日別アーカイブ: 2020年4月30日

映像科:毎日どんな映像見てますか?

こんにちは、映像科です。
前回のブログにも書きましたが、自宅でできる映像科受験対策が始まっています。
オンラインでのグループ講評にも慣れてきて(zoomを使っています)、提出される作品も毎回充実した内容になってきています。今週末の講評では武蔵美の感覚テストのフォーマットの作品を講評する予定。楽しみです!

さて、自宅で過ごす時間が多いと思いますが、皆さん毎日何をしてますか?
気になって前回のzoom講評の最初に聞いてしまいました(「学科の勉強してます」や「制作してます」「映像見てます」などの答えがあり、映像科受験生としてはベストアンサーだと思います)。

さて、今回は映像作品ではなく、映像を見る環境についての話。
ご存知のようにこの期間は映画館も閉館しているところが多く、特にミニシアターと呼ばれるような映画館では、営業ができないことから存続の危機とも言われています。映像に関わる者としてはやはり気になる話題なので、チェックしていました。
このブログを読んでいる人の中にも「頻繁に映画館に行く」「ミニシアター系の映画が好き」という人もいれば「映像は大抵自宅や移動中に見る」という人もいると思います。これを書いている自分も、気になる映画を観に行こうとするとミニシアターと呼ばれるような単館の映画館が多く、利用することも多いです。

映像科のある新宿校の周りだけでもテアトル新宿や新宿武蔵野館、少し足を伸ばして渋谷のイメージフォーラムやユーロスペース、東中野のポレポレ東中野など。。
挙げればきりがないですが、そうした映画館で再び古今東西の様々な映画・映像作品を観られることを祈りつつ、、。同時にこのような映画館を支援する動きも気になっています。
宣伝の意図はないのですが、興味のある人は見てみてください。
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金

自分の場合は、もう一度観たいけどソフト化や配信の予定がないと言われてきた『バンコクナイツ』や、去年観て印象に残っていた『ひかりの歌』といった映画が、このプロジェクトで観られるということに驚きつつ、しかしそもそもひとつの映像作品がDVDという物になって繰り返し観られることや、配信されてデータという形で視聴できるってどういうことなんだろう?と考えてみたりしています(ひとり自宅で)。
普段の生活の中では、自分が見ている映像がどういうルートを辿って目の前に映し出されているのか、あるいは誰にどういうお金を払っているのか、ということはあまり考えないかもしれません。大体がサブスクですし。
この機会に、家で映像作品を鑑賞しつつ、そうしたことを考えてみてもよいのではないかと思いました。

/////////////////////////////////////
映像科授業について
映像科公式Twitter