先端芸術表現科の夏期講習、始まっています!

こんにちは。ena美術新宿の先端芸術表現科です。

夏期講習前期がスタートし、高校2年生の方も交えて一次対策に熱が入っています。
前期の後半は、制作課題や講評会なども行い、先端の2次試験対策に向けたカリキュラムになっていきます。

さて、中期、後期はここからです!
中期、後期ともに一次対策を前半は集中して行い、後半は個人資料ファイル、総合実技に向けた指導を行っていきます。それぞれのコースでは先端に在学している学生が自らの受験やファイルについて話してくれる時間も設けています。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/shinjyuku/sentan/index.html

個人資料ファイルの進め方は人によりさまざまになりますが、先端芸術表現科では、個人面談の回数を多くとりながら、その人の興味関心やそれに基づく活動を、いかにして自分のことを全く知らない人たちにみせるのかということについて受講生とともに考えていくことのできるカリキュラムになっています。
一次試験小論文、素描、総合実技、個人資料ファイルなどやることはとても多いですが、夏期講習を通して秋以降の受験の礎を築くことのできるような授業を行なっていきますので、ここから受験を始めようとしている方もぜひお気軽にご相談ください。

また、遠隔地にお住まいの方は、オンライン夏期講習もぜひご検討ください。
こちらは週単位の課題になっています。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/online/sentan/index.html

いずれも、授業開始2日前の18:00が申し込みの締め切りになっておりますので、ご注意ください。

それでは、先端芸術表現科でした(画像は過去の合格者の再現になります)。

映像科:夏期講習中!

こんにちは。映像科です。連日猛暑日が続いています…!
映像科の夏期講習は現在「前期:総合型+一般選抜 W受験コース」の期間中。武蔵野美大、東京造形大など各美大の総合型選抜を想定した課題制作を行っています。


7/23の授業の様子。武蔵美映像学科ディレクション資質重視方式の「構想力テスト」の形を使って、プレゼンテーションやディスカッションについての実習を行いました。

夏期講習はこの後、中期の授業が開設されています。


8/3(木)~8/13(日)「一般選抜集中特訓&武蔵美映像学科コンクールコース」は一般選抜の実技対策(感覚テスト、発想力、小論文、鉛筆デッサン)の課題制作を行います。
受講申し込みは2日前までであればOKとのことなので、各美大の映像メディア系の学科・専攻の受験を考えている人はぜひご検討ください!
申し込みはこちらから!!

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映像科の授業
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彫刻科 前期終了

彫刻科の臼田です。早いものであっという間に前期が終わってしまいました。

学生はそれぞれ自分の弱さと強さがわかってきたと思います。夏期講習では失敗を恐れずに積極的に自分の弱さにトライしていき克服していきたいです!失敗から学べることはたくさんあるので一つ一つの課題に真摯に向き合っていきましょう!

さてそれでは前期終わりの作品紹介をしていきます。昼間部では昨年度の入試課題である『アバタのヴィーナスをモチーフとし、任意の要素を一つ加えて塑像しなさい。」をやってもらいました。

 

出だしから作品のフニッシュを強くイメージして制作できていて良かったと思います。アバタの造形については中盤でやや印象が膨張気味でした。像の持つ印象をもっと精度を高く認識できると良いです。

こちらの作品は高さを使ってダイナミックに空間を使えています。出だしは完成のイメージが弱くそれに伴い中盤あたりでは構成が消極的な感じがありました。このような課題では完成のイメージを強く持てているほど良くなると思うので次回からは心がけましょう!

こちらの学生は集中的にデッサンを特訓していました。前期の終わりまでにかなり間隔を掴めてきたのではないでしょうか。色と形をリンクして考えられてきています。やや単調な部分がありますがこのリズム感でどんどんいきましょう!

前期の終わりに夜間部昼間部参加のコンクールがありました。結果が振るわなかった人もいると思います。結果は全く一切気にせず記憶が新しいうちになぜうまくいかなかったのかをよくよく考えるようにしましょう!落ち込んだり自信を無くすのではなく、常に失敗を次に活かせるようにしていきたいです!それでは上位作品をいくつか紹介していきます。

デッサン『ヘルメス』

1位の作品 背景付きで描きました。よく印象を拾えていると思います。ただ背景がうまく馴染んでいないところがあったり、奥行きの部分を少し逃しすぎてしまったり、少しだけまだ弱さを感じます。最終的な着地点についてはもっと高いところを目指しましょう!まだまだ行けると思います!

2位の作品 こちらも印象良くヘルメスの印象を拾えています。黒に関しての扱いはまだしきれておらず落ち着きが悪いです。また空間に対してのアプローチもさらに研究していけると良いと思います!

 

3位の作品 ヘルメスらしい柔和な感じをよく表現できています。全体の色味のバランスはもう少し調整できると良いと思います。黒や反射光の絵の中の統一感を意識してみてください。またやや全体の丸みが似ているのでもう一段階踏み込んで形を起こしていけると良いです!

4位の作品 カラッと明快にかけていて遠目から目立ちました。空間的なアプローチに関してはもっと研究していきたいです!全体的に起こしすぎて手前奥の空気感が少し窮屈な感じがします。全体の色味のコントロールやコントラストの調整をしたいです。

続いて塑像を紹介します。課題は『自刻像』でした。

1位の作品 かなり自然な人の印象を拾えていると思います。眼差しも良いです!欲を言うと細かいですが細部周りの三次局面のつながりはもう一段階追いたいです。また下瞼の上に入るキラッとしたハイライトも作れると良いかなと思います!

2位の作品 力強く表現できていて目を引かれます!目ジリあたりの造形がやや流れているのと黒目の表現とこめかみに入ってくる影が少し強すぎて違和感を感じます。最後の影の色味の調整はさらにシビアにしていけると良いと思います!

3位の作品 かなり作り込んでこれています!この時期でここまでできること正直驚きました。下を向いている角度にやや後頭部や耳の位置・向きが外れてしまっていることが人体的に不自然でした。構造的な正確性は気をつけましょう!

4位の作品 こちらも力強く土付の感じもかっこよく仕上げられました!髪の毛・細部周りの三次局面の形・耳・目周りの形のつながり等は少し大味な感じがします。ここからもう一歩そこまで追えると良いと思います!

5位の作品 非常に丁寧に作り込まれていて印象がよかったです。作り込んでいる分やや頬周りや首周りの形のちょっとした少なさが気になりました。(ゴツゴツ影を落とせば良いというわけではない)張りの美しさ強さは絶妙な形の変化で成り立っています。さらにマニアックにそこまで拾っていってほしいです。

最後に休みの日に自主的にデッサンをした学生の作品を紹介します!

難しい位置ですが、マルスらしい動きを捉えられています!輪郭周りの表現が少し浮いているのが惜しいところです。線的にパキッと分かれすぎていて空間への抜けが止まってしまいます。細かいですがそこの表現まで研究していってほしいです。

こちらもマルスらしい印象をよく拾えています!ただ頭部と胴回りの面展開が少ないことでやや平面的に見えてしまいます。顔胸筋周りで綺麗に量を出せてきているので勿体無いです。断面の形、面展開はよくよく像の観察をして確認しましょう!以上になります!!

夏期講習暑さに負けず、しまっていきましょう!!!!

イベント報告、模擬試験の結果、夏期講習会準備。

今年は暑いらしいです。覚悟を決めて暑い夏を乗り切るしかないですね。氷川神社周辺では、夏のお祭りがちょいちょいあるようです。講習会の休み時間に出店でも見にいきたいですね。

大宮校です。

油絵科川田先生のイベント、満員御礼大盛況でしたね。また、同じようなイベントは定期的に行っていこうかと考えています。次回をお楽しみにー。

 

デザイン・工芸科の模擬試験の結果は…まだまだこれからって感じでした。特に現役生は夏期講習会を経験していないので、修練が足りていないです。やることは分かっていても身体がついていかないし、うっかりも多いですね。夏期に集中して修練頑張ってください。

次回は夏期講習会真っ只中になります。今年は暑そうですねー。

先端芸術表現科夏期講習始まります!

こんにちは。新宿校先端芸術表現科です。

1学期の授業も終了し、いよいよ夏期講習が始まります。1次対策2次対策ともに、この夏でしっかりと自分の課題を整理して、秋以降のさらなる制作と修練に結び付けていくことができるようなカリキュラムになっています。
https://www.art-shinbi.com/season/summer/shinjyuku/sentan/index.html

前期総合コースでは、一次対策にくわえて、制作課題なども行っていくので、ここから受験を始めようと考えている方、先端芸術表現科でどのようなことが求められているのかについて把握したい方にぴったりのコースになっています。

 

中期総合コースでは、1Fギャラリーも利用し、制作の記録やその言語化のプロセスについても考えながら、個人資料ファイルの作成に必要な力も養っていきます。

 

後期では、通常の対策に加えてコンクールも行い、現段階での自分の受験としての位置を学び、秋以降からの対策に備えることができるコースになっています。

各コースともに、講評会では昨年合格した方をゲストとして招待し、受験期の過ごし方や個人資料ファイルなどについてお話してもらう機会を設けています。受講を検討されている方はまだ空きがありますので、ぜひ申し込みやお問い合わせなどお気軽にご連絡ください。

それでは、先端芸術表現科でした。