彫刻科 昼間部講師の轟木です。
新学期が始まりました。一年間長いようであっという間です。常に課題を自身で考え、1つずつクリアしていって下さい。一緒に充実したものにしていきましょう。
先日終わった春期講習の優秀作品を紹介します。
正面位置からのヘルメスをしっかり捉えていますね。意気込みを感じます。
こちらは新高3の学生です。しっかり形にして行けています。
安定してモデルさんの佇まいを表現できています。手の描写が効いてます。
トーンを綺麗に繋げています。柔らかく人体と形を捉えている良いデッサンです。
背骨のS字曲線がよく描けています。顔の印象も良いですね。
伸び側の形が気持ち良いです。奥行きもちゃんと表現できています。
光源が分かりやすく、炭も消化され空間を感じます。台座との関係性もしっかり描けています。
ラオコーンのねじれと苦悩の顔がよく描かれています。逃さず描く事で見えて来る物がありますね。
引きで見た時の印象が良いです。自身のベストをどんどん更新して行って下さい。
大切なポイントをおさえることが出来ています。選ぶラインも柔らかくなってきました。
モデルさんに似ています。印象を捉える力がありますね。
昨年の芸大入試で出題されたユーゴの肖像を制作しました。三点紹介します。
三枚目は現役生です。どれも十分戦えるクオリティーですね。これからが楽しみです。
春になって課題にかける時間が長くなったので、今まで出来なかった事をする良いチャンスです。よく食べよく寝て、どっぷり制作に浸かって下さい。