カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

こんにちは。通信教育です。

2014新美 通信教育 最後の 12月ターム課題作品添削返送致しました。

センター試験も終わり、いよいよ?各大学、各科入試が始まります。

高3・受験生で地元で制作を続けている方、

新美にて入試直前講座から試験まで制作する方、

通信教育スタッフ一同、応援しています。

 

これから始める高1・高2の方、

2014新美 通信教育  3学期生募集中です。

詳しくは、こちらをご覧下さい。

 

 

センター試験はどうでしたか?

こんにちは。工芸の松井です。
センター試験が終わりましたね。このセンター試験で入試スタートの人も多いですよね?
落ち着いて第一関門こえられましたか?
学科に関しては僕は祈る事しかできません。って事で祈ってきました。securedownload
センター試験直前の15日、大安の午後に湯島天神へ。1人1人の名前と顔を思い浮かべ祈願してきました。この日はすごく冷たい雨がパラパラ降ってましたが、歩いて行った方がご利益ありそうな気がしてこの日の仕事場の水道橋の湯島までテクテク行きました。
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さぁ次は私大?芸大の実技試験?いよいよ本番ですね。
ところで、試験も近づくこの季節になると学生の口から「私は本番に弱い‥」や「メンタル弱いんです‥」とか「私って本当にダメ‥」なんて言葉が漏れ聴こえてきます。
そこで今回は試験に向けての心を鍛える為のアドバイス。『プラス思考で結果にこだわり続ける!』です。試験に向けて日々の課題をこなしていく中で、上手くいっていない事を克服していくことは大切です。ただ完璧に克服しなくても大丈夫。上手くいっている部分の足を引っ張らないようになれば‥
そして1つ上手くいっていないところを見つけたら、その倍良い部分を評価してあげることが大切!そしてそれを講評ノートに書き留めていくことです。ネガティブになりがちな思考をポジティブな方向に転回していく癖をつけるんです。
ピンチに慣れる事はとても大事。実技試験で始まりから終わりまでずっと順調に進むことは稀です。だからこそ臨機応変に柔軟に対応していくリカバリー能力が必要です。ですから失敗はウェルカムくらいな気持ちで日々取り組むべき、失敗を恐ず、積極的なチャレンジを繰り返しましょう。
失敗すれば、そりゃ誰だって落ち込みます。ただ、落ち込んだ気分でずっと後悔し反省していないで『どう改善するか』と、できる限り短時間で気持ちを切り替えていく事が大切です。
他者から安易にアドバイスを求め解決した気にならずに、今自力で出来ることから取り組むべき。それが結果に結びつくことで失敗を立て直した事ご逆に自信となって跳ね返ってくるはずです。
自分はここで勝負する!という己が活きる部分をみつけ、そこに勝負をかけられれば、それが個性となり切り札となるはずです。自分の中から探し当てた『ココ』を試験まで磨き続けてください。

あと体調管理も大切‥心と身体を休める時は休める。ON?OFFの切り替えが上手になることも結果に結びつける為には大事です。
最後に「負けず嫌い」も大切。負けず嫌いは心と技を鍛えます。毎課題結果にこだわり続け「自分は絶対上手くいく!」と強く自分に暗示をかけ残された時間を精一杯頑張りましょう!

誰が描いた絵でしょう?

こんにちは。油絵科の関口です。

 

今日は趣向を変えて、クイズ形式でいきます。古典絵画に興味のある人は是非チャレンジしてみて下さい。

さあ、誰が描いた絵でしょう? 難易度3

アングル手

デューラー手

ルーベンス手


レンブラント手

どれも特徴のある手ですが、これで全部分かった人はなかなか絵を勉強している人だと思います。手を見るだけでも、充分にその作家らしさが出ています。

 

さあ、ここからはヒントです。 難易度1

①の全体像
アングル

②の全体像デューラー

③の全体像
ルーベンス

④の全体像
レンブラント

さあ、分かりましたか?
古典は好きじゃない、という人には難易度5だったかもしれません。実際はかなり有名な絵も含まれているので、分からなかった人も知っていて損は無いと思いますよ。

 

答え
①アングル
②デューラー
③ルーベンス
④レンブラント

はじめの一歩

こんにちは。油絵科の関口です。
さて、皆さんが絵の道に進むキッカケになったのは何でしょうか? 今日はある田舎で育った少年が、絵の道を目指すまでのお話をしようと思います。

 

運動音痴で勉強も特に得意な教科が無く、何をやってもパッとしない。引っ込み思案で学校ではイジメにあう事も…でも絵は小さい時から好きで、友達から時々「上手いね」と褒められ、美術の成績だけは良かった。
あなたは小さい時そんな子ではありませんでしたか?
勿論そんな人ばかりではないと思いますが・・・僕は正しくそんな子でした。

僕は3月生まれで、同じ学年の4月生まれの子とは一年近く離れていたので、幼少の頃は体力的にも、学力的にも大きく劣っていたと思います。(学力的に劣っていたのは、単なる努力不足ですが…)小さい時は泣き虫でコンプレックスの塊だったと記憶しています。

 

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ところで、ここスゴい田舎でしょ?十日町秋
僕は新潟県十日町市出身。こんな豊かな自然の中で育ちました。十日町冬
実際にウチの田舎に行った人は「関口君の絵のまんまだったね。意外と写実だったんだ(笑)」とよく言われます。作品写真
でも心象風景なので、実際は何も見ないで描いています。写実ではありません。

 

そんな僕が幼稚園の時、描いた絵を先生から褒められて嬉しかった事は、今でもハッキリ覚えています。僕は黒い模造紙の上に糊を塗り、ススキの穂を貼り付けてウサギの絵を描いたのです。
「ウサギさんね。フワフワですごいじゃな?い。」僕が絵に興味を持ち始めたのは、幼稚園の先生の、あの一言からだったと記憶しています。余程嬉しかったのでしょう。それ以来、絵の事が好きになり、暇さえあれば一人で絵を描いていました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その後、僕は小中高とずっと美術部に所属して絵を描いていましたが、今から考えると特に絵が上手だったとは思いません。同じ学年の仲の良い友達の方が、ずっと絵は上手でした。ただ純粋に絵が好きなだけの「どこにでもいる様な少年」だったのです。・・・まぁ今だって「どこにでもいる様なオッサン」ですが(笑)。

 

さて、僕が本格的に美術の道に進もうと思ったのは、高校1年の頃でした。当時3年生の美術部・部長の近藤先輩という人が美大を目指しており、彼が放課後に美術室で石膏デッサンをやっていたのを見て、美大という存在を初めて知りました。
その先輩は、デッサンが抜群に上手く、当時の僕にとって雲の上の存在でした。油絵に関しても、東京の予備校(そこはもう存在しませんが)へ講習会に行って、何やら見た事もない得体の知れない液体や粉を使い、時々50号くらいの大きなキャンバスに、豚の胎児など不思議な絵を描いていました。彼はシャイなところもあったので、あまり多くは喋りませんでしたが、僕はその先輩の黙々と絵を描く姿勢に多大な影響を受けたような気がします。
彼は見事に現役で東京造形大学に合格。(その後は交流が途絶えてしまったので、今はどうしているかは分かりません)

「よし、そういう進路があるなら、僕も美大を目指してみよう」

美大がどんなところかも(芸大に至っては存在すら)知らない田舎者の僕は、先輩の背中を見て美術の道へスタートを切ったのです。
ーつづくー

映像科:いよいよ入試直前講習

あけましておめでとうございます。

年末年始を挟んでの冬期講習もあっという間に終わって、いよいよ12日からは入試直前講習。
センター試験明けからは併願校の特訓も始まり、ここから約一ヶ月の熱い季節が始まります。

写真は冬期講習の授業の様子から。

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