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《基礎科》冬の足音がすぐそこまで

徐々に朝と夜が冷え込むようになってきました。
とはいえこの季節ってこんなに暖かかったっけ、、、?
と思うぐらい、日中はまだまだ暖かい日が続いていますね。

いつも思うのですが、春や秋というのは服が色々組み合わせれたり
重ねたりを楽しめる季節で好きなんだけれど、
今だったら、そこそこあったかいのでTシャツとか半袖とかで出かけて
しまう日が続きます。
そうすると急にぐんっと寒い日が来て冬用のアウターなどをいきなり着たりして
「あー今年も秋服着れる時期短かったな〜」なんて言う訳です。

春はこの逆です。
そうやって着ない秋服がどんどん溜まっていくんですよね。困った。

まあでもなんだかんだ言って、運動などすると
汗をかいてもすぐに汗が引いたり、服が乾いてたりするところは
運動の秋というぐらい秋になってるなあと実感したりします。
今のうちにさまざまな準備をしておかないと、
寒くなってからでは色々体が重くなって準備が大変なことを僕は知っています。。。

そうなんです、冬の準備は今からしとかないと、しないんですよ結局。

ena美術では冬季講習の申し込みが始まっております。
また先日の保護者会でも、どのコースを取るかなどのご相談を多数いただきました。
高校3年生の冬季講習は間違いなく忙しくなる訳ですから、
今年の冬をどう過ごすのか?
それは今から自分で決めないといけないことなのです、、、!

そして冬季講習中には年を跨ぐ訳ですし。

実は私がena美術に来て最初に基礎科で見た生徒が、
今年卒業制作なんです。
あぁ早い。。
高校2年生だった彼ら彼女たちはコロナの中たくましく大学生になり
そして巣立っていく姿を見たら、きっと泣いてしまうかも知れません。

そんな武蔵野美術大学、多摩美術大学の芸祭ももうすぐです。
秋はイベントがいっぱいですね。

良い冬を迎えれる準備を忘れずにね。

秋葉原校 公開コンクールスタート 中学生コースデモスト

秋葉原校です。

涼しい日も増え、過ごしやすくなってきましたね。寒くなるのと同時に入試への緊張感が少しずつ高まってきます。推薦入試も始まってくるので面接など準備をしっかりして臨みましょう!

そして今週から公開コンクールもスタートしました。まずは武蔵美系の公開コンクールが13日14日で開催されます。その後に多摩美のグラフィックデザイン、芸大と続いていくので、自分が受験する科のコンクールは絶対受講しましょう。今の自分の実力を知る良い機会です。特に武蔵美系は学科も含めてなのでリアルな合計点が出てきます。自分に足りないものが見えてくるので、今後何をすべきかが明確になります。結果が良くても悪くても確実に次に繋がるので今の実力を出し切ってみて下さい!

また12日の土曜日は中学生コースに向け、講師によるデモストを実施しました。講師が1時間45分でデッサンを制作しながら解説しました。生徒たちは同じモチーフを3時間半程で制作。総芸の卓上デッサンはモチーフの難易度、ボリューム感ともに大学入試と同じくらい難しいです。特に時間内に完成させる速度はかなり重要になってくるので、その辺りも含めポイントを説明しました。

その甲斐あってか普段より短時間で完成度が上がった生徒が増えたように見受けられます。今回説明したことを意識し、今後反復練習していきましょう!

 

映像科:一般選抜対策&総合型選抜対策

こんにちは。映像科です。
二学期がはじまって一ヶ月が経ちました。一般選抜対策、総合型選抜対策、それぞれの対策が進んでいます!

告知です。
11/9(土)から全4回(11/9、11/16、11/30、12/7)の「武蔵野美大映像学科 ディレクション資質重視方式」の対策授業があります。
プレゼンテーションやディスカッションを含む試験の準備を行います。授業は4回継続して受講することをお勧めしていますが、もちろん1日からでもOKです。
詳しくはこちら

10月〜11月にかけての木金日コースのスケジュールは以下のような内容です。
この先しばらくは「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」の対策課題制作が中心となります。受験を予定していてこれから対策をはじめようと考えている方は。ぜひご相談ください!

・10/10(木)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題
・10/11(金)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題
・10/13(日)公開コンクール(武蔵野美大映像学科型 実技&学科模試)学科試験、感覚テスト 制作
・10/14(月・祝)公開コンクール(武蔵野美大映像学科型 実技&学科模試)小論文or鉛筆デッサン 制作/講評会

・10/17(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・10/18(金)感覚テスト型課題 制作
・10/20(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・10/24(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・10/25(金)感覚テスト型課題 制作
・10/27(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・10/31(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・11/1(金)感覚テスト型課題 制作
・11/3(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・11/7(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・11/8(金)感覚テスト型課題 制作
・11/10(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

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彫刻科:秋めいてきました。

こんにちは、講師の新妻です。

先日、アトリエからの帰り道、いつも通る街路樹の桜をふと見たら、僅かですが花が咲いていてびっくりしました。冬を通り過ぎてしまったと桜が勘違いするくらい暑い9月でした。かと思えば一気に肌寒くなってきましたね。お互いに体調管理に気をつけていきましょう。

最近の秀作を紹介します。

像に対して良い距離感の観察が出来てきました。頭部の立体感と顔の印象はまだ近づけられます!

自然にブルータス の印象を捉えていると思います。向かって左胸部の厚みが表現できるとなお良いです。

自刻像の課題です。良い表情が出せてきました。基本は抜かりなく抑えつつ、時間の有る限りリアリティを上げていきましょう!

周りの空気を変えるようなキリッとした集中力を感じる一作です。人の顔、頭の形、首の形に対する思い込みのイメージを一新するようにいろんな観察を重ねていきましょう。

動きもあり難しかったと思いますが自然に納めてきました。総合的に密度が上がってくる中で、眼の印象のリアリティが十分か判断しながらフィニッシュしたいですね。

紙の上辺から見切れるあたり以外はとても丁寧にミロのヴィーナスの持つ形と印象をつかめていると思います。

視点からのスケール感が綺麗に表現できていますね。光を受けている白っぽい部分の抵抗感を序盤から意識して設定できるとより良いですね。

模刻のやりとりを過去一で更新できましたね。印象の良さがハマってくればガンガン作り込んで説得力を上げていきましょう!

続いて現役生の作品です。

こちらも視点を感じる一枚です。難しい顔の印象もしっかり捉えています。髪の毛の描写と頭部の立体感のバランスがうまく共存できると良いですね。

自主的にクロッキーを重ねて初動の印象どりの力が上がってきています。柔らかい描き味の印象に比べると若干大きな形の設定に固さを感じるところもあるので、今後もクロッキー力を高めていきましょう!

描いていく中でどんどん良くなっていきました。サイドの髪の毛ももう少しバキッと描き切ってあげるとよりジョセフらしさが出るかと思います。この調子!

現役生でここまでジョルジョを作れるのは大したものだと思います。獲物を射抜くような焦点の相方がもう一押し自然に出せたら文句なしです。

先日開催された全国石膏デッサンコンクールで、彫刻科内部生で上位に上がった2枚で、上は現役生の作品です。2学期は今後も大小様々なコンクールが続きます。できること、わかること、見つけたこと、トライアンドエラーを繰り返しながら自信をつけていきましょう!

《基礎科》先日コンクールがありました。

あっという間に9月が終わり、10月が始まりました。
暑さもだいぶおさまり、少しずつ過ごしやすい日が増えてきたわけですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日石膏デッサンコンクールがあり、
基礎科の油画の生徒さんが堂々の第1位をとりました!!
現役生だけでなく受験生も、油画科以外の科もいる中でのこの結果は素晴らしいの一言に尽きます。

私も採点に参加していたのですが、最初に上位者を並べて、良かった作品に手を上げていく段階で
もうすでに1位でした。。

ちなみに油画科の第2位も基礎科の油画科の生徒さんでした!
(ちなみに、この二人は普段から石膏デッサンに関して切磋琢磨し合っているライバル的な存在でもあります。)

コンクールというのは模試のようなもので、他の美大受験予備校も開催していて
腕試しのような感じで受けに行ったりするわけですが、
まぁそんなに上手くいかないこともあるわけですよね。。

普段通りなこともあれば、普段よりも全然下だったり、(僕は)納得いかない結果だった方が多かった記憶があります。
ちなみに最後の浪人の時は学校内のコンクールで65点取ったり、

年明けの入試前最後のコンクールは
担任から「もし点数悪かったら落ち込んで戻れなくなるから受けるな」と言われたり…。
当時は成績と気持ちに波の多い生徒ではあったので。。

模試というのは
・普段と違う空気感(もしくは違う場所)で行えること
・多くの人の中での自分の作品を客観的に見れること
・現在の自分の順位がわかること
・いろんな作品が見れること
というメリットがあります。

正直コンクールで良かったからと言って受験に100%合格するわけではないですし
その時のコンディションなども大きく関係してくると思いますので
過度に一喜一憂する必要はないと思います。

現状の自分を客観視するための機会と割り切って参加したりするといいのではないかなと思います。

まぁ、点数や順位が出てしまうという点では
やはり「落ち込むな」というのも無理な話ではあるのですが。。。

あとは受験慣れするという意味でも良いかもしれません。
自分があがり症であったり、緊張しいかもと思っている人は
試験前に普段と違う場所や状況で制作することで、本番のストレスが少しでも緩和できるのではないでしょうか。

10月に入り、基礎科は一気に生徒数が増えてきました。
徐々にアトリエも熱気を帯びてくる頃じゃないかなと思います。
一歩一歩できないことをできるようにしていきましょう!