映像科:冬期講習に向けて

こんにちは。映像科です。
今日から12月。あっという間に二学期も終わりですね。

11月は通常の木金日コースとは別に、武蔵美映像学科の学校推薦型選抜:ディレクション資質重視方式の対策を行いました。プレゼンテーションやディスカッションによる試験は、感覚テストなどの実技とはまた違った準備が必要になります。以前この試験で合格した人が言っていました。試験の直前だけは「自分はしっかりした人間だ!」と思い込むことが大切と。確かに自信を持って伝えようとすることは大切。
試験まであと三週間弱。少しずつ気持ちを上げていけると良いですね。

さて、12月17日からは冬期講習会も始まります。
昨年までのコース編成を一部変更して、受講しやすくなっています。

■EA 12/17~12/21|17:30~20:30【5日間】
私立美大映像/志望校別対策コース
→EAは主に武蔵美、日芸、東京造形を対象に「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」「発想力」など、映像メディア系学科・専攻の実技対策を選択して制作します。12/17・18・19では、武蔵野美大映像学科の学校推薦型選抜「ディレクション資質重視方式」の対策として「構想力テスト」「面接試験」の対策を。さらに外国人留学生特別選抜の対策として「感覚テスト」も選択することができます。

■EB 12/22~12/29|9:30~18:30【8/6/4日間】
武蔵野美大映像/実技総合特訓コース
→EBは武蔵野美大映像学科の実技試験(感覚テスト、小論文、鉛筆デッサン)の対策がメインとなります。12/28・29の最後の2日間は今年度最後のコンクール形式での制作と講評になります。またEBもしくはECを受講された方は、武蔵美造形構想学部の学科模試(国語・英語)を受験することができます。なお、高校の授業などの都合で前半の受講が難しい場合は、6日間(12/24-)、4日間(12/26-)の受講も可能です。

■EC 1/3~1/6|9:30~16:30【4日間】
武蔵野美大映像/感覚テスト集中特訓コース
→ECは武蔵野美大映像学科の「感覚テスト」に特化した4日間です。武蔵美映像学科を第一志望していて選択科目を数学で考えている人や共通テスト型をメインで考えていて、感覚テストのみ対策が必要という方も受講しやすいスケジュールになっています。

■ED 1/3~1/6|17:30~20:30【4日間】
私立美大映像/志望校別対策コース
→EDも「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」「発想力」など、映像メディア系学科・専攻の実技対策を選択して制作します。また、第一志望以外の併願校の実技対策も幅広く対応します。事前もしくは初日にご相談ください。

体調に気をつけて、2020年の残りの時間でできることをやり切りましょう!

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Vol.1:感覚テスト編
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Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編
Vol.5:学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

先端芸術表現科の冬期講習

こんにちは。先端芸術表現科です。

いよいよ冬期講習が始まります。
今年度の冬期講習は少しだけイレギュラーな日程になっていますので、紹介します。

前期
夜間コース GA
12/17~21 5日間
3時間P.M.5:30~P.M.8:30

12/17(木) 一次対策(小論文/素描)/初日ガイダンス
18(金) 一次対策(小論文/素描)
19(土) 一次対策(小論文/素描)
20(日) 総合実技
21(月) 総合実技

前期では、夜間コースということで、一次対策と総合実技の対策を行なっていきます。
ここから先端の受験を考えていますという方も歓迎です。初日に今まで制作したものなどぜひご持参ください。

中期
GB
12/22~29 8日間
8時間A.M.9:30〜P.M.6:30
8日間受講↓
12/22(火)一次対策(小論文/素描)初日ガイダンス
23(水) 一次対策(小論文/素描)

6日間受講↓
24(木) 一次対策(小論文/素描)
25(金) 一次対策(小論文/素描)・作品プラン検討

4日間受講↓
26(土) 一次対策・作品制作/制作相談
27(日) 総合実技・作品制作/制作相談
28(月) 作品制作/制作相談・個人資料ファイル
29(火) 作品講評会・個人資料ファイル

中期日程は、学校などの予定に応じて、8日間、6日間、4日間と受講日程を選択することができます。
いずれの日程を選択しても、一次対策、総合実技、個人資料ファイル、制作について対策を進めていくことが可能です。中期から後期にかけては、1Fのギャラリーも用いて講評や記録撮影なども行うことができます。
また、中期日程では、オンラインでの受講も可能になっていますので、遠隔地にお住まいの方はぜひご活用ください。

後期 昼間総合コース
GC
1/3~6 4日間
6時間A.M.9:30〜P.M.4:30
1/3(日) 一次対策
4(月) 総合実技
5(火) 個別カリキュラム(制作・一次総合)
6(水) 作品講評会

夜間コース 個人資料ファイル講座
GD
3時間P.M.5:30〜P.M.8:30
1/3(日) 記録すること・集めること
4(月) 自分の制作を言語化する
5(火) 活動を編集する
6(水) 志望動機を書く

年明けの後期コースは、昼間コースと夜間コースにわかれています。
中間コースでは総合的な対策を、夜間コースでは個人資料ファイルに向けて特化した対策を行なっていきます。個人資料ファイルのまとめ方で悩んでいる、どうやって言語化し仕上げていくのかについて迷っている方はぜひご活用ください。面談などを通して、自らのファイルを仕上げていくことができるようにサポートしていきます。

冬期から先端の対策を本格的に始める、という方や、どうやって受講したら良いのか悩んでいる方などいらっしゃいましたら、遠慮なくお問い合わせください。
受講はこちらのページからになっています。
https://www.art-shinbi.com/season/winter/subject/sentan/index.html

それでは、先端芸術表現科でした(画像は昨年度のギャラリーでの展示・講評風景になります)。

 

油絵科、日本画科、彫刻科合同企画プレ冬期!!

こんにちは、油絵科です。
先週の公開コンクールを受けられた方々お疲れ様でした。
講評会でも話があったかと思いますが、油絵科の評価基準はひとつではありません。
結果がふるわなかった作品であっても個人的には凄く強く推されていた作品など多々ありました。
これから受験シーズンに本格的に突入していきますが、それぞれの目標に向かってしっかり頑張って行ってください!!

さて、先週に引き続き明日29日日曜日にはプレ冬期講習があります。
公開コンクールについての油絵科のブログにもありましたが、人物課題は入試にとってとても重要です。

※前回ブログリンク
https://www.art-shinbi.com/blog/20201115/

そこで今年のプレ冬期は美術解剖学特別講義を行います。


午前中は人体の基本構造とその見方、また立体的な形態の見方など人体についての講義を行います。
午後は午前の講義の内容をもとにヌードクロッキーを行います。男女の外国人モデルさんに来ていただき、講師は随時モデルを前に解説を行います。

今後入試直前に人物課題を制作する機会が多々あるかと思います。その前に是非受けておいてほしい講義内容になっています!

申し込み、詳しいタイムスケジュールなどは以下より!

https://www.art-shinbi.com/event/20event-pre-winter/pre-winter-A.html

迷っていた人も是非受けてみてくださいね!

彫刻科 11月後半の優秀作品の紹介

こんにちは!彫刻科の小川原です。もう11月も終わりになります。早いですね!あっという間に入試ですね!この時期になると生徒のレベルも高くなってきて良い作品も多く出てきます。

ここまでの積み重ねは非常に良いものだったと思うので、慌しくなる冬期講習、入試直前に入る前の今、じっくりと作品と向き合い、考え、作品追求を徹底的に拘っていくことがとても重要なんだと思います。それだけの力が身についてきたということですね!

それではここ2週間の優秀作品を紹介します。
まずは昼間部生の作品から

力むことなく自然に印象が捉えられています。完成度の高い作品です!


表情とその周囲の形のとながりをさらに自然に繋げられるとより良い作品になりそうですが、言い切りの強い作品になっています。


本当にうまいと思います。質感が伝わってくるようです。突き抜けた魅力がありますね!


柔らかく自然な描写がとても良いです。床面にもっとこだわれるとデッサンとしての完成のヴィジョンがさらに明確になったと思います。


大胆に構図を設定し、剥製を魅力的に描き切りました。自分はこうしたい!という意志を強く表現に乗せていくことが重要なんですね!


樽のリアルな木質が魅力的です。全体にかっちり仕上げてきています。


樽の形に安定感を感じます。床面の抵抗感がさらに高められると良いです。


狙いのある構図が良いです。構図から切れている樽が難しかったですがものにしました。


アクリル角柱の質感がもう一つですが静物としての安定感が出せています。


キレキレの描写に凄みを感じます!これ以上の作品を見たことがない!


出だしから良い印象で進めてこれました。グデアのかっちり感がとても良いです!


難しい位置ですが印象よく捉えられています。完成度を上げていくのが苦手でしたが途中でもこの自然な調子の流れは魅力的に感じます。


堂々としたポーズや表情がとても良いです!ニット帽の質感表現が素晴らしく、本物みたいです!


まさに渾身の一作ですね!モチーフ室から好きなものを選んで構成してもらいました。興味がそのまま作品のクオリティの高さにつながったと思います。

ここから夜間部生の作品です。

美しい光の表現が魅力的です。デッサンとして余すとこなくやり切っていることにも引きつけられます。


顔の表現がややかたいかなという印象ですが、動き、構造、量感とも素晴らしい精度だと思います!


やや鈍さが惜しいところですがこの位置では難しい顔の印象も自然に捉えられています。


炭のバサつきがもう少し抑えられるとグッと良くなりそうですが、手前の胸から脇にかけてのボリューム感がとてもよく表現できています。

最後に基礎科、高校二年生の作品です。

新美に来て2枚目の石膏デッサンとは思えないほどのレベルの高さを感じます。見えたものを素直に表現できる自然体の向き合い方が素晴らしいです。

以上です。以前は講師のアドバイスに頼るところが多かったですが、だんだんと自力でできること(自分で考えてどうすべきか選択する力)が増えてきて頼もしい限りです。
入試は全部一人で何とかしなければなりません。それは入試は孤独であるということでもありますが、入試前日まで積み重ねてきた力が味方をしてくれます。大事なことは本番で過度に緊張したり焦って自分を見失ってしまうことです。自分を見失うということは、ある意味初心者に戻ってしまう(経験してきたことを置いてきてしまう)ということでもあります。そうなってしまうと絶対に良いものはできません。入試は当日の技術の高さを競うものという以上に、当日冷静でいられるかどうかが試されていると思って今のうちに制作のリズム作りを入念に行い、自分に自信を持つこと(良い作品を出し続けること)が重要です。

 

 

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

高1・2年生、新受講生募集中です。https://www.art-shinbi.com/online/

ただいま、11月講評週間です。   

今月末には第4回特別講義を開催いたします。
zoomでのアトリエからの講義となる予定です。
新美のアトリエから時間は各30分程度。受験につながる講座と同時に普段の授業とは異なる題材を講義形式で扱うことで、生徒のモチベーションを維持することを目的としています。

講義の内容は録画され、講義終了後数日中にオンライン教育科受講生の方のみに限定公開されます。

 

 

来月は冬期講習が始まりますね。

冬期講習会 https://www.art-shinbi.com/season/winter/

冬期講習会では、入試に向けての修正点、目標などをじっくりとお話しします。 スタッフ一同、皆様と直接接することが出来る良い機会と楽しみにしています。

オンラインコースもあります。