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ena美術新宿 先端芸術表現科 合格体験記その1

こんにちは。ena美術新宿の先端芸術表現科です。
今回は今年度合格した方の合格体験記第1弾になります!今回体験記を書いてくださったKさんは、一浪で無事に合格されました。一次試験は素描受験となります。


私は、高校2年生の春に先端芸術表現科の受験を決めて対策を始めました。高二から現役までは、他予備校に通っており、浪人生になった時に、友人から勧められて、ena美術の講師の方と面談をしました。面談をしてみて、不安症な自分とちゃんと向き合って、一年間通えるように感じ、ena美術に決めました。ena美術では、今まであった受験時の運要素を無くして、確実な実力で受かっていけるように手厚く指導をしていただきました。

一次試験対策について
現役の時は、一次試験の素描の実力も努力も足りていなかったように感じます。ena美術に入ってからは、主に素描に力を入れていました。現役の時は、素描において、何が分かっていて何が分からないのかが分からずにいて、なんとなくで描いていました。
予備校では、そのわからないことを漠然とでもいいから、講師に相談して、少しずつ解決していきました。それは描き方だったり、意識的なことだったり様々でした。ちょっとしたことでも、真摯に講師の方々が言語化して教えてくれたので、安心して描いていけるようになったと思います。感謝です。
また、素描は、緊張や不安でうまく描けない時も多く、自分の中でルーティンを決めて描いていました。ガムを噛んだり、エスキースのサイズはいつも同じにしたりと、自分の心を落ち着かせるため様々なことを実践していました。

制作について
私は、現役までに多くの作品を作っていたものの、何が好きで作っているのかわからずにいました。しかし、浪人生になってからは自由に好きなことをやろうと思い制作をしていました。制作というよりかはやってみようみたいな軽い感覚で作って、また考えて制作をしていくみたいなスタイルでした。とりあえず手を動かして完成までさせていくことを、自分ルールとして決めて、制作をしていました。
結果的に受験が近づくに連れて、自分の考えていることが明確になっていき、過去作も、振り返りながらファイルにまとめることができました。

講評会について
月に一回講評会で作品を見せる機会があり、その時々に完成していたものを見せるようにしていました。講評会を重く捉えず、やっていることのお披露目会として活用してました。講評会でも面談の時でも、講師の方々には自分が何に興味があるのかを、様々な観点から聞き出して掘り出してくれました。自分でもわかりえなかったことが、講師の方々と話すことで浮かび上がっていきました。感謝です。

浪人生活はどう過ごしたか。
浪人生活中はアルバイトをしながら、都内だけでなく地方や韓国の美術館に行ったりと、約45個の展示会に行きました。自分の表現方法が凝り固まらないように、多くの作品を見ていました。また、お金がない時は、美術館の図書館に篭って色々な美術図書を読んだり、作家のウェブサイトを見ていました。美術に限らず、YouTubeで見たライフハックが制作に生かされていたり、画集で見た構造が総合実技に生かされてたりします。自分の記憶に残らなくても、無意識な引き出しとして出せるように、インプットすることを大切にしていました。

個人資料ファイルについて
ファイルはポートフォリオだと思わずに、今までの活動報告書として考えていました。自分がどんなことを考えて、今後していきたいのかがわかるものであれば、どんなものでも載せていいと捉えて作りました。
私は、作品数が多かったので、20ページという限られたページ数で、作品ごとのページ割合にとても悩みました。載せる作品や載せる順番によって、分かりづらくなってしまうので、講師と何度も相談して作り直していました。また、私は講評会や面談時に考えたことや、自分の思考をまとめていたメモが、ファイルの文章を考えていく中で役に立ちました。最終的には自分が後悔しない私らしいファイルができたと思います。

1年を振り返り印象に残っていること
予備校で行ったワークショップでカリフォルニアロールを紙で作った時に、カリフォルニアロールが全ての制作に通ずると言われたことが印象に残っています。その後、講師に何度もカリフォルニアロール論を書けと言われて、とても困っていました。なぜカリフォルニアロールが好きなのか、カリフォルニアロールの良さを、どう感じているのか上手く言語化できず、何度もテキストに起こそうとしていました。
二次試験後の面接対策の時に、講師の一人が一年の締めくくりのまるで名言のように、カリフォルニアロール論を唱えて、思わず涙が出てきてしまいました。

来年の受験生に向けて
一次試験は周りに上手い子がいても挫けず、自分にとって1番の素描を作り上げていければ、上達していきます。懸命にena美術に通いましょう。
制作においては、先端芸術表現科は、いい意味でなんでもありなので、無理に作品という形にせず、自由に制作をしていってほしいです。色々言われても自分のやりたいことを信じて熱心に 制作をしていけば、自分が何を求めているのかわかっていきます。やらない理由を探すより、まずやってみるだけで制作は進んでいくので、まず手を動かして制作してみてください。
何かわからない、進まないということがあったらena美術の講師に相談すればいいです。とても手厚く、生徒一人一人をちゃんと考えて、一緒に考えてくれます


Kさんのカリフォルニアロール論に関するファイルの抜粋も、合格者再現展示では公開される予定なので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください!Kさん合格おめでとうございます。これからの活躍も楽しみにしています。

さて、ena美術新宿の先端芸術表現科では、春期講習後期が、3月30日(土)から始まります。

こちらの申し込みは、28日(木)の18時までになるのでご注意ください。今年度の再現などもみせながら、先端の受験において大事なことを1から伝えていきますので、まだ予備校選びに悩んでいる方なども気軽に受講してもらえると嬉しいです。
https://www.art-shinbi.com/season/spring/shinjyuku/sentan/index.html

また、特待生の申し込みも受け付けております!
遠隔にお住まいの方で、移住して受験対策をされる方は遠割という制度もありますのでぜひご活用ください。
https://www.art-shinbi.com/about/scholarship/
https://www.art-shinbi.com/news/a8afab6c8edb49a7aae8b05e46c49ec1/(遠割の詳細はこちらから)。

それでは、ena美術新宿 先端芸術表現科でした。
(画像はKさんの一次素描と総合実技の再現になります)

スタートアップ、お疲れ様でした

 

こんにちは、留学生科です。

天候が荒れたり寒暖差の激しい日々が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
長いようであっという間だったスタートアップコースもついに終わりを迎え、春期講習会が始まろうとしています。
年度末のそわそわを、わくわくに変えていきましょう。


今年のスタートアップは、例年より石膏課題を増やしたりと、少し難しいことにも挑戦しました。

4月以降私大は石膏課題が少ないので、これを機にたくさん練習できてよかったのではないかと思います。
最初は難しい難しいと言いながら描いていた生徒も、少しずつですが完成度を上げていくことができていました。
講師のデモストをしっかり見れたのも学びになったようです。

 

春期以降は留学生だけのクラスはなくなり、通常の受験科に混ざって授業を受けることになります。
人数も増え、お互いに比べることも増えるので、全く違う雰囲気の中制作することになります。

日本語でコミュニケーションする機会も大幅に増えるので、言葉の面でも能力アップが期待できますね!

 

春期は3月23日(土)から! ⇩

https://www.art-shinbi.com/season/spring/

 

 

映像科:春期講習会直前!

こんにちは。映像科です。
寒暖差が激しく急に強い風が吹いたりと、まさに季節の変わり目といった感じですね。このブログを読んでいる方も、それぞれに新年度の準備をしていることと思います。

ena美術新宿の映像科では先日の3/17(日)に春期講習直前講座を行いました。内容は「映像メディア作品を構想する」。
映像メディア系の入試に関するレクチャー〜参考映像作品紹介〜映像作品の構想〜プレゼンテーション〜講評と、かなり盛りだくさんの一日でしたが…とても魅力的なプレゼンでした。参加された受講生の方、お疲れさまでした!

そして既にアナウンスしていますが、今週末からは全6日間の春期講習会もはじまります。
3/23〜3/28の6日間で一般選抜対策から総合型選抜の対策の導入も含む、色々な制作を体験できるカリキュラムです。詳しくはこちらから

(※去年の春期講習会のワークショップの様子)

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なお、春期講習会後には4/11(木)に一学期の授業が開講されます。映像科の授業は木金日週3日のコースです。
面談は随時受け付けています。新学期の授業についてなど、お気軽にご相談ください!

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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースも開設)
ena美術新宿 映像科 公式X
ena美術新宿 映像科 公式Instagram

ena美術新宿先端芸術表現科、6名合格です

こんにちは。ena美術新宿の先端芸術表現科です。昨日芸大の最終発表が行われ、ena美術新宿からは6名の合格者(現役1名)という結果になりました。14日時点では、全国1位の数字になっています。これから合格者による再現や合格体験記など順次公開していきますので、来年度の受験の参考になれば幸いです。

さて、先端芸術表現科の春期講習は、ena美術新宿で、3月23日(土)から前期後期の2タームで開催されます。いずれのコースも、6日間の受講期間となり、一つのコースのみの受講も歓迎です。もし受講コースへの質問などあれば、遠慮なくお問い合わせください。春季講習までには再現作品もいくつか出来上がっていると思いますので、そちらの紹介なども順次していくつもりです!

それでは、ena美術新宿の先端芸術表現科でした(画像は、合格者が最後の週での総合実技課題で制作していたものになります)

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

◯高1・2生、3学期3月ターム制作期間です。

◯受験生の方、大変お疲れ様でした。先日、東京藝大、私大合格発表がありました。合格おめでとうございます。

2022年度オンライン教育/合格体験記   です。合格者掲載作品画像はオンライン教育科各月ターム制作時のものです。

特別講義は3月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

2024 春期講習会 申込 始まっています。

 

2024 オンライン教育科春期講習会 申込 も同時期に開催されます。

3/21() 1800 申込締切間近です。

3/24() 10:00~ オリエンテーション

3/27() ~12:00締切 制作途中作品撮影/画像UP 中間講評

3/30() ~1630 作品撮影/画像UP

3/31() オンライン講評

オンライン教育科春期講習会の課題数は、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはメールで随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。

※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

 

 

オンライン教育科 申込 新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。