月別アーカイブ: 2022年8月

新宿校先端芸術表現コース2学期の予定

こんにちは。新宿校先端芸術表現コースです。

夏期講習も無事に終わり、最後はコンクールを行い、現状での評価を確認しました。
1次対策、作品制作、総合実技とかなり過密な日程だったと思いますが、とても素晴らしい成果が出たと思います。2学期もこのまま継続して進めていくことができればと思います。

一次対策は、2学期からはさらなら基礎固めにくわえて、本番を想定した問題を多くこなしていくことで、先端の1次試験のために必要な力を養っていきます。制作の方では、自らの興味や関心をさらに深めていくために、他者に手渡すための制作や表現だけでなく、素材やメディアやテーマ研究などの時間も設けながら、進めていきます。

ここから先端の受験を始めようと考えている方、先端に興味を持ち始めた方でも、先端の受験では自分のこれまでの活動や制作を提示することができるのでまだまだ遅くありません。
2学期の授業初日は9月4日(日)になっています。
申し込みや受講についての相談がある方は、下記のリンクからお問い合わせください。
https://www.art-shinbi.com/event/2022/22event-soudan.html

また、新美の授業を体験してみたい方は、無料体験システムをぜひご活用ください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

それでは、秋学期からの授業カリキュラムをしっかりと練りながら、新しい受講生の方とお会いできるのを楽しみにしております。(画像は夏期講習の様子です)

彫刻科:夏期講習おつかれさまでした!

こんにちは、講師の新妻です。

長かった夏期講習も今日で最終日です。成長できたこと、課題が見つかったこと、うまくいった作品、悔いの残る作品、全てが今後の糧になります。平時の授業で夏期の経験を咀嚼していきましょう。

技術面でのステップアップがあった分、バタバタだった夏期講習から今一度自分の身の回り、アトリエ周り、制作に向かうスタンスを再確認しましょう。彫刻は空間と物質を扱う芸術です。良い作品を作る上で必要な事は既に彫刻の領域内に含まれているはずです。今自分ができる事をまずは当たり前にこなしていきましょう!

では作品紹介に移ります。

 

人体としての自然さをはめつつ、「ここが見たい」と思った箇所が雰囲気でごまかさずに描写できてるのも好印象です。

 

難しいアングルでしたが、足先から首つきまでの反りの動きをうまくつかめましたね。

 

私大対策の自画像です。首の不確かさや所々パキパキ感はありますが、絵としての主張や説得力の明快さがそれを上回っていて、全体としてポジティブに見えてくるところがいいですね!

 

夏期の間でかなり動物塑像のやりとりに深みが出てきました。シュッとしたフォルムの中にある流れや柔らかさが無理なく表現できています。

 

完成度はまだ浅いですが、少ないやりとりの中で仕事は的確でした。形のはまりは自然で動物塑像の大事な要素を掴んでいます。

 

基礎科生の作品です。持ち前のバランス感覚で最終的に上げてきましたねー。荒付の中で骨格、姿勢を捉えていく意識を高めていきましょう。

 

若干頭部が遠くにあるように感じますが、仕事が安定していて大きなボリューム感が気持ちいいデッサンです。あとはフィニッシュの着地のイメージを明快に!

 

基礎科生の作品です。素直にラオコーンを感じていて、体は彫刻的にも魅力的です!頭部の立体設定が整理できてくるとなおgoodです!

 

丁寧にジョルジョに近づけてこれています。表面のニュアンスをつかむ力は抜群なので、もう一踏ん張り遠目の印象を合わせたいところ!

 

夏期講習で自信がついてきたように感じました!この勢いで欲張っていきましょう!

 

頭部にもう少し大きな立体感が欲しいところですが、全体を柔らかく捉えていて、表現力豊かな一枚です!

今回は以上です、ではまた!

芸大デザイン・工芸科

こんにちは
デザイン・工芸科講師の山本です。

今日は雨ですね。蒸し暑いです。
夏期講習会も残すところわずかとなりました。最後の課題は模試形式となっています。学んだことがどれだけ活用できるか、挑戦しましょう。

この後は、入試までの計画をあらためて立てていく必要があります。2学期、公開模試、内部模試、冬期講習会、入試直前講習会と続きます。今できることを再確認して、漠然と課題に取り組む日をなくしていきたいですね。

画像は藝大一年生や講師によるデモスト作品と制作風景です。

【基礎科】夏休みの宿題

ここ10年以上夏になると必ず近所のスーパー銭湯に行き、
ゆっくり室内の湯船と外の露天風呂を行き来し、サウナに入って甲子園を見て汗を流し
外のベンチで入道雲の間を飛ぶ飛行機を見ながらクールダウンする、というのを必ずします。
今年もお盆の間にそれで体を休めて来ました。
(初めてスーパー銭湯でサウナハットをかぶられてる方を見ました。)

どうも基礎科の名越です。

夏期講習も最後の期に入り、ラストスパートになって来ました。
しっかり授業をとった生徒さんの中には、しっかり実力がついて来た自覚がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
同時に連日朝から夕方までずっと制作をして、疲労も溜まって来ているかと思います。
しっかりリフレッシュをどこかでできるといいですね。  
絵を描いたり制作したりということと同時に、どうやって疲れや頭の中をリセットするか、
ということも今後は大事なことだったりします。
自分なりの方法などを、見つけてみてください。

夏期講習が終わってから学校の開始まで少し時間があると思うのですが、
「その期間に何かしたほうがいいことはありますか?」という質問を先日貰いました。
その課題について本日はお話ししたいと思います。
後期の講習を取ってない方にもぜひやっていただきたい課題です。

[自分の好きなものファイル]作り

これは毎年生徒にも伝えているのですが、
基礎科の場合、基礎課題が多いのとそこまでオリジナリティが必要とされない課題が多いということで
敬遠されがちなのですが、今後ずっと必要になってくるものです。

絵を描くスキルやテクニックに関しては予備校で教えることは可能です。
ですが、その人がどんなものが好きか?どんなところに惹かれるか、など
絵を描くために、自分の趣味趣向を知る、ということは自分自身でするしかありません。

絵のクオリティを上げていく上で、こうなったらカッコ良くなるのではないか?
こうしたら可愛くなるのではないか?
などは、自分中でのストックがあって初めてイメージできることであったりします。

そこで自分なりのタイプ別のファイルを作って欲しいです。 

まずA4のリングファイルを用意します。
それにルーズリーフやクリアファイルを入れてください。
そこにどんどん自分が好きな絵や広告や写真やイラストなんでもいいので、
貼ったりファイリングしていったりしてください。

「面倒臭いなあ、スマホで保存じゃだめなの、、?」と思われるかもしれません。
スマホで撮ったりPinterestが意味がないとは全く思いません。
ですが、物体として見返せること、編集をする行為によって
自分の中に消化できるのではないかと僕は思います。(きっとスマホで撮った写真って見返さないもの多いはずです)

そしてファイリングしたものをカテゴリーで分けてください。

仕切りが売ってますのでその仕切りを使って
[かわいい][かっこいい][ナチュラル]など、簡単な言葉で分けていってください。
そうすることで自分だけのアイディアブックが出来上がります。

これらの道具は全て100円ショップで購入することができます。

このファイルは受験の時にはもちろん、大学に入ってから、その後の制作にもずっと使えるものです。
自分がどんなものが好きなのか?自分はどんなものに影響を受けて来たのか?
それが困った時にきっと自分を支えてくれるはずです。

社会人の時も、フリーランスになった今も、僕はファイルを作って今も昔のファイルを見返していたりします。

課題と考えると「やらなくちゃ!」となって腰が重くなってしまいますが、
もっと気軽にゲーム感覚でやってみるといいかと思います。

では

映像科:夏期講習会も後半戦

こんにちは。映像科です。
いよいよ夏期講習会も最終週になりました。「武蔵野美大映像学科 特訓&コンクール」の6日間です!
実際の試験を見越した「感覚テスト」、「小論文」、「鉛筆デッサン」の制作を行っています。講評会ではこの時期としてはかなり充実した作品が並びました。
残りあと数日!最後まで暑い日が続きそうですが、、なんとか乗り切っていきましょう!!

さて、夏期講習会が終われば9月からは二学期の通常授業(木金日コース)がはじまります。
映像科の授業は9/1(木)に開始。9月からの授業では、いよいよ出願が迫る「武蔵美映像学科 総合型選抜 クリエイション資質重視方式」の準備をはじめとして、各大学の総合型選抜対策が本格化します。もちろん並行して一般選抜対策も毎週の課題を通じて行います。
二学期からの受講を検討されている受験生や次年度以降の受験を考えている方は、見学や相談など随時受け付けています。ぜひ新美新宿校までお問合せください!

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