こんにちは。彫刻科の小川原です。彫刻科ってツナギを着ているイメージがあると思います。でも僕はこのツナギがダメなんですよね。全部の重さが肩にかかってくるので疲れるし、あとしゃがんだりするとき背中が引っ張られる感じがあって。意外に動きにくいです。なので僕は予備校生の時からほとんど作業着は着ずに、デッサンも塑像も服を汚さず作品をつくる力を身につけました。という話を友人にしたら、「だとしても舞ってる粉とかついて汚いじゃん」と一蹴されました。
それはそれとして作業着は着古した上下別のものが一番だよね!と言うのが僕の持論です!
さて、今回は僕の制作状況の報告です。前回は脚が形になってきたところでした。その続きです。
足を荒彫り。

これで立ちの印象は概ね決まってきました!足はとにかく重心を決めるのが難しいです。粘土のように後でグイグイ動かせたらいいんですけどカービングでは一発勝負です!
次に腕に入ります。左腕の先は今つけてしまうとそれが邪魔になって脇や胸が進められなくなってしまいますが、右腕は問題ないのでこの時点で寄せ木しておきます。
まずは腕用の材を丸太から切り出すところからです。

次に材をちょうどいい太さ(後で削るので当然太め)にさらにカットします。↓下の写真のものをさらに半分に。

二の腕への接合部にはダボ(丸棒)を入れて強度を高めます。その為の穴をドリルで面に対して垂直に空けます。

材を台に乗せて角度を確かめます。

接着剤をつけてラッシング(ラチェット式のベルトかしめ)で固定します。接着剤はボンドが理想なのですが、木が生なので乾くのに何週間もかかります。それだと作業が進まないのでエポキシ接着剤と言う化学反応で硬化する接着剤を使用します。この接着剤は主に硬化時間が5分型、30分型、60分型、90分型と4種類あります。厳密に言うと硬化時間が早いほど強度が弱いのでよほど急いでなければ90分を使います。エポキシはカチンカチンに固まるので鑿には良くないですが、作業効率はとてもいいです。ただしエポキシはボンドより歴史の浅い品物なので、長期保存(例えば100年とか)を考えた場合にどんな劣化が出てくるかは未知数です。ボンドは仏像なんかの保存修復にもバンバン使ってるし、信頼度は厚いです。安いし。


この後胴と左腕を中心に彫り進めました。

次回から右腕もどんどん削ってきます!僕のアトリエはもちろん冷房が無いので夏は地獄ですが、暑い中木槌振りまくってるのもそれはそれで健康的ではあるかもしれないです(笑)










出だしは全体にグレートーンで空間がスッキリせず、少しデッサンの表情に弱さがありました。モチーフが、盛りだくさんの位置なので、一つ一つの関係性に苦労したのかもしれません。結果的にはスッキリ見やすくなってきました。 M.Yさんの作品

。。。今後新美生がどんな作品を生み出すのか楽しみですね


? ? 日本の彫塑界を代表する存在、自
作品の前で一枚 記念撮影!
やっぱりロダンは上手い!!
有名な地獄の門 近くで見ると迫力がありすぎます!向かって右端の門の外にはロープを発見!!主任が教えてくれました 美術館の中にも彫刻作品や絵画が多数ありそれぞれのペースで見学してきました
バンッ!! 戦後日本を代表する彫刻家 柳原義達の作品が多数展示してあります 鳩や烏の作品が有名ですがその他の作品やドローイングもありました
とてもくつろげる静かな空間で皆でのんびり語り合うことができました!


動きに苦戦しながらも粘って大きく粘土を動かしてこれました 髪の毛の質感まで詰められていますね! 柔軟な粘土裁きと形の締め方のバランスをこれからもさらに追究していってください!

ババランスや動きを見る力は終始安定していました 全体感も損なわずに表現できています 細部と全体を同時に見ながら形を作っていく作業をこれからも追究していってください!
自分で時間を決め取り組んだ課題だけあって意気込みがこの迫力へとつながりました フォーンの動きを良く捉えてあります 持ち味である勢いのある炭使いが形に反応できています さらに、おへそ下の動きが凝縮してくる形や腹筋にもう一歩手が入ればさらに良くなりそうです 実はこの画像、ほぼ加工をしていません。ここまで明快に力強いデッサンが描ける事にとても驚きました!かっこ良いデッサンです!
手作りの台なため素直に見て描くとパースの間違いにもつながってしまいますが思い切ったトリミングが効いています 石膏と木の台の質感にんも反応できており間の空間がすっきり描けているところが魅力ですね 視点が良く伝わります
今回、逆光側ですが画面左下、台と石膏の間から入ってくる光を描きたいという狙いがありましたその狙っていった構図がひと味違った魅力あるデッサンへとつながりましたね! 上から落ちてくる光や自然な形に反応できる様、ハーフトーンの幅を増やしていきたいですね ハーフトーンへの飽くなき探求がこれからどういった結果に繋がってくるか楽しみです
視点が明快なデッサンです 難しい位置ですがマルスにも良く手が入っており、斜めに立てかけてある石膏と台の関係性を良く表現出来ていると思います! 石膏単体のときにもこの観察力を忘れずに!
苦手だと言っていた動きのある首像に挑戦していました 眼差しが感じられる作品です 固さがなくなり柔らかい人体の質感が見えてきましたね!その上で骨格もしっかり見えてくるのでとても魅力のある作品です 粘土の扱いや表現力の幅が増えてきたのでこの調子でさらなる探求心を燃やし頑張ってください!