カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

油絵科、ついに8月に突入!

こんにちは、油絵科です。
今年はコロナで4月5月がオンラインになり、通学は6月からでした。
色々なことに注意をしながら授業を行い、6月が終わり7月に入りあれよあれよという間に夏期講習。
昨日からついに8月突入です。
例年と違うリズムに『もう8月なのか!!』と少しびっくりしてしまいます。

つい先日私立美大の推薦の募集要項が出ましたね。
推薦は受験時期が早いので、前例のない今の状況に少し焦っている声もちらほら聞こえます。
8月末にはまた推薦のイベントがあります。大学でもオンライン相談会を頻繁に行っています。
こんな時こそ焦ってもしょうがない、
一つ一つ進んでいけばしっかりと間に合いますので焦らず頑張っていきましょう!

夏期講習も、高校の授業が長引き夏休みが短くなってしまったので
例年にはない夏期講習夜間クラス、オンライン夏期講習なども併設して今の最大限で勉強していっています。

オンラインコースの学生もまだまだ募集していますので、気になる人はHPをチェックしてみて下さいね。

https://www.art-shinbi.com/season/summer/subject/aburae/index.htm

デッサン祭りも8月13日まで行われております!
海老澤先生の絵を見たくても見せてもらえなかった人たち!これはチャンスですよ!!(笑)


気軽に、とはなかなか言えない状況ではありますが、新美も最大限消毒など注意しながらイベント、授業を行っていますので、ぜひ足を運んでみください^^

《基礎科》夏期講習が始まりました!

毎日毎日晴れたかな、と思って傘を持って行かずに外出すると大雨に打たれてしまったり、
今日は天気が悪いから、、、と洗濯物を干さずにいたら、一日中曇りだったり。
なんだか「梅雨は日本の文化だ」と言われていますが、あまりに長すぎますし
ちょっとそろそろカラッとした日差しの日々が恋しくて堪らなくなってきました。
そして家の中の様々なものがカビっぽくなって頭を抱える日々を送っています。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

新宿美術学院基礎科も7月からいよいよ夏期講習が始まり、みんなのスイッチが入り始めた感じがします。
今年の夏期講習は、新型コロナウィルスの影響もあり、例年とは違うスケジュールでの授業となっています。
普段はこの時期、朝から夕方までか、夜間という2種類から選ぶような形だったのですが、
多くの生徒さんがこの時期まだ学校があるため、昼間は学校でに行き、夜間はシンビで実技という
ハードなスケジュールを毎日こなしています。

実は基礎科の生徒さんにとってはかなりハードでも、
このスケジュールは来年(もしくは再来年)受験科に行くとこのスケジュールになるんですよね!
8月の頭からは昼間or夜間がスタートしますので、夜間を取っていた人も昼になったり、
学校の都合でまた夜間になったり、ちょっと大変な日々が続きますが、
「これを越えればきっと力がしっかりと付く!!」と信じ、毎日力を振り絞っていきましょう!!

デザイン科は全員初めての絵具を使った細密着彩です。

先生もデモストをしました!


モチーフを観察しながら、丁寧に色を作っています。


油絵科は可愛いモチーフを描いています!


日本画科もデザイン科に負けず、夏のモチーフを描いています!

なかなか夏の楽しみを時間的にも天候的にも楽しめませんが
新宿美術学院基礎科では、そんな気持ちも(1割りぐらいは)モチーフでカバーしていければと
思っています、、、。

ではでは

映像科:合格者インタビュー⑤・学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

新美映像科から志望校へ合格した人たちにインタビューする企画もついに最終回!
今回は武蔵美映像学科の学校推薦型選抜ディレクション資質重視方式の合格者に聞きます。
「構想力テストってどんなテスト?」「受験までにどんな準備をしたらいいの?」
プレゼンやディスカッションによる試験で合格した齋藤さんと松岡さんに教えてもらいます。
インタビュアー:森田、樋口(ともに映像科講師)

【Q1:ディレクション資質重視方式の入試は、他の試験と比べて特に「映像でどんなことを表現したいのか」を明確にしておく必要があると思います。お二人が大学で映像を学びたいと思ったきっかけを教えてください。】

齋藤:一番最初に意識したのは、中学のころ家庭教師の先生から「絵を描くのが好きなら美大があるよ」と聞いて調べたときに、映像学科という存在を知ったことでしょうか。いま考えれば不純な動機かもしれませんが、ドラマやアニメを見ることが好きで「映像を学ぶ大学なら楽しく通えそう」と思いました。その後、映画にも興味を持つ過程で、最終的に武蔵美を第一志望にしました。

松岡:元々表現することには興味があったのですが、具体的な表現手段はイメージできず、美大を受験することも考えていませんでした。そんな中で高1の夏にオープンキャンパスで武蔵美に行ったときに、教授のお話を聞いたり、在学生の作品を見て、映像というメディアが一番「内なるものを表現できる」というふうに感じたことから、受験を意識し始めました。


[2019年度夏期講習会/構想力テスト対策]

【Q2:ディレクション資質重視方式では、監督や演出家のようなポジションにおけるリーダーシップが期待されています。この方式での受験を考え始めたのはいつですか?】

齋藤:高校生活では、それほど人をまとめるタイプではなかったので、最初にこの試験のことを聞いたときは「向いてないな」と(笑)。でも志望校合格を目指す上でチャンスは多い方がいいとも考えました。4月から映像科の木金日コースに入学して一般選抜の対策も並行して進めていたので、「絶対にこの試験で合格する」というよりは、チャレンジという気持ちで、夏以降に対策を始めました。

松岡:私も最初からディレクション資質重視方式での受験を考えていたわけではありません。新美映像科の授業では一学期にプレゼンテーションの授業がありましたが、その授業の講評のときに先生から「プレゼンが良かったから(ディレクション資質重視方式の)受験を考えてみれば?」とアドバイスを貰ったことをきっかけに、受験を考えるようになりました。


[2019年度夏期講習会/構想力テスト対策]

【Q3:この入試には「構想力テスト」という試験があり、与えられたテーマから15分で構想を考える必要があります。どんな準備をしましたか?】

齋藤:本番の試験で出題されたテーマにその場で応答することも大切だと思うのですが、私はあらかじめ実写映像にジャンルを絞っていました。発表用の資料作成についても、何度か練習する中で、人に伝える上でどういう情報が必要で、どういうレイアウトで見せるべきか理解していたので、書き方は決まっていました。15分は短いですが、ある程度まで事前に準備していけば焦らず構想をまとめられます。

松岡:私は映像インスタレーションに興味があるので、自分の構想は展示形式の表現になる可能性が高いと思っていました。そのため構想力テストの準備として、意識的に展覧会に行くようにしていました。それもただ鑑賞するだけじゃなくて「プロジェクターはどこに置かれているんだろう」とか「釘はどこに刺さってるんだろう」というように、その表現の成り立ちを知ることを心がけていました。その鑑賞のメモは当日の構想にも活かされたと思います。


[2019年度夏期講習会/推薦入試対策での作品展示]

【Q4:構想を元に5分以内で発表(プレゼンテーション)があります。この「発表」についてはどんなことを心がけましたか?】

齋藤:完璧に喋ろうとすると逆に喋れなくなってしまうので、完璧じゃなくてもしっかり印象に残るような構成を準備していました。具体的には最初の1分で必要最低限の情報を提示して、残りの時間でその情報に肉づけしていくイメージです。映像作品を作るということは必ず「伝えたいこと」があるはずなので、それを最初と最後にはっきり二回言う、ということも心がけていました。

松岡:話すときに「人の目を見ること」と「一文を短くすること」を意識していました。あとは自分の発表以上に「他の人の発表をよく聞くこと」がすごく大事です。対策をはじめた当初は、自分の発表のことで頭がいっぱいでしたが、構想力テストでは発表のあとに討議があるので、他の人の構想をしっかり理解しておくことが、的確な応答や質問に繋がると考えていました。


[2019年度推薦入試対策講座/構想力テスト対策]

【Q5:発表の後の討議(ディスカッション)は、当日どんな人と一緒のグループになるかわからないので準備も難しいと思うのですが、何を意識して臨みましたか?】

齋藤:無言の時間を作らないように自分から話題を提供しようと思って挑んだのですが、実際の試験のグループは積極的に発言する人ばかりで事前の準備は通用せず(笑)、結果的に自分は質問をする役に回ったという印象です。「自分はこういう役割」と決めるだけじゃなくて、当日同じグループになった人たちの様子を見ながら、臨機応変に対応することが大事だと思います。

松岡:新美でグループディスカッションの練習をしたときに、グループの人同士の会話が噛み合ってないな、と感じることがありました。そういうときに私はその二人の間に入って「いま〇〇さんが言っているのはこういうことですよね」という「通訳」のような役割をしていたんですね。直接的な提案や質問のための発言ではないのですが、討議においてはそういう役割も重要だと気づいたので、本番でも意識していました。

【最後に:ディレクション資質重視方式の受験を考えてる人に向けて、アドバイスをお願いします!】

齋藤:受験生なので実技対策や学科の勉強は大事ですが、それ以外の時間は自分の好きなことを好きなだけしたらいいと思います。私は9月に入ってからも好きなアーティストのライブに行ったり、週に一度は映画館にも行ってました。作品を鑑賞することは自分と向き合うことでもあるので、鑑賞の時間を通じて「私はこういうことが表現したい人間なんだ」ということを再確認することがおすすめです。

松岡:私もそうですが「話すのが苦手だから受からない」という試験ではないと思います。「ディレクション資質」という資質があるとして、それはひとつの正解があるのではなく、何通りもあるものだから、対策を通じて自分なりの方法を考えてみてもらいたいです。あとは、試験の前だけは「自分はしっかりした人間だ!」と思い込むことが大切だと思います。

森田:対策が難しい試験ですが、齋藤さんと松岡さんが当時考えていたことを聞けて、非常に参考になりました。今日はありがとうございました!
樋口:武蔵美での活躍にも期待してます!頑張ってください。


《2020.7 オンラインでのインタビュー/齋藤さん、松岡さん、ありがとうございました!》

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お知らせ:
夏期講習会の情報はこちら↓から。

8/10(月)〜8/15(土)私立美大映像 総合型選抜対策コース ※学校推薦型選抜にも対応
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映像科の授業について
映像科公式 Twitter
映像科公式 Instagram
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合格者インタビューのバックナンバーもぜひ!
Vol.1:感覚テスト編
Vol.2:鉛筆デッサン編
Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編

中学生受験科 夏の特別講習

中学生受験科です。

今年の夏休みは、とても短く、特に中3生の皆様は不安も尽きないことと思います。
こんな時だからこそ、これまで以上に、一日一日の積み重ねが大事になってきます。
実技も勉強も、まだまだこれから伸びる時期ですので、日々コツコツと頑張りましょう!

さて、今年の通常の夏期講習会は、市区町村によっては夏休みと重ならず、受講ができない方もいらっしゃるかと思います。
また、高校で実施される夏の体験授業も、中止になったり縮小したりしているところも多いようですね。
そこで、新美では、1日単位で参加できる特別講習を実施いたします。
8/9(日)、8/16(日)、8/23(日)の全3回、3回連続でも、各回個別でもご受講いただけます。
詳細/お申込みはこちら ➡ https://www.art-shinbi.com/event/20event-cyugaku-01.html

通常夏期講習はこちら ➡ https://www.art-shinbi.com/season/summer/subject/high_school_exam/index.html



昨年の夏期講習会での生徒作品です。
夏の時点としては相当優秀です。
ですが、毎年夏期から初心者で始める方も多数いますので、初心者の方も安心して受講ください!

一学期の終了、そして間髪入れず夏期講習突入。

暑くなったり、冷え込んだり、今年は天候も落ち着かないです。そして今年はタイトなスケジュールとなっています。コロナのこともあるので、本当に体調の管理をしっかりとしていかなくてはならないですね。

デザイン•工芸科夜間部です。

前回の予告通り、特大デッサンについて報告します。
元々は、夏グラという企画で毎年特大の手のデッサンを描いてもらっていました。特大手のデッサンは、今年で6回目となります。企画する側から、今年はデッサンに注目をした企画にしたいとの要望があり、手だけでなく特大石膏デッサンと油絵科からも参加することとなりました。「デッサン祭」という企画に変貌した形となります。

既に、展示は始まっていますので、ぜひ実物を見に来てほしいです。過去の特大手のデッサンは、今年は外向けのウインドウに飾ってもらいました。(去年のは、横位置といつことで、外されてしまいましたが…。)

大きなデッサンということで、なかなかの労力とプレッシャーがあるかと思います。その中でしっかりと作りあげてくれたことが素晴らしいと思います。制作の講師の方々、ありがとうございました。

制作過程などの動画もあります。

 

通常の授業は終了し、夏期講習会に突入しています。今年は例年のような、インターバル期間はなくなってしまいました。学校のスケジュールも大変でしょうが、こちらもタイトなスケジュールとなっています。

一学期終了時に実技の模擬試験をやりました。例年より短い期間になりましたが、現在の実力をしることで夏期講習会の目標を定めることと、気合を入れることが出来たと思います。正直、厳しい点数となった模擬試験でしたが、ここであきらめず次につなげる糧としてほしいです。

模擬試験の風景写真ではないですが、新宿校から絵のような夕焼けで締めたいと思います。では、また。