カテゴリー別アーカイブ: 新美

映像科:二学期終了&総合型選抜発表

こんにちは。映像科です。
12/13(日)で補講期間も含めて今年度の木金日コースの授業が終わりました。最後の2週間は「二学期末コンクール」として、武蔵美映像学科の「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」に加えて、東京造形大「発想力」などの模擬試験を制作し、最終日に大講評会を行いました。写真はコンクール講評と採点の様子。

今年は春の一学期スタートから困難なことも沢山あったと思いますが、ひとまずお疲れさまでした!(17日から冬期講習もはじまるので終わった感はないですが。。)このような中でも授業に参加していた皆さんは、それぞれ確実に力がついてきていると思います。受験までの残された時間でベストを尽くせるように、あと少し頑張りましょう!

前回のブログで詳しくお知らせしたように、12/17(木)からは冬期講習が始まります。
また、1/11(月)からは「入試直前講座」として、2月上旬の入試直前まで対策を行います。詳しくはこちら

最後に、先日発表が行われた武蔵野美大映像学科の総合型選抜クリエイション資質重視方式。実質倍率が約8倍という難関でしたが、映像科の推薦入試コースから見事2名合格しました!おめでとうございます!そして残念ながら今回合格できなかった人も、気持ちを切り替えて年明けの入試に臨みましょう…!
なお、新美映像科では合格者の作品(ポートフォリオ、映像作品、写真作品、面接レポート)を参考資料としています。来年以降受験を考えている方はぜひ、ご相談にいらしてください。

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2020年度合格者インタビュー公開してます!
Vol.1:感覚テスト編
Vol.2:鉛筆デッサン編
Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編
Vol.5:学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

彫刻科 2学期も終盤です

昼間部講師の氷室です。
2学期ももうすぐ終わり、すぐに冬期講習会が始まります。
これからは1日課題が増えてきます。これまで培ってきた見方の感覚やテクニックを時間内に発揮できる様にまとめて行く調整が必要となってきます。慌てずに時間の使い方を研究していって下さい。
まだまだ冬期講習で実力は伸びていきます!得意な点はみんな伸ばしていけるので、ここで今一度、苦手なポイントに向き合って冬期講習でクリアしておきたいですね。

彫刻家である大学の同級生から頂いた資料に、ジョン・ラスキンの言葉が記されていました。
難しくもありますが、これが出来たらカッコイイなと、最近私の心に引っかかっている文章を紹介します。
『動く動物、成長する樹木、流れる雲、すり減っていく山、それらの過去に力を及ぼした線、その未来に力を及ぼす線を見る様に心がけなさい。それは畏敬するべき(線)ラインである。』
受験で一番近い感覚だと、生きて動いている鳩や鶏を塑像する時でしょうか。この言葉が響きます。

さて、ここからは最近の優秀作品の紹介です。


表面に凹凸が少ない分、形を理解して木炭を使っていかないと難しいモチーフなのですが、形を探って的確に表現しながら、ミロビ特有の張りと量と動きを損なわず描けています。実力を感じる1枚です。布にもう一歩臨場感があれば最高です!


体の捻れがスカッと見える奴隷らしい印象が拾えている1枚です。かつキレイな炭使いです。頭部や表情も、もっと描き込んで見る側を引き込んでいけると良いですね。


奴隷の魅力である、伸びて捻れていく緊張感を感じながら絵にしようと描いていたのではないでしょうか。それが伝わってくる1枚です。
言い切りも大切ですが、その作者が何を感じて描いたのか、その行程が伝わるデッサンはそうないです。


伸び側が背中にまで繋がり、背骨が感じられるとなお良いですが、奴隷のなんとも言えない形を丁寧に追えており、かつ光源を魅せる強さもあるのが魅力ですね。


髪の毛、目鼻口のパーツと周りの形がもう少しリンクすると最高ですが、印象もよく、何より視点が手前の腕にあり、スッとデッサンの中に視線が入って表情に向かわせる描写感覚が綺麗です。


目と後頭部の印象が惜しいですが、アムールらしい体の大きな箱感と張りが美しいです。難しい点ですが逆光影側の影としての描き方も画面の中でうまくマッチしていますね。


ジョルジョの印象が良く引き出せていますね。動きも自然です。無駄なく作れることも大事かもしれませんが、粘って出来上がってくる質感は、誰にも真似できない良さがあります。


似ていますね!!上手いです。ここまで持ってこられると上出来です◎


手の生きている生の質感を感じます。活き活きした表情を持たせつつ形を崩さない、手としてのバランスも緩急があり上手です。構成も良く考えられていますね。



円盤模刻をやり切りました。上手です。量感はさほど大きくありませんが作ってみると一筋縄ではいかず、360度の動きを合わせることが思った以上に難しいモチーフです。
妥協無く、しっかり粘土を押し込めながら作った形の抵抗感もカッコ良いです。


髪の毛と顔の質感にやや差がありますが、短時間でここまでの表情を捉えて表現していけることに技術の高さを感じます。

こちらは現役生の作品です。

アムールの逆光側は難しいですが、ひとつひとつの形もしっかり追いながら動きのバランスも良く取れています。白から黒までの豊富な炭幅で作る光の感じさせ方も上手いですね。


こちらのグデアも上手いです。目鼻口以外の形を現役生でここまで捉えて表現していく力は凄いです。

こちらは基礎科の高校2年生の模刻です。

アルカイックスマイル首像の模刻に挑戦しました。完成度の高さにびっくりです。立体におけるバランス感覚の良さが光っています。
形の張りや形から見えてくる影の印象がしっくり来ており、さらに微妙な動きも追えています。何より粘土付けが上手いですね!これからが楽しみです!

今回は以上です。

どんな どん底でも 才能は なくならない
と言う言葉を最近見かけました。なるほどなと思います。
泣いても笑っても残り3ヶ月です!
褒められた点は素直に喜びながら、前向きに日々を乗り切って行ってください!

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。https://www.art-shinbi.com/online/

ただいま、12月ターム制作週間です。受験生にとってはオンライン教育科での制作・講評は最後となります。冬期講習、入試直前講座へとつなげていきましょう。

高1・2生は、3学期もオンライン教育科のコースがありますので、ご参加ください。

 

先日、オンライン教育科第4回特別講義が開催されました。

オンライン教育科では、毎月約3課題を生徒に送付し、その講評をZoomを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を1学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

オンライン教育科特別講義 第4回 空間について

オンライン特別講義 第4回 構図について

 

国立校です。

大学通は今年もクリスマスイルミネーションが鮮やかにライトアップされました。

12月17日から冬期講習会が始まります。
入試まで2ヶ月、アトリエの緊張感も高まってきました。
みんな志望校合格に向けて頑張りましょう!

合格おめでとう!

推薦入試結果(国立校)

多摩美大グラフィック 2名合格(3名受験)
武蔵野美大空間演出  2名合格(2名受験)
女子美大       3名合格(3名受験)
日芸         3名合格(3名受験)
その他        2名合格(2名受験)

◽︎多摩美グラフィック合格者作品
    

  

    

◽︎ムサ美空デ合格者作品
     

     

◽︎女子美合格者作品

映像科:冬期講習に向けて

こんにちは。映像科です。
今日から12月。あっという間に二学期も終わりですね。

11月は通常の木金日コースとは別に、武蔵美映像学科の学校推薦型選抜:ディレクション資質重視方式の対策を行いました。プレゼンテーションやディスカッションによる試験は、感覚テストなどの実技とはまた違った準備が必要になります。以前この試験で合格した人が言っていました。試験の直前だけは「自分はしっかりした人間だ!」と思い込むことが大切と。確かに自信を持って伝えようとすることは大切。
試験まであと三週間弱。少しずつ気持ちを上げていけると良いですね。

さて、12月17日からは冬期講習会も始まります。
昨年までのコース編成を一部変更して、受講しやすくなっています。

■EA 12/17~12/21|17:30~20:30【5日間】
私立美大映像/志望校別対策コース
→EAは主に武蔵美、日芸、東京造形を対象に「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」「発想力」など、映像メディア系学科・専攻の実技対策を選択して制作します。12/17・18・19では、武蔵野美大映像学科の学校推薦型選抜「ディレクション資質重視方式」の対策として「構想力テスト」「面接試験」の対策を。さらに外国人留学生特別選抜の対策として「感覚テスト」も選択することができます。

■EB 12/22~12/29|9:30~18:30【8/6/4日間】
武蔵野美大映像/実技総合特訓コース
→EBは武蔵野美大映像学科の実技試験(感覚テスト、小論文、鉛筆デッサン)の対策がメインとなります。12/28・29の最後の2日間は今年度最後のコンクール形式での制作と講評になります。またEBもしくはECを受講された方は、武蔵美造形構想学部の学科模試(国語・英語)を受験することができます。なお、高校の授業などの都合で前半の受講が難しい場合は、6日間(12/24-)、4日間(12/26-)の受講も可能です。

■EC 1/3~1/6|9:30~16:30【4日間】
武蔵野美大映像/感覚テスト集中特訓コース
→ECは武蔵野美大映像学科の「感覚テスト」に特化した4日間です。武蔵美映像学科を第一志望していて選択科目を数学で考えている人や共通テスト型をメインで考えていて、感覚テストのみ対策が必要という方も受講しやすいスケジュールになっています。

■ED 1/3~1/6|17:30~20:30【4日間】
私立美大映像/志望校別対策コース
→EDも「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」「発想力」など、映像メディア系学科・専攻の実技対策を選択して制作します。また、第一志望以外の併願校の実技対策も幅広く対応します。事前もしくは初日にご相談ください。

体調に気をつけて、2020年の残りの時間でできることをやり切りましょう!

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