油絵科 松田です
先日休みを利用し、青森県立美術館と、十和田私立現代美術館まで行ってみました。
青森県立美術館は三内丸山遺跡と隣接していて、15000年前の縄文遺跡と、現代の美術館が
同じエリアに結合しているというとても興味深い施設です。
美術館の一番広い部屋には、横9m 縦15m というシャガールの巨大な作品が3枚も飾ってあり、東京では味わうことの出来ない贅沢な空間を体験できました。
遺跡の展示部屋には完成度の高い土器や、それらの失敗作などが微笑ましく展示してあります。
15000年前に作られた土器や遺跡を、現代の美術作品と同時間に体験しながら考えさせられる
良い場所でした。
次に向かった十和田市立現代美術館では、良質な現代美術作品が沢山見れます。
ロン・ミュエク 『スタンディング・ウーマン』
高さ4m、巨大なおばさまの立像ですね
キム・チャンギョム 『メモリー・イン・ザ・ミラー』
日常風景の映像の中に、実像と虚像が錯綜します
ハンス・オプ・デ・ビーク 『ロケーション(5)』
薄暗いドライブインの窓から果てしなく続く高速道路がリアルに
再現されています
スゥ・ドーホー 『ゴーズ・アンド・エフェクト』
数万体の樹脂人形が肩車の連続で天井から吊り下げられています
チームラボ 『生命は生命の力で生きている』
書を映像科し四季の中で生命の移り変わりを表現されています
その他に野外展示作品がありましたので画像を添付します(野外展示は撮影が可能でした)
以上は作品のほんの一部です。 興味のある方は、美術館のHPなど覗いてみてください。
時間の合間を縫って、趣味の山登りなんかを、、、
八甲田山周辺です。 自分の作品制作にとっての良い取材ができました。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さん体に気を付けながら夏期講習を楽しんで下さい。
ではまた次回に