カテゴリー別アーカイブ: 新美

映像科:2021年、スタート!

こんにちは、映像科です。
教室では、1/11(月)から入試直前講座が始まっています。
映像科の学生が受験する、武蔵野美大、日大芸術学部、東京造形大などの各大学の入試までは約一ヶ月程度。
感覚テスト、小論文、鉛筆デッサンを中心として、各大学の対策課題に取り組んでいます。

実技試験の対策でいっぱいいっぱいになりがちですが、、美大の中でも映像系の学科は特に学科試験が重視される傾向にあります。実技対策はもちろん大切ですが、授業が終わったら切り替えて学科対策のために机に向かいましょう。
何より体調管理に気をつけて。本番で実力を出し切れるよう、残りの期間を過ごしていましょう!

そして少し先ですが、入試があれば発表があり。発表があれば入試再現作品制作の展示があります。
「多摩美・武蔵美 合格者再現発表&体験談 私大デザイン・映像科 〜どんな入試だったの?どんな作品が受かったの?〜」
昨年好評だったこのイベントを今年も2/23(火・祝)に開催予定!映像系で進学を考えている高校1・2年生はぜひ。またデザイン科と映像科で迷っている人には特に参考になると思います。
お楽しみに!

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映像科の授業
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2020年度合格者インタビュー公開してます!
Vol.1:感覚テスト編
Vol.2:鉛筆デッサン編
Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編
Vol.5:学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

彫刻科 冬期講習後半の秀作

こんにちは!彫刻科の小川原です。冬期講習もあっという間に終りを迎え、入試もいよいよ間近となってきました。学生の実力も日々の努力の成果があって高まりを感じます。かなり頼もしくなってきました。
さて、それでは冬期講習後半の優秀作品の一部を紹介します。

昼間部生の作品です。

遠ざかる方の遠いという距離感がもう少し出せると良いですが、しなやかに全体感を捉えられていて良いです。


正面位置では出しにくい量感の表現がとてもよいです。伸び側の腰がもう少し下がってくれると動きの印象もなおよく見えたと思います。


豊かな調子の幅が魅力的です。更に具体的な形の表現に迫れると良いです。


出だしから外すこと無く印象を捉えてこれました。完成度の高さは出だしから中盤までの安定に寄るものです。同じ時間で作っていても途中のミスが無ければ自然と完成度も高まってくるものです。

今年は共通テストに変わって初めての年であったり、コロナの影響が試験にまで関わってくるところもあると思います。最後まで自分がやってきたことを信じて悔いの残らぬようやりきってください!

映像科:2020年最後のブログ

こんばんは。映像科です。担当の日が年内の授業最終日に重なったため、2020年最後のブログです。

冬期講習会はお正月休みを挟んで1/3(日)から再開しますが、今日は年内最後の授業。映像科では武蔵野美大映像学科を想定したコンクール課題(感覚テスト、小論文、鉛筆デッサン)の講評日でした。
なおオンラインでの受講生もいたことから、教室からの配信形式の講評会です。

実技の模擬試験という環境で、いつも通りの力を発揮できた人、いつも以上にうまくいった人、力が入りすぎて思うように制作できなかった人、ちょっと守りに入って裏目に出てしまった人・・・結果は様々だったと思います。しかしそれぞれに成長が見られる作品が多く、まだまだこれから先のレベルアップが予感されました。

映像科の学生が主に受験する私大の受験までは、残り約一ヶ月…!私たち講師がサポートできるのもあと少しです。
本番で全力を出し切れるように、体調管理だけは気をつけてください!
良いお年を!!

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彫刻科冬期中盤戦

こんにちは、彫刻科の新妻です。二学期終わりからの冬期講習で、スケジュールとしては中日でおやすみが入らないのでなかなかハードな構成になってますが、その分受けてもらった人には実りあるカリキュラムになっていると思います。

できることやわかることは確実に、足りないことや新しい発見には貪欲に。年明けを見据えた制作をしていきましょう!

では秀作を紹介します。

見えない裏側を感じさせるデッサンにだんだんと近づいていますね!絵としての冴えはしっかりあるので、本物を触った時とデッサンの形の一致感をさらに追求していきましょう。

堂々としたデッサンですね。明るい部分の形も浮かずに全体に馴染んでいます。見えていない奥側の耳への首の見え方など意識できると、首回りの空間がスッと抜けていきそうです。

昼の課題でしたが延長してカラカラの印象に迫っていました。じわじわとクオリティを上げてきましたね!出だしでの後頭部の嵌め込みを注意してみてください。

久しぶりの動物塑像でしたが、良い駆け引きができていると思います!目に対して嘴はさらに硬い印象に作り込めると頭部周りの空間がキリっとしそうですね。

マスクの軸に対しての手のぶつかり方がかっこいい構成ですね!手の生っぽい感じに対してマスクの静物的な質感が追求できると良さそうです。

あまり見ないタイプの組み方ですが面白い構成です!マスクの印象も出だしから抑えられていました。腕の長さや肘まわりは普段作らないので一層観察が重要です。

上手いです。セーターの描写とかすごいですね。。欲を言うとマスクの端から鼻の先端までの出っ張り方、袖の立体感が強められると言うことないです。

勇ましいジョルジョの印象が掴めていますね!やや箱型の形態が残りぎみに感じるので、ここから「体に纏った衣服」という観点で自然な形の移り変わりを増やせていくと良いですね。

描き込みの密度はもっと欲しいところですが、絵としてのイメージの方向性はバッチリ決まっていて気持ちがいいです。奥の像を捉えていくためにも手前の像の強さをガツンと出せると後半の仕事もグイグイいけたかなと思います。

続いて夜間部です。

 

細部までしっかりとやり切れましたね!描き込んでいく時の観察と作業のスピード感覚をこの調子で大事にしていけるといいと思います。台座はもう一歩、上のジョルジョとの設定を合わせられると良いですね。

鳩らしいシルエットや尾っぽの仕事がたくみですね。全面側の中から張ってくるような形の印象をより観察していきたいです。

難しい構成でしたが段取りを意識しながら形にしていくことができました。狙いやアイデアは面白いのであとはガンガン作るのみです!

一つ一つの粘土付に外しがなく、よくカラカラを捉えながら模刻できていて、デッサン同様に目の良さ、感覚の良さを感じる実技でした。6時間制作に慣れてくるとさらに最終的な見え方はシビアにもっていけると思います。

 

今回は以上です!冬期講習はまだ続きます、2020年を走り抜けましょう!

芸大デザインコース 冬期講習会

こんにちは。芸大デザインコースの山本です。
冬期講習会が本日より始まりました!
現役生、浪人生ともに切磋琢磨し、大きく成長できるチャンスです。
自分の制作を一から見つめ直し、上手くいっていない場合は思い切って変化していかないと上達できません。余計な固定観念に縛られず、素直で柔軟な姿勢でいるように心がけましょう。
初日からさっそく描き出しのデモストをしたので紹介します。
本日はデッサン課題でした。