトリエが駐輪場になっています。

 


マスクもつけてオンライン授業しています。

 

また、アトリエにいるということで何か制作中に資料がほしいときには、さっと見せることができます。これはやはり自宅からの指導では出来ないことでかなりのメリットがあると思います。


渋谷校の参考作品や資料の数々、これがオンラインで活用されています。

 

以上のことなどからも渋谷校のオンライン受講のメリットはわかってもらったでしょうか?

ということで、授業のお申込みはこちらのHPから
なんと、今回は宣伝でした。

また、5月17日(日)にはオンライン体験授業を行います。渋谷校のオンライン授業を自宅から無料で体験できるイベントです。すでに申し込みは締め切ってしまったのですが、今後第二弾も考えていますので、ご希望のある方は渋谷校までお問い合わせください。


今、体験参加者に向けて色々発送準備中です。

 

 

次回は、また出来たら自宅で制作に役に立つ初心者向けのテキストブログをお送りします、ご期待を。
また、渋谷校講師一同皆様の健康とコロナの消滅を願っております。