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彫刻科 個別推薦入試対策

こんにちは。彫刻科の小川原です。2学期が始まりましたね!入試の足音も近づいてきて、気が引き締まる思いです。

さて、美大入試も推薦入試がもうすぐ一斉に始まりますね。新美彫刻科でも毎年数名の推薦入試志望者がいます。

各大学、意欲のある生徒が受験してくるのを期待しています。推薦入試は、各大学で課せられる試験が若干異なりますが、彫刻科では概ね作品のファイル提出と面接があります。

中には実際制作した自分の作品を当日持参しなければならない大学もあり、十分な事前の準備が必要となります。作品のクオリティはもちろん高ければ高いほど良いですが、美術系高校に通っているとかでなければ中々しっかりした作品を制作出来る環境も設備も、その機会も無いと思います。

新美彫刻科では、推薦入試志望者の個々の状況に応じて、ファイルの制作、及び彫刻作品の制作に特に力を入れています。特に作品の提出が求められる大学によっては、簡易的、趣味的な作品のレベルでは通用しない高いレベルのものを求められる大学もあります。

単純に造形的な問題に対する指導だけでなく、素材の扱い方から完成までのフォローや、作品のプレゼンテーションまでカバーしています。新美の彫刻科夜間部は生徒を放置せず、講師が必ず毎日出講するので、途中でどう進めたら良いか分からない。などの心配がなく、通常の授業も含めて安心して制作出来ます。

生徒にはまずプラン出しをしてもらい、ディスカッションを経て実制作に入ります。最終的に作品として成立させる為に素材選びも重要です。石膏取りやテラコッタ(素焼き)での制作が中心となりますが、特別な設備が必要なときは僕のアトリエにある窯や溶接機、木工機材など使って仕上げまでの工程を行います。

考えられる事、出来る事は全てやりきってこれ以上無いというところで試験に送り出す!というのが僕ら講師の共通した思いです。

推薦入試用の作品制作。現役生T.Dさん。最終的な仕上がりが楽しみです。
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推薦入試で必要なものと通常のカリキュラムで行っている事は当然違います。なので特に2学期の頭では、志望者それぞれに必要なカリキュラム設定をしています。ファイル制作用、あるいは提出用作品を制作する生徒もいれば、実技が課せられる大学を志望する生徒はそれに対応した対策をしたり様々です。

ここで個人的な事で恐縮なのですが、9月の後半に国立新美術館で作品の展示があります。新制作展という公募展なのですが、芸大、美大の先生方や、大学関係者が数多く出品する展覧会です。特に美大を目指す学生の皆さんには勉強になること間違い無い内容(具象作品も多いです)で、なにより学生は入場無料ということもあり、気が向いたら見に来てくれたらうれしいです。
ポスター一般
今年も木彫の作品を出品します。ところどころ寄せ木してますが、大体は1木彫りです。高さは2.2メートルくらいです。楠の木。元は下の台座上の丸太の部分が上まであったとイメージして下さい。飛び出た足や手、コートの裾などは寄せ木です。
「眠りに落ちる者の瞳」というタイトルです。

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左足かかとと、右足だけで重さを支えています。当然そのままでは折れてしまうので、中は全て空洞です。上から順に彫って、空洞にしながら下に彫り進めました。
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目や口も空洞になっています。個性や表情、生命感を取り去って残るものを自分なりに形にしています。でも大事なのは形より作品を取り巻く空間(空気感)です。表現したい空間がまず先にあって、それに合わせて形が出来ていく。という感覚です。
彫刻を教える身としては、受験の為の勉強だけでなく、生徒達の先輩として彫刻のおもしろさや可能性を少しでも多く伝えられたらなと思っています。
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大学説明会ー広島ーと、公開コンクール

油絵科 松田です

 

二学期が始まりました。

夏期講習会は未だかつて無い暑さの中、本当に皆様お疲れ様でした。
特に遠方からお越し頂いた講習会生のみなさんは良く頑張りましたね。
既に懐かしく、冬期にまた会えることを楽しみにしている私は歳を感じるこの頃です。

話は前後しますが、夏の初め広島の進学説明会に新美のブースを出させて頂いた報告です。

主に中国四国地方の受験生向け説明会でしたが、美術を目指す学生さんの多さと、説明されている各大学の先生方、地元の高校や予備校の先生方の熱心さに驚きました。
こちらでは分かり得ない事情など少し理解出来たような気がし、私自身大変良い勉強をさせて頂きました。
入試の現状について様々な意見をお聞かせくださった先生方や生徒さんに、とても感謝しております。     ありがとうございました。DSCF0395DSCF0399

 

 

【 新美公開コンクールのお知らせです 】

9月から11月までの期間中に各課で順次行われます。 (詳しい日程や内容については、このHPにてご参照下さい)

 

油絵科では、9月15日(日)?16日(月祝日)に油彩による実技コンクールが実施されます。

近年の入試に関する傾向や対策、アットホームな講評風景などを体験出来る良い機会だと思います。

特に校外生には冬期講会習割引特典も付いているようなので、是非ご参加下さい。

お待ちしております!

芸大入り口

東京藝術大学美術学部入試説明会の開催について

新宿校 古関です。

9月5日(木)より2学期の授業が始まります。
新美の皆さん準備は大丈夫ですか?
各コース初日の日や、持参道具等間違えないように気をつけて下さい。
不明なことがあれば新美に電話で聞いてみて下さい。

先日、お知らせした芸大の入試説明会ですが、
開催の詳細が芸大のホームページに出ていました。

こちらで、詳細を確認しましょう

参加には前もっての申し込みが必要で完全定員制になっていますので、
なるべく早く申し込みを行うようにして下さい。

●対応する学科と専攻は
油画専攻、彫刻科、工芸科、デザイン科、建築科、先端芸術表現科です。

●会場は
東京藝術大学美術学部(上野キャンパス)

●内容は
各学科・専攻の説明会(入試及び学科概要の説明等)
同アトリエ工房見学(制作場所見学、作品展示等)
事務担当者による個別相談(入試、カリキュラム、学生生活等)(終日)
大学紹介DVD放映(終日)
学生食堂営業(終日)

●申し込みは
完全定員制になっていますので、事前に芸大のホームページの
申し込みフォームから受け付けるようにして下さい。

夏、燃え尽きました!

こんにちは。基礎科講師一同です。
一ヶ月以上にも及ぶ夏期講習が本日終了しました!
毎週ブログに講習会の様子をアップしてきましたが、後期に入り、制作内容がより充実したものになりました。

後期はデッサン課題。
生徒作品をいくつか紹介します。

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石膏像 ゲタ

構図、形ともにバランスよく捉えられています。
光の方向も分かりやすく見やすいデッサンに仕上がっています。

 

 

 

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石膏像 ブルータス

細部まで良くかき込まれていつつ、ボリュームや距離をしっかりと表現できている迫力のある作品です。
色幅にも変化を持たせて描けています。

 

 

今日の制作風景。

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講評後の一コマ。

 

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最後にアトリエに残っていたみんなと、恒例の集合写真!

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みんなでブルータス!(はしゃぐ講師)

 

始めにも書きましたが、本当にみんな力をつけました。
描く技術はもちろん、絵に向かう姿勢や集中力がぐっと成長したようにおもいます。
新美の二学期は9月5日からです。夏の取り組みを踏み台に、秋からさらなる成長をしていけるようにがんばりましょう!!

 

映像科の夏期講習2013・レポート2

こんにちは。映像科講師の森田です。
講習初日には更地だった隣の空き地が気がついたら駐車場になっていました。時間は流れます。季節も巡ります。そんなわけで2013年の夏期講習も明日24日で終了になります。今回も前回に引き続き、夏期講習映像コースのハイライトである映像実習(ショートムービー制作)の授業を紹介したいと思います。(*撮影の様子は前回の記事を参照)

夏空のもと無事に新宿御苑での撮影を終えた学生の皆さんは、教室に戻って編集作業を開始。コンピュータに取り込んだ素材を見返しながら、カットを繋いでいきます。今回の授業ではmacの簡易的な編集ソフト「imovie」を使っているので、映像編集が初めてという人も直感的にどんどん作業を進めていました。4つのカットのみでストーリーを構成するというシンプルな課題だからこそ、秒単位あるいはフレーム単位での編集がとても大切です。

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編集の様子。「今のところもう少し短く!」「音を少しフェードさせた方が…」など、グループごとに全員でアイディアを出し合いながら作業を進めます。

そして紆余曲折あって完成した作品はこんな感じ。
<4カット/ループ再生>という条件をうまく活かせてるでしょうか?

①画面右から走ってくる男A、公園を歩いている男Bに接触する。男Bよろける。
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②倒れこむ男B。すぐさま駆け寄る男A。「大丈夫ですか!?」と尋ねるが男Bの返事はない。
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③公園を見回す男A、しかしあたりには誰もいない。「助けを呼ぼう」とその場を立ち去る。
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④「誰か~」と叫びながら画面左に走り消えていく男A。
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①(再び)画面右から走ってくる男A…、
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どうでしょう。画像だけではわかりづらいかもしれませんが、ループ再生することで映像の中で起こっている出来事に対して色々な想像が生まれます。実習の最後の上映会では、みんなで感想を言い合いながら(知ってる人が演技をしている様子を面白がったりもしながら)作品を鑑賞します。「ディスカッション」「撮影」「編集」それぞれの段階での演出のアイディアが、完成した作品にどのように反映されているか、検証してみる時間がとても大切です。

映像などのイメージを情報として理解すること、そしてその情報を発信することを「メディア・リテラシー(読み・書き)」と言ったりしますが、実際に映像作品を作るような授業を通じて、映像を「読み書き」することを学んでいるのだと思います。夏期講習ではこの実習以外でも、架空のCMを想定して絵コンテや企画書を書いてもらう課題などがあり、こういう授業を経験した後では、今まで普通に見ていたテレビやネットの映像がちょっと違ったものとして見えてくるかもしれません。

もちろん映像制作の世界にどっぷり浸かるのは大学に入ってからなわけですが、このような実習を通じて、ちょっと準備をすれば自分でもかなりしっかりした映像作品が作れるということがわかります。そして推薦入試では課題作品として映像作品を提出するというケースも増えてきているので、今回のような経験が強みになるとも思います。

次回以降も、具体的な推薦入試の対策や、一般入試に向けた課題の制作など、紹介していこうと思います!