カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

芸大デザインコース

こんにちは。デザイン科の山本です。

2学期も半ばになって、いよいよ受験シーズンが近づいて参りました。
芸大デザインコースでは基礎内容の確認から、試験問題を意識した課題の取り組みへと授業を展開しています。
入試傾向を理解して、今やるべき事をやりたいところですね。
昨年度合格者の入試再現作品を紹介します。

芸大デザインコースの公開模試が11月はじめに迫っています。
身に付けた基礎造形力を発揮できるように準備をしましょう。
芸大デザイン科の模試の日程は下記の通りです。

11/1(日) 鉛筆写生 / 石膏デッサン、構成デッサン
11/3(火) デザインⅠ・色彩
11/8(日) デザインⅡ・形体

1科目ずつ申し込めます。校外生の参加もお待ちしております!

映像科:実技模試(公開コンクール)でした。

こんにちは、映像科です。
10/11(日)の武蔵野美大映像学科型の実技模試に参加されたみなさん、丸一日の制作と講評会お疲れさまでした!。この時期の模試としては非常にレベルが高く、今後のさらなる成長も期待できる内容でした。この記事では当日出題された模擬試験問題とその出題意図を紹介します。今回参加できなかった人も、ぜひ今後の対策の参考にしてください。

■感覚テスト(B3マス目画用紙/3時間制作)
下記の文から想起する場所のイメージあるいは出来事のイメージを絵と文章で表現しなさい。
混ざっていく

出題意図&アドバイス:
武蔵野美大映像学科の感覚テストでは、与えられた言葉から映像的なイメージを表現することが求められます。今回のキーワード「混ざっていく」では、二つ以上のものが一つになる、その「時間」を「場面」として表現してもらいたいという意図がありました。「混ざっていく」は物質的な解釈も、心理的な解釈もあり得ると思います。いずれにせよ、映像という視覚的な表現の資質を見極める試験なので、「何を見せて」「何を想像させるか」をそれぞれ明確にすることが、場面の演出の鍵になると思います。


(感覚テスト講評風景)

■小論文(600字原稿用紙/2時間制作)
配布されたモチーフを観察して、文章で描写しなさい。

出題意図&アドバイス:
武蔵美映像学科の小論文では、例年モチーフが渡されます。今回のモチーフはかなり大きなサイズの松ぼっくりが1個。近年出題されている「巻貝」「鳥の羽」を踏まえて、規則的な構造を持った自然物を選びました。この傾向の問題については、問題文にもポイントがあります。小論文でありながら問題文に「~論じなさい」ではなく「描写しなさい」と書かれていることで、まとめ方がわからないという意見もよく聞きます。まずはモチーフをよく「観察すること」が大切です。その観察の過程で「わかったこと」を明確に書くという意識が高得点に繋がると思います。


(こちらが小論文のモチーフ。大きい…!)

■鉛筆デッサン(B3画用紙※縦長の指定/3時間制作)
配布されたモチーフを、自由に描きなさい。

出題意図&アドバイス:
デッサンのモチーフも小論文と同様に松ぼっくりが1個。ただしこちらは普通サイズです。条件は昨年の出題を踏まえて「モチーフは2個以上を描くこと」「そのうち1個は克明に描くこと」としました。実際の試験では配置や演出の度合いに関して、かなり様々なタイプの合格者作品が制作されていたようですが、まずは「問題文の条件にしっかり答えていること」「モチーフをよく観察して丁寧に描写していること」は評価されます。むしろトリッキーな構図に走ったり演出で悩みすぎたりして、描写が不十分にならないように気をつけたいです。


(鉛筆デッサン講評風景)

講評会の最後には表彰式。総合1〜3位の他に、「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」の各部門賞は、講師から副賞もありました。今回良い結果だった人はおめでとうございます!

そして今回力を出しきれなかった、あるいは力不足を感じた人も、まだ大丈夫。ここから4ヶ月弱でレベルアップできます。結果が伴わないとどうしてもネガティブになりがちですが、そういうときこそ、まずは自分の作品の「良い部分」「好きな部分」を見直してみましょう。作品を制作するスタート地点では必ず、何かしら表現したいことがあるはずです。それを鑑賞する人に伝えるためにはどうしたらよいか。今後の授業の課題制作でたくさん実験してみてください!

映像科のコンクールは12月にもあります!少し先ですが、12/22~冬期講習会の中期EBコース内で「感覚テスト」「小論文or鉛筆デッサン」「学科(英語・国語)」模試を行います。試験まで残り一ヶ月ちょっとの段階で、良い成績が出せると良いですね。次の目標に向けてまたここから頑張っていきましょう!

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演習課題と自画像コンクール。

あっという間に、二学期も1ヶ月過ぎました。過ごしやすい時期となりました。去年はこの時期に台風の被害があったことを、思い出します。今年は来ないことを祈りたいですね。

デザイン•工芸科夜間部です。

まずは、静物デッサンに限定したデッサン見るだけの日の報告です。講師5人で2時間半ちょっと、生徒の視線を背負って描くという講師には過酷な授業です。今回のモチーフはその後生徒も描いたので、描き方に直接的な影響を感じる生徒が結構いたのではないかと思います。デモンストレーションしていただいた講師の方々、お疲れ様でした。

 

そして、新美合同自画像コンクールの制作、投票、そして上位作品のギャラリー展示です。 投票前の風景はこんな感じです。  新美のウィンドウは、こんな感じにカラフルな作品となっています。デザイン・工芸科夜間部の主任賞は、こちらの中央の作品にしました。とても素直でそれでいて見せ方に工夫があって、良い作品だと思います。

 

公開コンクールも、いよいよ今週末から始まります。申し込みを忘れずにしましょう。

https://www.art-shinbi.com/koukai/2020/

《基礎科》手を描きましょう!!!!

日が落ちるスピードがグングンと早くなり
あっという間に夜の時間が早くなってきて、
この前まで授業終わりでも汗ばんでいたのに
校舎を出た瞬間、肌に触れる風が少し心地良いなと
感じられるようになってきました。
もうあっという間に9月も終わりです。

基礎科講師デザイン科担当の名越敬真です。

先日石膏デッサン週間を越えてたの石膏デッサンコンクールがあり、
基礎科の生徒もほぼ全員参加するような形になりましたが
やはりまだ受験生の壁は厚く、点数は及ばなかった人が多かったのではないでしょうか。

石膏に引き続き、基礎強化週間として、先週からは手の特訓を始めています。
まずは手のクロッキーをひたすらいろいろな角度から行いました。
線描を行い、その次は軽くトーンをのせ、立体を意識して。

手は自分の一番近くにあるモチーフです。
クロッキーのモチーフとしてはもってこいなのです。
今回クロッキー帳に何枚もクロッキーをしてもらったのですが、
できれば、そのクロッキー帳を手のクロッキー専用にしてもらい、
高校3年生になるまでに全てのページを埋めてもらいたいと思っています。
きっと見返した時に、自分の進化と自信が得られるはずです。

今週からは、クロッキーを生かして片手のデッサン。
しっかりと、クロッキーの時にした、短時間で形や面を捉える見方が
できるでしょうか??

 

さてさて基礎課題を強化してるのはデザイン科だけではありません!
油絵科も専門課題の基礎力強化週間でございます。

今週の課題は”赤、黄、青”の3原色(白黒も含む)で静物を描いていきます。
絵を描いて行くにあたって、”色を知っていること”と”使えること”は大きく違います。
きれいな色や色の組み合わせを知っていても、それが絵具を組み合わせて
作れなければ、意味がないのです。

この課題では、その力を養って行く課題となります。

3色(+2色)だけなのに、画面の色の雰囲気が全く違うことにびっくりしてしまいます。
色は混ぜれば混ぜるだけ、鮮やかさは落ちていってしまいます。
ですので、適当に混ぜていけば良いというわけではなく、
そこに関して、色相環などの知識も必要になってきます。
どんな絵が出来上がってくるのか、これからとても楽しみです!

冬になる前のこの時期は、冬季講習前の基礎力をぐっとつけるいいチャンスの時期です。
基礎課題と聞くと嫌になってしまう人も多いかもしれません。
ですが、基礎力は間違いなく皆さんを助けてくれます!
基礎力は裏切りません!!そうです、、、

「基礎力は裏切りません!!!!!」

ではでは

映像科:実技模試、迫る!

こんにちは。映像科です。
気づけば9月も終わり、一般選抜の入試までも残り約4ヶ月となりました(早い…!)。

映像科の授業では、武蔵野美大映像学科の「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」に加えて、二学期中盤以降は、東京造形大学や日芸の映像系学科・専攻の実技対策「発想力」「小論文」なども並行して行っていきます。映像メディア系の実技試験は大学ごと、学科ごとに出題が異なりますので、2020年のうちに幅広く対策を行っておくことも重要です!

さて、いよいよ来週に迫りました。10/11(日)には実技模試(公開コンクール)が開催されます。
もちろん校外生のこの日一日だけの受験も可能です。


写真は去年の実技模試の表彰式の様子です。上位の人には賞状&副賞もあります!

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