日別アーカイブ: 2013年8月14日

デザイン科です。

こんにちは、デザイン総合の学生講師の木下です。

夏期講習も後期に入りました。暑さに負けず、最後まで駆け抜けていきましょー!

ということで、今回は気分を変えて、藝大デザイン科実技授業レポートをしたいと思います。

デザイン科は一学年45人で、教授は10人。大学院からは、それぞれの教授の持つ、視覚・演出、企画・理論、視覚・伝達、空間・演出、空間・設計、機能・演出、機能・設計、環境・設計、映像・画像、描画・装飾の研究室にわかれます。
10個の研究室をみてわかるように、デザインという分野はと?っても幅が広いのです。
さらに、1,2年時は基礎過程なので、絵を描いたり、本をつくったり、椅子をつくったり、映像をつくったり、ポスターをつくったり、グループワークをやったり、、と、手を動かしていろんなジャンルに触れることができるのも藝大デザイン科の特徴であると思います。

3年生は専門課程になります。共通テーマ(課題)を通して、各自の専門性を深めていきます。
今回は3年の前期末の課題「伝統とデザイン」の講評風景をちらっと紹介します。

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総合工房棟3Fのプレゼンルームというところに作品を展示をして、講評会が始まります。

「伝統とデザイン」というテーマで作品を制作しますが、その表現方法は様々。
絵を描く人、企画をする人、ぬいぐるみをつくる人、シャツをつくる人、Webサイトをつくる人、照明をつくる人、本をつくる人、カレンダーをつくる人、ポスターをつくる人、立体をつくる人、などなど。講評会で同級生の作品をみるのはとても楽しいし、たくさんの発見があります。

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講評会が終わったあとは、少しだけ展示をしているので、他科の人や違う学年の人もみることができます。

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私は今回の課題で制作した作品を9/6?開催される藝祭でも展示します。
(日本建築をテーマにしたタイプフェーズを制作しました。平面作品をメインに出展します。)

 

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総合工房棟というのはこんなところです。棟内はデザイン科の他に、工芸科や建築科の学生もいます。平面工房、立体工房、アートメディアセンターなどの設備が整っています。目の前にはグラウンド(?)があります。天気のいい日はキャッチボールしたり、バレーボールをして気分転換してる人を見かけたり。

 

藝祭の話もちょっと出たので告知します。

http://www.geidai.ac.jp/event/geisai2013/

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じゃーーーん!

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藝祭2013!今年のテーマは“目眩するくらい”です。
この藝祭のメインヴィジュアルを担当するのもデザイン科です。
ポスター、パンフレット、グッズ、ウェブ。
毎年違ったテイストで、その年のカラーが出ています。
今年のメインヴィジュアルを担当したアートディレクターも新美出身の学生講師です。
素敵?!

9月6日(金)?8日(日) 9:00?20:00開催です。
場所は東京藝術大学上野キャンパス。
イベントも盛りだくさん、詳しくはウェブサイトでチェックしてみてください。
外はお祭り騒ぎですが、構内では至る所で学生の作品も展示しています。一般公開で見られる数少ない機会ですので、是非、お見逃しなく!
学生講師は外の模擬店でいることも多いと思います。デザイン科系列のお店も何店かあるので、遊びに来てくださいね。

藝祭で大学の雰囲気を味わうのも、受験に向けてのいい刺激になりますよね。
そして今年から藝大も、入試説明会をするそうです。

http://www.geidai.ac.jp/info/20130809_02.html

構成は学科の説明会とアトリエ・工房見学の2本立て。
9月28日(土)、29日(日)開催のようです。
こんな試みは藝大初。是非参加してみてください。

 

今回は講習会からちょっと離れて、藝大レポートでした。
後期夏期講習みなさん気合いをいれて頑張っていきましょう。